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私という人間の不安定さについて書く。

私という人間は、大層不安定な人間である。

正直、シングルマザーとして生きているが「母親になったらいけなかったのでは?」と常日頃、頭を抱えている。

恋愛もうまくいっていない。
精神疾患が薄まってからは、少しだけ感情の波に飲まれる日も減ったが、それでもまだうまくはいかない。

正直に言うと、あとちょっとなんだけどな~?という感じだ。
痒い所に手が届かない、というか。

昔のように、
嵐のような感情の中で、リスカするしか生きる術が見当たらないとか、
泣きながら相手を責めたりだとか、
お互いに怒鳴りあいの大喧嘩をしたりだとか、
鬼電、鬼LINEも…だいぶ…減少した…汗

激しい部分はかなり減った。
それでも知人のお姉さまから「もう大学生の恋愛じゃないんだから」とお𠮟りを受ける程度には、感情的な恋愛をしている。

というか、相手選びがまず悪い。

相手を選ばないで、自分の努力だけで良い恋愛をしようとしても

・不安定な女に寄ってくる男も、だいたい不安定(もしくは何か傷がある)
・どう考えても彼氏のした行動によって自分が不安定になっている。

という部分から、

相手はちゃんと選ぼう!! という当たり前のことが、この年まで分からなかったのだから、笑ってしまう。

精神疾患のときは「こんな私を好きになってくれる人なんていない」と思っていたから、そんな自分を好きになり、好きでいてくれる存在にしがみついていたような気がする。

正常な男はヤバイ女には気づくし、距離を置く。

だから、メンタルが落ち着いて、彼氏より自分の人生を楽しもうと思ったときに良い出会いがある、というのはあながち間違いではないのだろうという、妙な実感がある。

ではなぜ、私がこんなに不安定なのか、という部分に入っていく。

大人の愛着障害


愛着障害とは、幼少期の愛着形成に何らかの問題を抱えている状態のことを指す。

私は、母親から十分な愛情を受けられなかった。基本的に放置されていたので。
母親は自分の親にもしてもらっていないので、やり方が分からないのだろうと思われる。

父親は、仕事ばかりで家庭を顧みない人だった。
父親も親はなかなかの人だったので、頼れずに自力で人生を切り開いてきた人だ。

私の親というのは「親に恵まれず、自分の力で人生を切り開いてきたサバイバー同士」と言える。
ちなみに仲は良くない。

親自身が愛情を注いでもらった機会が少ないから、自らの子に与える愛情も少ない。
うちの両親は人生を自分で切り開いてきた自信があるので、その分だけまだマシなのだろうと思う。

愛着障害とは、以下の通りである(以下抜粋)

大人の愛着障害とは
人が人と付き合う対人関係には人それぞれのパターンがあり、心の奥深いところにある「愛着スタイル」によって支配されていると言っています。
そして、愛着スタイルを「安定型」と「不安定型」に分け、「不安定型」をさらに「不安型」「回避型」「恐れ・回避型」の三つに分類して説明しています。
「不安定型」の愛着スタイルを持つ人は、成人の1/3にも達するといわれています。

https://yokohama-tsuzuki.jp/aichaku.html

●「安定型」の特徴

対人関係でも仕事でも、高い適応能力を持っています。
人としっかりとした深い信頼関係を結ぶことや、相手に対してきちんと自分を主張することができ、不要な衝突は避けられます。
困ったときには上手に人に助けを求めることも、自分で自分を守ることもできます。
健全な自己肯定感も持てるためストレスに強く、うつに陥ることもめったにありません。

●「不安定型」―「不安型」の特徴

いつも人に気を使っているので疲れています。
上司や同僚だけでなく、自分の恋人や家族に対してまで、相手の顔色を異常に気にします。
自己アピールがうまくできず、本心を抑えて人に合わせようとしますが、そういう自分に自己嫌悪感を持っているので、相手の反応をつい悪い方に取ってしまいがちです。
また、「人に嫌われたくない」「人に受け入れてもらいたい」という欲求が強いため、気遣いしすぎる上に、人にも同じくらいの気遣いを求めて空回りしてしまいます。
強く相手を求めているのに拒絶されるのが怖くて、逆に相手を拒絶してしまうこともあります。

●「不安定型」―「回避型」の特徴

距離を置いた対人関係を好み、親密さは重みに感じてしまいます。
縛られたくないので人に依存もしない代わりに、人から依存されることを迷惑と感じます。
仲間と一緒にいても否定的な意見が多く、自分に責任がかかることを避けようとします。
人とぶつかることが嫌いで、一歩引いて衝突を避けることが多いのに、人の気持ちに無頓着なため、急に攻撃的になって相手を傷つけてしまうこともあります。
人に悩みを相談されたとしても、共感ができないため、関心がないように見えてしまいます。

●「不安定型」―「恐れ・回避型」の特徴

「不安型」と「回避型」のいずれも強い人が、「恐れ・回避型」です。
「安定型」以外の愛着スタイルの人は抑うつ気分に陥りやすく、人間関係も器用にできないことから適応障害も発症しやすくなります。

