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序章                なぜ、noteを書こうと思ったのか。 

いわゆる、対価が発生する仕事をするようになってから、子育ては人材育成だったということに気づきました。

私の娘は、現在アメリカでエンジニアとして働き始め
私からみると今流行っている言葉を使うとすれば、「キャリア自律している」、または「自律型人材として活躍している」ように見えています。

そのため、なぜこのような生き方を彼女は選択してきているのか知りたくなり、書き出してみることにしました。

まずは簡単な自己紹介から。

17年間、子育て専門で過ごし、現在は、ぼっち企業の代表として「人」に関連する幾つもの役割を担っています。
国内外での子育て経験、地域コミュニティーとの関りを通じ、組織運営、人材育成の根幹を学びました。海外在住時は、異文化に身を置かざるを得ない状況の中、多様な価値観に触れ、これまで湧き起こることのなかった違和感を多く抱きました。このプロセスが、自身にとって人生最大の壁を乗り越える経験となり、この出来事を通じて得た学びや、気づきをビジネスに活かしたいという想いから、プロセス・コンサルタントとして活動しています。

そして私は今、娘の家(アメリカ)に滞在しながらこのnoteを書いています。

ここで1点重要なポイント!
この場は、親としての子育て経験とリーダーとしての部下育成を融合させ、双方に役立つ実践的なアドバイスや洞察をお届けしたいと考えています。
そのため、中学生以上もしくは、小学生の高学年ぐらいのお子様を持つ親もしくは、部下育成を担っているマネージャーを想定して書いております。

多くの親は子供の幸せを願っていると思います。
しかし、親が子供に求める幸せと、子供自身が求めている幸せ、そこには溝が存在していると思っています。

例えば、親は知名度の高い大学に入学して欲しい。一方、子ども自身はどの大学に行きたいのか自分でも分かっていない。さらに、大学への進学が当たり前だと思い疑うことすらしていない。

このような状況で親が子供に行うであろう関わり方は、

例えば、文句を言わず言われたことをやっておけばいいから
例えば、分からないからこそ、取り敢えず大学を目指しておきなさい
例えば、親自身も大学に進学することが当たり前だと思い疑ってもいない
などのこのようなアドバイス及び思考を働かせていませんか。

これは、私自身の経験でもあるのですが、当時の私の子育ては、私の価値観を押し付けていただけで子供がどう考えているのか、どこで迷っているのかを全く考えていない状況でサポートをしておりました。反対に、子供のために、全力でサポートしてあげている、応援していると思っていたほどです。

あの時の子育ては、実は本当に苦しかった。
なぜなら、一生懸命親としてできる限りのことをしていたのに、子供は思うように育ってくれないという現実にぶち当たっていたからです。

このような思いを抱いている親がたくさんいると思います。
そして、どうしたらいいのか不安に苛まれている方もたくさんいると思います。

そのような方に、少しでもエールが届くといいなと思っています。

                               つづく


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