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刀剣乱舞が二次創作に優しすぎたと実感したこと

二次創作界隈に長年いて、読み専から自分でも書くようになって数年。
今は目下刀剣乱舞の二次創作界隈に沼っています。
刀剣乱舞は配信された翌日には始めていたのですが、その時はハマりきれなくて放置していたり、たまにログインしたり、という状態だったのですが、髭切っていうキャラクターという推しが決まってからはあれよあれよという間に毎日ログインするしグッズ買うし二次創作するし、という状態になってしまいました。

二次創作をするに当たって、その界隈のことを少し調べたりすると、このジャンルがわりと優しいことに気が付きます。

二次創作は公式がNG出してる作品もあるし、黙認しているところ(これがほとんど)もあって様々な対応をされている中、刀剣乱舞は公式がゴーサイン出してる稀有な存在です。

それに加えて世界観が優しい。
ゲームの中で刀剣男士たちは、それぞれの主(プレーヤー)のもと、本丸で生活をしています。
この本丸というのがそんなにガチガチに世界観を固めていないということもあって、本丸がどういうものかの想像が自由とされています。

そのため、二次創作でもいろいろな本丸が出てきます。
ブラック企業のような本丸とか、SF世界のような本丸もあったり。
アニメでも「とある本丸のとある刀剣男士による」というキーフレーズがあります。
そのため、アニメの設定さえも踏襲しなくても良いのですね。
ミュージカルもステージも、それはその本丸で行われている出来事なので、真似する必要はないです。

原作の世界観を踏襲するというのは二次創作の世界ではとても重要で、準拠しようとすると設定資料集は手放せないし、SFなら「光学迷彩とはなにか」「VRでどこまでできるか」などを調べたり考えたりしないとならないのですが、この作品だと自分の得意な世界観で想像することが可能です。

人間関係さえも固執しなくても良いし、自由に広げられるのも良いところ。
まあ二次創作なのでBLカップリングも多くあるわけですが、自由度高すぎてマイナーカプもいっぱいあったりします。
ある同人誌即売会に行ったら東京ビッグサイトの東456ホールの3分の2くらいが刀剣乱舞だった時にはびっくりしてしまいました。
その中にはBLもあれば腐ってないギャグ本やシリアス本までいろいろ。
みなさんの想像力が遺憾なく発揮されていました。
けどそれが基本的に公式がやっていいよ、という範囲内でおこなわれているというのが本当に優しい世界。

想像力が鍛えられるともいえるので、みんないろいろ考えたら良いと思うんです。
刀剣男士の基本の性格からいかに派生させることができるか、枠を広げることができるか、ストッパーを考えずにやってみるのも楽しいだろうな、と思ってます。

二次創作するのは楽しいぞ。

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きんじょう めぐ
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