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Netflixオリジナル映画「タイムカット」 感想

Netflixで配信されていた「タイムカット」と言う映画を見ました。

感想を書くか悩みましたが、愛犬がドッグマッサージを受けてる40分暇なので感想を書き上げたいと思います。


では、40分一本勝負です!



あらすじ

2024年から2003年にタイムスリップしてしまった女子高生は、仮面をつけた殺人鬼に殺される前の元気な姿の姉と出会う。 果たして彼女は、未来を壊すことなく過去を変えることができるのか? 「アウターバンクス」のマディソン・ベイリー、「ジニー&ジョージア」のアントニア・ジェントリー、グリフィン・グラック出演。

タイムトラベルとシリアルキラームービーの合わせ技映画です。
ハッピー・デス・デイっぽいと思われるかもしれないですが、本作もハッピー・デス・デイと同じくクリストファー・ランドン製作でした。

・タイムリープと殺人鬼がハッピー・デス・デイ
・入れ替わりと殺人鬼がザ・スイッチ
・タイムトラベル(タイムマシン)と殺人鬼がタイムカット

ってな感じですね。

未視聴なのですが昨年アマプラで配信されたハロウィン・キラー!とかなりあらすじが似通ってることがFilmarksなどで指摘されています。時間があったら見てみたい。


感想

犯人が誰かまでは言及はしませんが、若干のネタバレを含みますのでご注意ください。

90分なのでサクッと見れる点は良かったと思う、短いが故にタイムマシンやタイムトラベルの説明に関してはかなりざっくりとしていた印象。殺人鬼とのサスペンスにちょっと強引にタイムトラベル要素を追加した感じ否めないです。

展開としてはベタになってしまいますが、タイムトラベル無しでも面白いシリアルキラームービーになったかと思う。

本作は2024年から2003年へのタイムトラベルだったのだが、過去パートにあたる部分が2003年とまさか自分の中学時代になる作品が出てくるとはって感じで懐かしさはあった。
ティーザービジュアルからもわかるようなレトロ感ありましたね。

平成もレトロならCDもレトロですよ…ついこの間までガーディアンズでカセットがレトロだと言ってたのに……カセットの方はレコードと一緒に復活してる感あるけどCDは難しいかな。
流れる曲はアヴリル・ラヴィーンやらヒラリー・ダフやら世代からすると懐かしさ爆発選曲だった。

この時代の学校の空気感はかなりサム・ライミ版のスパイダーマンに教えてもらった感じがするので古臭さよりこちらも懐かしさが勝った感じ。


ここからちょっとネタバレ多めでタイムトラベルについて書いていく。

あらすじの通り、主人公のルーシーは偶然タイムマシンを発見し、ひょんなことから姉が殺人鬼に殺される前の2003年にタイムトラベルするところから始まる。2024年時点で高校生のルーシーはまだ生まれてもいない。

タイムトラベルものではタイムパラドックスを防ぐために過去改変にあたることは禁忌とされるケースが多いが、本作では姉を殺人鬼から救う事を目標とするためそこに対して真っ向から挑む形になる。本作同様に過去改変を目的とする作品も少なくはないし、シュタゲやアベンジャーズエンドゲームはまさにそのような作品になる。

こうなると普通タイムパラドックス云々の話でストーリーはややこしくなるはずなんだがそこは全無視!!

とりあえず姉を助ける、犯人を探すことに注力する。故にタイムトラベルが原因で悪い方に転がっても前に進み続ける。元の時間軸では犠牲者ではなかったモールの警備員がやられてしまうが…やってしまったが仕方ないという落とし所になったり……

タイムマシンが使われる回数も多くはなく、断片的に問題を解決出来たところと諦めたところがが出てくる。こ時間軸として切り刻まれた一つの結末を見るという意味ではタイムカットというタイトルはまさにそのものとも言えるかもしれない。

姉は救える、姉の友達は救えない、警備員は新たな犠牲者になる…その時間軸が正史のような扱いになるエンディングとなる。(めちゃネタバレ)結末に不満をもつレビューが多いのも頷ける落とし所だった。

タイムマシンについてもマシンが作られた背景描写がほぼ無い、出所不明だしエネルギーに関しても核技術施設にある何かくらいしかわからない。あとエネルギーの奪取が容易過ぎる。カジュアルに核爆弾とか作れちゃいそうな世界。

面白くなくは無いし、なんかもうちょいやりようがあったのではというコンセプトは面白いけど個人的には脚本が合わなかった作品になった。

まとめ

40分経ったので終わりです!!
アドカレとかマガジンとかいろいろやってます!!!


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しょう
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