これから高校魅力化コーディネーターになろう、と考えている方へ①
どうも。
京都府で高校魅力化コーディネーターをしているうぇい。こと長谷川です。
気がつけばもう2022年。
noteでは年末のまとめも新年のあいさつもしておりませんが、無事(?)2022年を迎えております。
2021年のまとめはまた年度末が来たら、に譲りまして、今回は、年度末が近いからこそ、ふと、こんな記事をお届けしたいな、と思ったのです。
なお、高校魅力化コーディネーターって、地域によって呼び方は様々だけど、高校でのコーディネーターの総称でここでは、高校魅力化コーディネーターと呼ばせてもらいます。
さらに、高校魅力化コーディネーターってなんぞ?って話はこちらの記事に譲ります。
今回は、京都府で初めて高校魅力化コーディネーターに就いた長谷川の実体験に基づいてのお話なので、以下の人が読むとよいのではないかと思います。
こんな人にオススメ
高校魅力化コーディネーターに興味がある人。何なら結構真剣に考えている人。
まだ高校魅力化コーディネーターがそんなに浸透していない地域のコーディネーターを考えている人。(前任者が居ない、とか、まだコーディネーター配置して数年しか経っていないとか)
今回の記事のざっとした内容
コーディネーターは有期雇用のことが多い。
自分がどんな働き方をしたいかは頭の片隅に常に置いておく。
先を考えておく方がいい。でも、考えていなくても大丈夫。
とはいえ、人生真剣に考えておくに越したことはない。
記事を書こうと思った背景
と、いうことで、うちはたった3年しかコーディネーターを経験していないわけですが、地域はもちろん府内で前例がない中で3年いてる人間なので、少しは語れることがあるのではないかな、と思ったと同時に、この3年で何を思い、どうしてきたのか、をお伝えすることが、これからの方々のお役に立ったらな、と思ったわけです。
ちなみに、コーディネーター含め、高校魅力化に関して学ぶなら、書籍もいくつか出ているので先駆者が分かりやすくまとめているそちらを読むこともお勧めします。こちらはあくまでも、私のイチ個人の体験に基づいた話なので。
本は、例えば
とか
とか。
ただ、個人的な感想をお伝えしておくと、経験していると非常に参考になることが多いんだけど、経験していないとわかった気になるだけな気もするので、これらは本当にコーディネーターになる、ってなってから読んでもいいのかもな、と思います。じゃあ言うなよ、って感じやけど。
高校魅力化コーディネーターになることを考えるにあたってみておくこと「雇用期間」
さて。
本題に入ります。
高校魅力化コーディネーターは、大体公立高校に配置されるコーディネーターです。島根県とかはもう中学校とか小学校にもコーディネーターを配置するようになっているけど、全国的に見れば、高校にしか配置していないところが多いのではないかな、と思う。
で、大体は、高校が募集しているというよりは、高校が置かれている自治体が募集をかけていることがほとんどだと思う。その場合、大体の雇用形態は、「地域おこし協力隊」での採用になることが多い。あとは集落支援員とかのパターンもあるし、地域の会計年度任用職員とかのパターンもあると思う。
どういう形で採用されるにしても、大体が任期ありの契約になっているはず。3年かもしれないし、1年ごとの更新かもしれない。どういう形かは雇用形態によるんだけど、まぁ、正規雇用でずっと就職できるものではないと思っていた方がいい。
これは、まだ、世の中的に高校魅力化コーディネーターがちゃんとした職業として認められていないから。定着していない、という方が正しいんかな。
高校魅力化コーディネーターの必要性は間違いなくあるんだけど、じゃあそれを国として、行政としてどこまで認めていくのか、というのはまだまだ議論の余地がある、って感じなんよね。
と、いうことで。
高校魅力化コーディネーターをやろうと思うと、ずっと同じ場所でやり続けるのは中々難しい。ずっとやりたい!という場合は、ある程度地位が確立されている島根県を中心とした中国地方で探すのが良いかと思います。
若しくは、高校魅力化を支援している法人(大体が一般社団法人だと思う)に就職する、という手もあります。
まぁ、でも、やってみんとわからん!というのもあるやろうから、「自分が本当にやりたいのかどうなのか」というのを定めることができる、という意味では有期雇用の形態は有難いとは思う。
ちなみに、うちの場合は、任期のこととかそこまで深く考えてなかったです(;´∀`)まず教育に携われる、ということが一番の目的だったので、任期は二の次だった。関わっていくうちに、「もっとやりたい!」という気持ちが芽生えて、そこからどうやったら残れるのか、を模索していった感じでした。大体、2年目から真剣に考え始めるとよいのではないかと思います。
とはいえ、このご時世、何がどう変わっていくかわからないし、自分だけではどうにもならないことってどうしても出てくるので、残りたくても残れない、ということだって全然あるんだけどね。
簡単なまとめ
高校魅力化コーディネーターは有期雇用のことが多い。
メリット:適正などを見極めることができる。(違ったら次へ切り替えやすい)
デメリット:ずっと続けたくても続けられない。
同じ場所で働き続けたいなら島根県周辺だと比較的確立されている。(とはいえ、ちゃんとリサーチすべし)
やっていく中で、「残りたいか」、「残りたくないか」を決める、というのも一つ。
ただし、「残りたくない」と選択しても、残れないこともある。
と、いうことで、他にも考えた方がいいポイントはいくつかあるんだけど、今回は雇用形態に関してでした。
今度は、「仕事内容」に関してお話したいと思います!
ここまで読んでくれてありがとうござます!
あなたにとって、より良い人生の選択の参考になっていますように!
読んでくださりありがとうございます! 「こいつのこと応援してやってもいいかな」とか「なかなかえぇこと言うやん」って思ってくださった方は投げ銭的な感じでサポートください。泣いて喜びます。 いただいたサポートは、活動費に充てさせていただきます。(使ったら用途は明らかにします!)