『HIKARU UTADA SCIENCE FICTION TOUR 2024』横浜公演に行ってきました。
宇多田ヒカルのライブに行ってきたので軽くメモ書き程度にレポート的なのを書いておこうと思う。
国内アーティストでツアー単体のwikipediaのページがあるのはなかなかレアですね。流石は宇多田ヒカルって感じ。
ガッツリネタバレしてますがレポートより実物が良いと思います。Blu-rayの予約始まってるので読む前に予約を!!!
11月にはU-NEXTでの配信もあります。
さて、本編に移ります。
何とも幸運なことに6年前とツアーに続いての2回連続でのツアー当選となり、8/31にKアリーナで行われたセミファイナル公演に行ってきました。
チケットとか会場とか
今回は前回と比べるとチケットの申し込みがかなり楽だった。
前回は顔写真の事前登録と顔写真認証があったが今回は無し、当選者分のチケットは分配不可だが同行者の事前登録は無く同行者分のチケットは誰にでも譲ることが出来た。2人で申し込んで2人とも当たれば相互を同行者にすると2公演は行けることになる。
というか同行者になるのに制限はない(と思う)ので理論的には全通も可能のはず。
抜群の音響と導線の悪さで噂はよく耳にするKアリーナ。
職場が近くほぼ毎日のように遠目で見ていたがちゃんと現場まで足を運んだは今回が初めてだった。
16:30開始だったので15:50頃に日産グローバルギャラリーを通過。24時間テレビの中継先で有名な場所です。まだ放送前の時間帯だったけどそらじろうが撮影会してた。
帰りは虹のコンキスタドールがチャリティーオークションやってた。
スムーズに入場できるかと思ったら日産通過後の歩道橋を降りるあたりで行列になりストップ……完全に計算ミス。
15:00入場開始、16:30開演の整理番号無しのフリー入場だったので油断しましたね。座席は当日までわからないにしても会場の大きさ的にもある程度入場時間は区切ってほしいところ。天気も悪く、グッズの先行通販もしっかりとあったので結構ギリギリに到着するタイプの人が多かったみたい。
会場の飲食や物販ブースも16:25くらいまでしっかり混んでたし、開演もたぶん5~10分押したと思う。
ギリギリの入場になったがLEVEL7までエスカレータと階段で上ってもどうにかビールとグッズとLPを購入する時間はあった。
飲み物オンリー(アルコールのみ)のレジがあったのは助かった。
セトリ
ツアーも終わったので最初にセトリを載せておきます。
ざっくり感想
セットは砂丘っぽいのをイメージしてたと思う。肉眼では雲か砂かわからなかった。LEVEL7はかなり遠かった…ステージ上には3つほどの島型のステージがあり、左からバンドメンバ、宇多田ヒカル、バンドメンバの配列で基本はセンターで歌う形だったが結構走り回ってた。
各メンバーがいる島型のステージの後ろに直方体のビルのような構造物状のディスプレイが8つほどあり、ステージ両脇にスクリーンがあった。
あとはステージから飛び出した花道とサブステージがある構成。
今回の横浜公演は今までの公演と違い配信、販売が決定したうえで行われたためスマホでの撮影が不可。カメラはそれなりに入っていたが基本はアリーナ目線レベルからの撮影だったと思う。あまり上の方からのカットは無く周りにカメラは無かった。
カメラドリーのレールが3列に分かれて配置されていた。この規模の会場はなかなか行くことがないのでわからないが結構大がかりだったと思う。
フェスの大会場も大体最前に1台程度なので結構豪華な感じだった。
さて、ステージ構成や撮影周りの話を一通り書いたので楽曲移る。
オープニングナンバーはtime will tell。
ツアー初日からネット上にはセトリがあふれてたし、まぁちらっと見て知ってはいたんですが1曲目から圧巻でしたね。いきなり前回のツアーでは歌って無い曲でしたしありがたい。
正直、セトリを知っている程度の情報で何か評価が下がったり、面白みが半減するなんて次元ではないので何も問題なかったですね。
光、キンハーは世代だけど当時持ってなかったので後追いでプレイした人間
です。
このゲームも20年以上続くコンテンツとなり、光以外にもキングダムハーツに寄り添った曲を提供し続けた。他のアーティストを見てもゲームと音楽がここまで長く関係を共にしてく作品もなかなか無かったと思います。
DISTANCE m-flo Remix、さすがにこんなものまで聞けるとは思ってなかった。
traveling、23年前の曲になる…????本当に?