(抜粋終わり)


私は不安定型-不安型なので、会ってくれない人、連絡がマメでない人は割と無理だし、話し合えない人、回避型の方はまずもって無理になる。

とは言え、相手に求めてばかりいたら、相手が疲弊して恋愛は終わってしまう。そりゃあ当たり前に。

ということで、私は「不安型」から「獲得安定型」になるべく、今は自分磨きを頑張っているところなのである。

全然うまくはいっていないですけど。

では、具体的にどういうことをするか、という点。


1.安全基地を作る


安全基地というのは、
「心細いとき、そのことを素直に話せて、頼ることができる人のこと。安全基地に頼ると、安心したり、もう一度やってみようと思ったりできる存在」のことだ。

現実的な「大人の安全基地は、自分と違うものをもって生まれていても、自分と違う環境で育ち、自分と違う営みをしてきていても、自分の気持ちを無条件に受け止めてくれる人」だ。共感とは違う。自分とは違う気持ちを持つ人の存在を認められるかだ。

とりあえず「安定型」の師匠を持っているので、その人に弟子入りすることにした。

とにかく全肯定してくれる最高の人。どんな状態の私でも嫌いにならないし、どんな状態でも私を見捨てないでいてくれている。
私が十代の頃からのお付き合いで、一時まったく連絡しなかったのに、今でも変わらず接してくれる女神のような方。

本当に人には恵まれており、ありがたさしかない。
この人を私にとっての「安全基地」にしようと決めた。

2.客観的な視点を持つ


愛着障害にありがちなのが
「感情」に振り回されることだと思う。
自分の視点で見たものがすべてになり、相手の気持ちや状況なんて関係なくなってしまう。
難しい言葉で言えば「認知の歪み」である。

連絡が返ってこない → 私のことが嫌いになったんだ
これが典型的な不安型のパターンで、

連絡が返ってこない → 忙しいんだろう 
というのが、安定型なんだろ…(投げやり)

事実だけ見れば「連絡が返ってこない」だけだ。
嫌いだとか、別れようとか、そんなこと相手は一言も言っていない。

なのにそれを勝手に自分の感情や不安と結び付けて、

私のこと嫌いになったんだ
私のこと飽きたんだ
私のことなんてどうでもいいんだ
私なんて価値が無いんだ

という結論を出しているのが、不安型の思考のクセなのだろう。

なので、
感情的なときはとことん書き出すこと。
それが本当か?を考えること。違うパターンは考えられないのかを、書いていく。

3.マインドフルネス(瞑想)に挑戦していく


なんか瞑想がめっちゃいいらしい。

はじめはうまくできないらしいけれど、練習していくうちにうまくなれるんじゃないかと思うので、
何事も挑戦かなと思っている。


不安定型はダメじゃない!!


ちなみに、不安定型は女性に多いし、成人の1/3はそうらしい。だから、不安定型がダメとか、そういう話ではないということはお伝えしておきたい。

ただ、

私はもう不安型を辞めたい。


それだけ。

正直、精神疾患を直すために受けてきたカウンセリング、自分の学びを含めて

「いま自分が何をしているのか」が頭で理解できてくると、

「どうしてこんなことをしているのか」というのが非常に苦痛になる。

だって誰にとっても良いことがない。

感情に振り回されて苦しい私も、
それをぶつけられる彼氏も、
それで相談される周りも、誰も得をしない。

自分がしている行動が

自分が自分の感情に飲まれているだけ、
その状態で行った判断は正しくない、
認知が歪んでいるだけで自分を苦しめている事象はどこにも発生していない、
思考のクセであり現実は違う、

というのに気づいてくると、より苦痛が増える。

感情の嵐の中にいるときにはどうしようもないが、冷静になったときに、ひどい後悔や罪悪感が襲う。
相手にそれをぶつけてしまったときは、もう最悪だ。

安定型の人と付き合うことで、安定型になるルートが魅力的だが、
この状態(不安型)で出会える相手が、
安定型である確率も少ない、という負のループ。

だからこそ、もういい加減、この不安型を卒業したい。
自分を大事にして、相手を大事にする恋愛をしたい。そう思っている。

私の治療の過程は以下のとおり。

精神疾患を治療
   ↓
その知識で自分の状態についての理解が進む
   ↓
若干良くなるが、どこが悪いのか分かるようになる
   ↓
そしてまた治療

という感じ。

こういう時、親子関係が問題なかった人がうらやましい。
だってこの過程を踏まないで済むんでしょう?
元から安定型の人が本当にうらやましい。

でも、羨ましい、って言葉は「自分がなれないと思っていること」には使わないらしいから、

「私はそれになれる可能性がある」んだと私は思っている。

だからこれからも行動していくし、前に進んでいく。

占いで30~55まで学びだよ、って言われたけど、
よくよく考えたらカウンセリング始めたの30歳じゃないかな。

なるほど~55まで続くの~???

しんど~~~~笑

ということで、私が安定型を獲得したら、絶対有料noteにしてやるからなと思った。

学びは続くよ、どこまでも…笑

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