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大河ドラマ「光る君へ」のこと

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「光る君へ」のことを書きました
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記事一覧

【感想】光る君へ  第48回「物語の先に」

とても良い最終回でした。 道長は戦のない時代を守ったとまひろは言いましたが、道長の死から…

【感想】光る君へ  第47回「哀しくとも」

先週の予告で倫子様が「気付いてないとでも思った?」って戦慄の言葉を発していて、これはてっ…

【感想】光る君へ  第46回「刀伊の入寇」

先週までの雅やかな雰囲気はどこに行ったのか。 今週は大陸文化が色濃い太宰府がメインの舞台…

【感想】光る君へ  第45回「はばたき」

ついに『源氏物語』の執筆が終了。 お疲れ様でした。 物語を完結させることはとても大変なこと…

【感想】光る君へ  第44回「望月の夜」

放送日の本日は満月です。 望月の夜に道長の「望月の歌」の回となりました。 長年の友人、公…

【感想】光る君へ  第43回「輝きののちに」

あっという間に退場の気配を見せる三条天皇。 実資が道長に「左大臣殿の政とは?」と問いただ…

【感想】光る君へ  第42回「川辺の誓い」

「雲隠」のタイトルにちなみ、表舞台から姿を消したのは道長だけかと思っていましたが、まひろもまた表舞台から消えていたのですね。 「隠れる」というのは言葉は、帝が亡くなった時に「帝がお隠れに」という使い方もあるように、尊い人の死を意味していました。 『源氏物語』ではこの「雲隠」を境に光源氏が亡くなっています。 これまでの道長とまひろは一旦死に、来週からはまた新たな2人となるのかもしれません。 道長は宇治での療養中に死を意識していたことでしょう。 道長としては自身の死のあとも生き

【感想】光る君へ  第41回「揺らぎ」

三条天皇 vs 道長、始まりました。 三条天皇は道長を丁重に扱うように見せて、自分が信頼する…

【感想】光る君へ  第40回「君を置きて」

サブタイトルで察していた人はいたと思いますが、一条天皇(院)が崩御されました。 この作品…

【感想】光る君へ  第39回「とだえぬ絆」

のぶのりーーーー! 癒しが退場しました。 姉上とのコミカルなやり取りが癒しでしかなかった惟…

【感想】光る君へ  第38回「まぶしき闇」

久しぶりにまひろとききょうの邂逅。 ききょうとしては帝の心が定子のものであってほしかった…

【感想】光る君へ  第37回「波紋」

ますます自分の思いを口に出すようになった彰子様。 帝のために源氏物語の装丁本を献上しよう…

【感想】光る君へ  第36回「待ち望まれた日」

祝・彰子様ご懐妊! そして『紫式部日記』実写化おめでとうございます! 『紫式部日記』は彰子…

【感想】光る君へ  第35回「中宮の涙」

御嶽詣の険しい道のりは、彰子様懐妊までの道のりのように険しいものでした。「ファイトーー!! いっぱーーーつ!!」なロッククライミングを経て紺紙金字法華経を奉納した甲斐があったのでしょう、ついに帝が夜のお渡りに……! 女房たちもニコニコで準備。 お髪を整え、着物には香を焚き染める。 この日がようやく来たという気持ちが溢れていました。 彰子様が自ら帝に思いを告げたことが最後の一押しになったけど、道長による御嶽詣、源氏物語や式部の支援のおかげ。 周りから「彰子様とはこう」というイメ