当時小5でしたが今まで見たことのないようなCGに度肝を抜かれたことを覚えてる。ラスサビに合わせてサブステージに歩いていく様は本当にMVを見た時のような感覚と重なり非常に良かった。
ここまで手持ちで歌っていたがサブステージに移ってマイクスタンドにセットしてからのFirst Love、前回もでしたがFirst Loveほんとサラッと突然出してきますよね。本編ラストとかに持ってきてもおかしくないと思うけど。
ここからBeautiful World、COLORS、ぼくはくま、Keep Tryin'、Kiss & Cryと高校時代ドンピシャのセットリスト(COLORSだけは古い)
BADモード以降はここ10年の比較的新しめの曲を中心としたセットリスト。One Last Kissも聞けて最高でした。
締めはAutomatic。1曲目のtime will tellとの両A面シングルでデビューしたのでデビューシングル始まり、デビューシングル終わりというベタだが最も美しい形のセットリストになった。
それでもまだ足りないよ……
今回はデビュー25周年のベストアルバムをリリースしてからのツアーだったが個人的には全然曲が足りてない。
もちろん代表曲は歌ったのだが、宇多田ヒカルに至ってはどこまでを代表曲とするかはかなり悩ましいところでもある。
前回のツアーと続けて2回もツアーに参加したのにCan You Keep A Secret?もFlavor Of Lifeも聞けてない。
前者が最後に日本で歌われたのは2006年、後者は活動休止前の2010年のWILD LIFEの2公演のみになる。これは聴けるまでライブ行くのは辞められないな。
さらに付け加えると桜流しは2014年のMステスーパーライブのみで通常のライブでは1度も披露されてない。
BRAHMANを見習って全曲ライブをやってほしい。
MC
最後に軽くMCの話。MCの書き起こしは記憶だよりだとニュアンスがだいぶ変わるのでほんとに軽くだけ触れます。
最終日の模様は配信や円盤でみれるのでそっちを楽しみにしておいてください。
ちょっとたどたどしく茶目っ気のある感じは前回のツアーと変わらず、今回のライブにあたりU-NEXTで配信していたWILD LIEFの映像を見たかオープニング2曲ほど歌ってからの初MCが「準備は良いかお前ら(ちょっと記憶が曖昧)」なんですよね。
あのころに比べるとだいぶ丸くなった印象。人間活動に専念した成果だろうか。活動再開後のインタビューでも二人称が変わったことについて触れられている。
最初のMCパートでは終わって水を飲もうとしたら暗転させられ、トークの内容はアッパースタンドのドリンクホルダーや、オペラグラスの話をしたりとライブの本筋や楽曲の話から脱線しては「こんなの話すつもりではなかったと」「一体何の話をしているんだ」と終始グダグダ感あり…ただ25周年の祝いの言葉(本人もファンも)はしっかりと伝えてくれた。
ちなみにオペラグラスの下りで「私も借りてきてみんなを見ればよかった」と言ってたがどうやら次の日の公演では本当に借りてきたらしい。
まとめ
雑なレポートになってすんません。たぶんいろんな人が書いてるので他の人も読んでください(他力本願)
最後に再度、予約おすすめします!!!
最後に今回のツアーは岸田さんが写真撮っていたことが最高にうれしかったです。