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深く傷ついた心の寄り添い方。

有料記事を多く書くのも今年の目標なので、有料記事を書いていきます。

私は不倫をされて離婚をしました。

私が離婚をしたときは、もう心も体もグチャグチャでした。
食べられなくなって筋肉も溶けて瘦せ細った体、何度も何度も信じて裏切られて傷だらけになった心。
その両方を抱えて、どうやって生きていこうかと悩みました。
この心が癒される日など無いのだと思っていました。

私は元旦那に何度も裏切られてきました。
一度目も、二度目も、許すことにしました。身内にも見放されても、それでも一緒にいることを選びました。

それが愛だったのかはわかりません。
どんどん疑心暗鬼になっていく自分を止められず、いろんなことを束縛したりしました。

本当にやり直したいと思っていたのに、不倫された事実がどうしても許せない自分がそこにいました。
結局、耐えきれなくなって離婚した結果、一人ぼっちでボロボロの自分だけが残りました。

今回はそんな一人ぼっちの私が、どうやって傷を癒して、今ここに立っているかをお話したいと思います。


やり直したいと思ったときに本当に必要だったこと

やり直したいと思ったとき、私はいろんなネット記事を見たし、この自分とどう付き合っていけばいいのかをよく考えていました。

その中で一番心に響いたのは「不倫をされた側は、その傷を抱えたまま、旦那さんと向き合っていかなければなりません」という言葉でした。

ネットで何か読んだときって、その時はとっても気づかされるし、そうしていこうって前向きな気持ちになれますよね。
でも、持続しないんです。
やっぱり付け焼刃の知識では、自分が完全に癒されることはありません。

ではどうするべきなのか。

とにかく自分の気持ちだけを掘り下げることをします。


一人で。

傷を抱えたまま生きていくために、まずはどうして傷が痛んでいるのかを知る必要があります。
膿んでいるのか、それとも出血が止まらないのか、それとも、何度も同じ場所を自分がわざと切り付けているのか、です。

多分、ほとんどの人が一番最後の行動を行っていると思います。

なぜなら「不倫をされた可哀そうな私」でいることは、旦那を永遠に責めることができる「最高のカード」だからです。

まず、ここから抜け出さない限りは、旦那さんとの関係修復は無理だと心得ましょう。
どんなに苦しくても「自分がされた嫌なこと」を思い出し続けている限りは、状況は好転しません。

じゃあどうしろって言うのよ、と思うと思います。
まずは「思い出すことを辞める」ことです。
あなたが思い出している限り、あなたの心は旦那さんと不倫相手で埋め尽くされているのです。
自分の人生なのに、他人のことばかり考えていることになります。
あなたの人生はあなたのものなのに、誰かに乗っ取られている…しかもそれが自分を一番苦しめた人間なんて、一番むかつきませんか。

だから「思い出すことを辞める」んです。

それから「自分が一番好きなこと」をします。

多分、これが一番難しいことのように思います。
傷ついているときって、楽しいことを考えるのがとっても難しいです。
自分のダメなところや、相手の嫌なところは無尽蔵に探せるのに、
自分の好きなことや、いいところは、まったくと言っていいほど思い浮かびません

だからこそ今一度「自分を取り戻す」時間を作る必要があります。

どうやって「自分を取り戻す」のか。

一番簡単な方法は、先ほど書いたように
 自分の一番好きなことをすることです。
 ・ずっと行きたかった旅行に行ってみる
 ・ずっとやりたかったことをしてみる
 ・なんとなく申し訳なくてできなかったことを思い切ってやってみる

 もっと簡単なことでもいいです。 

 ・食べたかったケーキを食べてみる
 ・欲しかった服を買ってみる
 ・ひとりでコーヒー店に入って、ただぼんやりコーヒーを楽しむ
 ・ひたすらゲームをしてみる
 ・ひたすら寝てみる
 ・家事をやらない日を作ってみる
 ・お夕飯を作らない日を作ってみる

 どんなささやかなことでもいいから、
 したい!と思ったことをしてみてください。

 多分、あなたは妻になってから、いろんなことを我慢していたんじゃないかと思います
 それをほんのちょっとだけ解放してあげてほしいんです。

 つまり「自分も好き勝手してみて」欲しいのです。

 そんなこと言ってもお金がかかるし…もったいないし…
 と思う方もいらっしゃると思います。

 でも、自分の一大事にお金が使えなくてどうしますか??

 これから生きていくために必要なお金だと思って、まずは少額でいいので「自分のためにお金を使って」ください。
 それもまた、自分を取り戻すために必要なことです。

 大切なのは「誰かのために」ではなく「自分のために」行うことです。

 かわいい服を着て、旦那にもう一度かわいいって言ってほしい。
 ダイエットをして旦那にもう一度好きになってもらいたい。
 旦那が好きだったケーキ屋さんに行ってケーキを買ってきたい。
 
 そういうのはいったん投げ捨てましょう。

 好きなケーキは自分だけが食べてしまえばいいです。
 自分の好きな服を買って着ればいいです。
 自分の体を綺麗にするためにダイエットするのも全然いいです。

 とにかく主軸を「自分」に戻すことが一番大切です。

 私が実際に行った自分へのご褒美はこんな感じでした。
 
 ・遠いけどおいしいパン屋さんでパンを買う
 ・行ってみたかったコーヒー店でコーヒーを一杯だけ飲む。
 ・欲しかったピアスを3COINSで買う。
 ・海をひとりで見に行く
 
 最初はささやかでしたが、次第にちょっと大きく使っても見ています。
 ・好きな服を買ってみる。それを着て出かけてみる。
 ・欲しかった靴を買ってみる。それを履いてでかけてみる。
 ・欲しかったライブDVDを買ってみる。
 ・ちょっと高いダイエット器具を購入してみる。
 ・サプリメントを買ってみる。
 ・ちょっと高い化粧水を買ってみる。
 ・ちょっとお金をかけて、髪の毛にインナーカラーを入れてみる。

 そうしているうちに、鏡の向こうの自分が少しづつ好きになってきました。
 私は無意識にいろんなものを我慢していたんですね。

「自分を取り戻していく」と、自分がどうしたいかが見えてきます。

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