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【ビジネスクラスで行くパリオリンピック】  意外に安くいけました! 《2024年8月》

2024年夏 家族でパリオリンピックに行ってみた!

コロナ禍&息子の大学受験を挟み、家族旅行は国内オンリーだったこの数年。
家族揃っての海外旅行は5年ぶり。

⭐️スポーツ観戦&家族旅行を趣味とする父、
❤️旅行はリゾートか一人旅推しの母、
🐧スポーツ観戦好き&出無精インドア息子、

そんな三人家族のドタバタパリオリンピック観光旅行記(8月7日〜14日)です。
我が家が経験した下記内容を、旅行記の中に記載しました。

  1. ビジネスクラスシート費用

  2. ホテル費用

  3. 成田空港プレミアムラウンジの様子

  4. エティハド航空ビジネスシート&シェイクザイード空港パールラウンジの様子

  5. 交通費&ミュージアムパス代

  6. 飲食店での食事費用

  7. 訪問地の概要 【 ノートルダム寺院 → シテ島地下遺骨納骨堂 → チュイルリー公園(聖火) → 凱旋門 → オリンピック女子卓球団体準決勝 → アトリエ・デ・リュミエール → シテ建築遺産博物館 → オリンピック男子サッカー決勝 → オルセー美術館 → オランジュリー美術館 → ピカソ美術館 → ベルサイユ宮殿 → 下水道博物館 → セーヌ川クルーズ → ルーブル美術館 → エッフェル塔展望台 】

  8. 今回の旅行総額費用


プロローグ 

パリオリンピック旅行準備(2021ー2024)


思い返せば3年前、力入れて取りまくった東京オリンピックチケットが、まさかの無観客開催に。
その無念から、本格的にパリオリンピック渡航計画がスタート!

父は仕事が終るや否や、時間を見つけては一人黙々、パリオリンピックチケット入手に努め続けた。
努力の甲斐あって、10種近くのチケット購入権を獲得。
結局、そのうち4種のチケットを購入した。

折しも息子は大学受験勉強真っ只中。
母と息子は大学受験が第一優先。
パリオリンピック旅行は二の次、三の次だ。
親子で話し合い、浪人覚悟の受験スケジュールを組むことになった息子。
現役合格できなければ、家族での渡航計画は白紙になる予定だった。

2024年2月、息子、第一志望合格。

2月中旬、息子の現役進学が決定した。
合格の喜びも束の間、パリオリンピックへの航空券&ホテルを予約。

パリオリンピック5ヶ月前のこの時点、パリ市内の主要ホテル宿泊料金は通常時の3倍以上。
一方、航空券は通常価格設定だった。しかも半年前なので、その分安価。物価高&円安進行の真っ只中、数少なき救いだ。
但し、ロシアのウクライナ侵攻の影響で南回りが必須の航空路。
トータル飛行時間は20時間弱。
腰痛持ちの母には耐え難い航路である。

5年前、初めてビジネスシート(格安)を経験して以来、長時間飛行はビジネスでなければ行きたくないと思うようになってしまった母。
庶民の我が家にはちょい贅沢な選択なのだが、年齢を重ねると何よりも健康第一、背に腹は代えられない。母は、今回の旅行条件にビジネスシートを検討。
もともとオリンピックには興味薄だった母。正直、留守番でもよいと思っていたから、ダメ元で父に相談してみた。

父子二人旅ならエコノミーにしたのだろうが、今回は家族揃っての旅行を望む父。早速、料金安めのビジネスシートを見つけ出してきた。
2月の購入時で一人往復41万円強。
「これは、かなり安いんじゃないかい!」

ビジネスシートは数も少ない。速攻予約だ。
キャンセル不可の航空券なので、必然的に旅行期日は確定した。

ホテルと航空券は難なく予約できたが、既に購入済みのオリンピック観戦チケットは半減することになる。
4種の観戦チケット中2種のチケットは、息子の進学先定期試験日が重なり、リセール行きにせざるを得なかった。
父は残念そうだったが、こればかりは致し方ない。

7月初旬、パリオリンピック開催まで1ヶ月を切った。
予約したホテルのキャンセル料無料期限も近づき、改めて宿泊先を探してみることに。
12年前、急遽、家族でロンドンオリンピックに行くことになったのだが、その際、直前のホテル予約でも通常料金設定だった記憶が蘇る。
今回のパリも、価格が下がっているのではないかと期待しての再検討だ。
思った通り、パリの宿泊料金は、2月の予約時より明らかに低価格になっていた。

当然、ホテル予約を変更。
新たな宿泊先は、駅近の3つ星ホテル。
エキストラベッドを置く為、標準より広めの部屋を予約した。
当初に予約していたホテルより立地も良くなり、料金も20万円以上安価(5泊1635€)に。
それでも、オリンピック期間の宿泊料金は、通常価格の2倍だった。

一方、5月にリセールに出したチケットは、7月まで売れなかった。
諦め加減でいたところ、8月に入った競技期日5日前、2種類全てのチケットが突然売却できた。
売れる時は、急に来るものだ。
チケットも無駄にならず、無事代金も返金。
これで心置きなく出発できる。

いざパリへ!

