児童福祉司を目指しだした理由
昨今のニュースをみててふと思い出した。
中学3年生の頃、ご近所の女の子が学校にこなくなった。
わりと仲良くしてたけど、クラスが違うこともあって交流はさほど。と私は思っていた子
それと同時期に不安定な親友もいた。
学校に来ることが減って、家にはそれをよく思わないお母さん。
出会い系に走って、行方不明になり一時ニュースにもなったことがあった。(未成年だったので匿名でしか報道はなかったけど)
そんな2人が、久々に登校すると数日前に本人から連絡がきた。
中学生生活最後の日の卒業式だった。
双方一緒に登校してほしいとのことで連絡がきたけど
友達と親友のあいだに接点はなく、お互いそんな状況の中、間を取り持つことができなかった未熟な私の選択肢は"どちらか1人を見捨てること"にならざるを得なかった。
当時の私なりにすごく悩んだ。でもどうすることもできなかった。あの当時は。
その後、一緒に登校し卒業式を迎えた方の親友は無事高校に進学し、現在家庭を持ち母親として世間に馴染んでいきている。
もう一方のわたしが見捨てた友人は
2度と私に連絡がくることはなく。
高校にも行かずに、いまもご実家で暮らしている(たまにみかける)ようで
責任を15年間背負っている。
もっとわたしがしっかりしてたら、頭が回ったら、間を取り持つキャラだったら…
2人の力になれたかもしれない。
多少遅れてでも片一方と登校したあともう1人ともう一回登校するとか、いくらでもやり方はあったはずなのに。
きっとこの時の"助けてあげられなくてごめん"が実家に帰るたび視界に入る彼女の家をみるたびに浮かんできて
わたしは児童福祉司になりたいと思ったんだとつい先ほど気がつきました。
正直そんなに蟠りが自分の中にあるとは思っていなくて。
でもニュースをみていてふと自分自身そういうことだったのか!と納得のいく答えが見つかりました。
そろそろ動き出さないと春入学も出遅れちゃうね。