夏アニメ序盤感想(ラブコメ編)

7月中旬になり一通り夏アニメも出揃ってきたので序盤の感想を書いていきます。

今期はいいタイミングで会社の創業記念日があり4連休になったので、珍しく放送中の1~2話を20本近くを視聴しました。
本数が多いので今回はラブコメに絞って書いていきます。

目次の括弧内は執筆時点での視聴話数です。
併せて原作情報も載せているのでチェックしてみてください。


・2.5次元の誘惑(2話)

初期はジャンプラで読んではいたが5年も前で最近は全く読んでいなかったのでほぼ初見のような気持ちで見た。
現時点では可もなく不可もなく王道のラブコメって感じでした。

本当に可もなく不可もなくなので今のところあんま書くことないんですよね…嫌いじゃないので一応続きも見るつもりです。
しかし、連続2クールか…これは結構持つか不安(こっちがもつか)

・原作情報


・負けヒロインが多すぎる!(1話)

負けヒロインが多すぎる!、通称"マケイン"です。記憶が正しければ昨年のアニプレックスの発表はかなり力が入ってるものでしたし、かなり注目していた一作でした。ラノベは1巻だけ読んでて、コミカライズも序盤は読みました。

今期はラノベ原作のラブコメが多い印象ですがその中でも突き抜けてアニメーションとして面白かったです。

青髪=負けヒロインという印象は多くの人が持ってると思う。
第1の負けヒロインである八奈見が振られた次の日から続く画面映えする青空のシーンがとりあえず多いのが印象的だった。
ところどころ木造部分がある校舎や屋外の水道などちょっと古さと薄暗さのある風景、日の当たらないところで昼食をとる二人が青空とは対照的であり、好きな人に振られた後に都合よく雨なんて降らずに日常が続く中のちょっと陰った描写がよかった。

全体的な色合いも落ち着いてた中からの屋上での竹輪……竹輪がとっても売れそうですね。
公開された美術ボードからも空を含めた背景に力が入ってることが伺える。

あと特筆すべきはEDの曲&映像ですかね、特に映像には驚きました。

10年ちょっとぶりにTVでセルアニメを使っていると、もはやロストテクノロジーに近いものと8mmで撮影した実写の合成。そのほかにも実写の爆竹だったり、スモーク、ネオン管とかなりの詰め合わせでびっくりした。
メイキングも公開されてましたがこのレベルで1クール作り続けるつもりだろうか???

週替りEDという情報は出てるが映像も変わるようならこれを無視して語ることは出来なくなりそうなくらいには衝撃的だった。
ED製作に8か月かかってるとか……

過去の記事でも書いたことがあるがLOVE2000は現時点でも家にある、数少ない2000年代のCDなのでこんなところで聴ける日が来て嬉しい限りでした。今後のカバー曲、カバーアルバムも楽しみなところです。


・原作情報


・時々ボソッとロシア語でデレる隣のアーリャさん(2話)

こちらもタイトルのまま、アーリャさんが時々ロシア語でデレます。
マケインが絵で見せる青春とするなら、こちらは脚や着替えやら妹やらフェティッシュな映像の連発って感じで現状一番ラブコメやってんなって思う。
何故か舞台が川崎、検索した感じからすると原作では別にラゾーナと言及されてるわけではなく映像化に際してモデルのショッピングモールとしてピックアップされた感じがするので本当になぜか川崎、街並みの隅々まで川崎って感じでもなさそうだが川崎アニメが連発されると川崎の血が騒ぎます(母が川崎出身)

アーリャさんより妹の方がキャラ濃くて面白い、そして演技も良い。
横の画面を縦につかったのは結構斬新で1カットで通常の画面に戻る。インパクトもあり明らかにTikTokやYoutube Shortあたりを意識した作りだろうと思ったらしっかりと公式から提供されていた。

・原作情報


・義妹生活(2話)

タイトルからは継母の連れ子的な展開でどちらかというとドタバタラブコメを予想していたが全くの別物だった。
今のところラブでもコメでも無い、カット数の少なさと何処か家庭内を覗いてるようなカメラアングルが多いことから他人の家庭事情を盗み見てる記録映像に近いかと思う。合わない人にはとことん合わない作品のように感じるが逆に新しい映像として面白さを感じている。

ちょっと前に実際のオタサーの姫はこんな感じですみたいな所謂パブリックイメージと反対の画像がバズってたがそれに近い感じがする。ラノベやアニメで知り得ている義妹のイメージと実際は違う全然違います!みたいな。

ロシデレの妹は実妹だったがむしろ向こうの方がイメージとしての義妹に近く、最低限の落ち着いたトーンの会話からこっちの方が実の兄妹と言われても不思議ではない。

ストーリーの展開としては今のところ日付のスキップが無く、同居してからの様子が毎日淡々と描写されている。風呂を溜めなおす給湯器の描写だったり、電気のスイッチがわからない様子などかなりリアリティのあるシーンが多かった。私も妻の実家の電気のスイッチ位置を未だに把握できてないところがある。
ちなみに1話は主人公2人に続いて3人目にクレジットされてたのは給湯器だった。

2話のトラックのシーンや、傘のシーンはちょっとわかりにくかった印象があるが意図的らしく3話でちゃんとわかるっぽい。

映像に加えて劇伴もかなり新鮮味を感じた。近い雰囲気は青ブタの
fcpあたりだと思うが、あまりアニメでは聞かないタイプのアンビエントな雰囲気があり、実写映画の感じが出てた。
音楽の担当はCITOCA(無名?新人?)で制作は株式会社one cushionとなってる。
この会社ルックバックの劇伴を務めたharuka nakamuraのマネジメントを行っている会社です。義妹とルックバック、雰囲気としては結構近くCITOCAは別名義の可能性があると思ってる。

・原作情報


・疑似ハーレム(2話)

早見さんの無双アニメ。
現時点では2人の間に他の人がほぼ介入してこないので結構不思議な作品だなと言う印象。
いつも通りあの感じでやりとりしてるとこに部長とかが「お前ら何やってるの」的なツッコミを入れて来たりするのだろうか?
それともこの2人だけの疑似ハーレムが1クール続いていくのだろうか。

早見さん好きには必見、他にこれを演じられる人はいるのだろうか……オーディション風景が気になって仕方ない。

・原作情報


・まとめ

五等分の花嫁完結後くらいから全然ラブコメ見れて無くてホリミヤの2期も女神のカフェテラスの1期も途中で投げ出してしまったのだけど連休に過剰摂取したら意外とまだ見れました。

私、まだラブコメ卒業してません!!!!

感想の分量でお分かりの通りマケイン、ロシデレ、義妹生活が気に入ってます。


マケインはドラマCD風のオーディオブックもおすすめです。
プライムデーに合わせてAudibleの無料キャンペーン拡大中ですので結構長く楽しめると思います。
今回触れてない作品では物語シリーズや小市民シリーズ(8月配信予定)のオーディオブックもあります。

以上!!!!


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しょう
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