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ディズニーシーで今どきのフードプリント技術に触れる
先日ディズニーシーに行った際、ミラコスタ内の中華料理店「シルクロードガーデン」でランチをしました。
ちょうど春のイベントをやっていたので、『”ダッフィー&フレンズのカム・ファインド・スプリング!” カントニーズランチ』を注文。
ディズニーでは子どもが食べられる程度の辛さで味付けがされているので、辛いものが苦手な私でもエビチリが食べられます。
頭の中で『キングダム』の王宮を思い浮かべながら柱の中華っぽいレリーフを眺め、しかし目の前にはダッフィーやシェリーメイのかわいいイラストが存在するという、二元的な空間の中で食べるランチ。
ディズニーシーはリアルとファンタジーが相互作用する世界なので、ミラコスタの中だろうとそれは引き継がれています。
食事も終盤、デザートプレートが目の前に置かれた時、私は思わず店員さん(ディズニーなのでキャストさんと言うべきか)に聞いてしまいました。
「これ、食べられるんですか?」と。
私が指した「これ」とは、お皿に飾られたイラストプレートのことです。
食事のお皿には基本的に食べられないものは置いていないはず。
しかし、どう見たって紙に印刷されたとしか思えませんでした。
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「もちろんでございます」
キャストさんは微笑みながら答えてくれました。
私はもう長年オタクをやっているので、世間ではキャラクターのイラスト付きケーキなんていうものが売られているのも知っています。
キャラクターが印刷されたマカロンも食べたことがあります。
しかし私が記憶しているグッズ系マカロンに印刷された絵はもっとぼやけて精細さが欠けていて、それでも「まあグッズだからこんなもんだよね」と、納得しながら食べるものでした。
しかしこのチョコレートプレートはどうでしょう。
高精細で印刷されたイラストで、紙に印刷されたものとほぼ遜色がありません。
しかもダイカット。
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私がキャラクターグッズ系のマカロンを食べたのはもう5年以上前のこと。
なんということでしょう。
フードプリンターがこんなにも進化しているとは。
調べてみると、紙の印刷と同じようにAmazonでフードプリンターは売ってるし、それ専用の食用インクカートリッジなんていうのも発売されていました。
Amazon、本当になんでも売ってる。
ランチコースの金額はそんなに安いものではありませんでしたが、この印刷技術を見れただけでも十分です。
もしかしたら今どきのキャラクター系ケーキがいろいろなコンテンツで需要があるのは、このレベルの印刷技術で提供されているからかもしれません。
私がこんなに高精細なフードプリント技術に感動しているのも、実は他の人にしてみたら今更なことかもしれないけど、私はとても驚きました。
これはもしかしたらそのうちキャラクター系のケーキを買うべきなのかもしれません。
刀剣乱舞もブレイバーンも発売されていることですから。
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