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踊ること

踊ることは、


これは、私にとって、いつも自然にすることであって、なんの理由もなく、ただただ自然に欲しているのです。


そこに音楽があれば、なおさらです。


私は踊りについて、あまりむずかしく考えたくないのですが、体を動かすという初歩的なことから、すべては始まっていると思います。


それは、子供の頃からの習性など大きいと思います。


私は動き回る子でした。ちょっと目を離すと、走ってどこかへ行っていなくなってしまって大変だったそうです。犬の首輪があったらつけたかったそうです。


そんな話をよく聞いているので、母の大変さが身に沁みます。


小学校一年生から三年生までの三年間だけ、家の隣りのバレエスクールでモダンバレエをやってました。幼少の頃、祖母に抱っこされて見学に行っていたり、子供部屋の隣りがバレエスクールだったので、いつも音楽が聴こえてきてたり、楽しそうなざわつきを感じたり、とても自然な流れで始めました。やりたくなるのは子供心に自然なことだと思います。


モダンバレエとトゥシューズの関係が今だによくわからないのですが、先生はステージでは裸足で踊ってました。画びょうを踏んでしまい、それでも踊り続けたエピソードを聞いたことをよく憶えています。


レッスンでは、年数が経ち慣れてくると、トゥシューズを履きます。先生の試験を受けて、合格したらです。私の夢は赤いトゥシューズでした。それが、今記憶してる限り、赤を履いてる子はあまりいなかったのです。みんな決められたように、白か薄いピンクでした。自分でもどうして赤になったのかまったくわからないのですが。とにかく夢でした。そして、やっと合格して赤いトゥシューズを履いてレッスン受けて、いつの間にかあっさりとやめてしまいました。理由は、夢は叶ったからです。こう、思ったことはよく憶えています。


でも、発表会の写真が残っているだけで、スクールで踊ってるとこはほとんど憶えてないです。いつも母が夕飯を作っているとき、私はひとりでレコードをかけて、居間で踊ってました。自分で勝手に好きなように。いつもそんなでした。


今もあまり、やってること変わってないです。台所や部屋で、いつものことです。皿洗いしながらとか。ジャズに刺激されることが多いようです。でも、何でもいいです。気分です。上手いわけでもなく、表現でもなく、好きでやってるだけです。


幼い頃の習慣は続いていくのがふつうなんでしょうか?よくわからないですが。


こんなこと、知りたいです。


私は踊っていると楽しいし、気分はいいし、運動になるし、体はやわらかくなるし、言うことなしです。


本能のままに。




それでは、またお会いできますように。
ありがとうございました。


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