8月7日

息子の大学定期試験も前日で終了。
息子、本日から夏休みに突入だ。

成田発の往路フライトは夕刻の離陸予定。
少し早めに家を出発。
せっかくのビジネスなので、成田のプレミアムラウンジでゆっくり過ごそう。

5年ぶりの成田空港プレミアムラウンジ。
さほど変わっていなかった。
人は少なめ、座席数多めの隔離された空間、食事は可もなく不可もなく。

初経験ならドキドキワクワク楽しみも期待も倍増だろうが、哀しいかな、年齢と経験は感動を稀薄化していく。

成田空港ビジネスラウンジ

17:30  エティハド航空にて出発。

エティハド航空は、エミレーツ航空に次ぐ、アラブ首長国連邦の国営航空会社。
他国の老舗航空会社に比べると割安料金設定だ。
エミレーツには劣るが、乗客の評価は、結構高めな航空会社。
最近は、日本人にも人気のようだ。
食事・座席環境等、我が家としては特に文句はないレベル。
経由地アブダビのシェイクザイード空港のビジネスラウンジは吹き抜けで広々。日本のラウンジとは全く異なっていた。

エティハド航空ビジネスクラスについては、多くの方がSNS等で紹介している。
我が家も撮影した写真の一部を掲載しておこう。

ビジネスクラスのシート①
もちろん、シートはフルフラットになり、
備え付けのシーツ・ブランケット・枕をセッティングして眠ります。
ビジネスクラスのシート②
ポーチの中身は定番(ローション、リップ、歯磨きセット、アイマスク、耳栓)でした。
加えて、アロマフェースミストが付いてます。
シート周囲には、小物入れあり、充電もでき、画面タッチのシート調整も便利でした。
シェイクザイード空港
&ビジネスラウンジ入口(左下)
ビジネスラウンジ(6F吹き抜けトップ)
真ん中のカウンターではアルコールドリンク・カクテルも飲み放題。
ビジネスラウンジのシャワー室内。
ハンドシャワーとレインシャワーの両方あり。
当然、バスタオルも貸してくれます。
ドライヤーは洗面台下の棚の中に入ってました。
エティハド航空ビジネスの食事①
前菜・メイン・デザート・ドリンクは、離陸前にCAさんに注文。
ウェルカムドリンクは定番のシャンパンをチョイス。
アラビックの前菜はヘルシー素材使用。
メインのサーモンはやたら分厚い。
デザートの抹茶ムースは美味。
エティハド航空ビジネスの食事②
ベリーニチプリアーニ(カクテル)は美味!
前菜のスープはお腹一杯でも美味しく感じた。
メインのチキンビリヤニも good!
デザートのハーゲンダッツストロベリーアイスは、冷凍し過ぎでカチカチ。
ビーフサンドも注文してみたが、味はイマイチか。
マンゴジュースも頂いた。
エティハド航空ビジネスの食事③
アイスラテ等、各種ドリンクはいつでも注文可。
前菜のカリフラワースープ、美味しかった。
メインのラザニアは薄味でまあまあ。
デザートのマンゴーケーキは甘すぎた。

8月8日(25,400歩)

7:45  シャルル・ド・ゴール空港到着。

フランスに入国し、一番最初の仕事は、地下鉄・RER線の乗り放題パスの入手だ。
オリンピック期間、パリ市内の地下鉄料金は2倍に跳ね上がっていた。
RER線空港駅の自動券売機にて、7日分のPasse Paris 2024(オリンピック期間中に販売されるNavigo easy  一人70€+カード代2€ )を購入。
空港からは、購入したパスを利用し、RER(B線・E線)にてパリ市内のホテルへ直行だ。

11:00   サン・ラザール駅近くに位置するホテルへ到着。

ホテル最寄駅到着後、RER線の出口を間違え、少々迷子になる。
Google mapを駆使し、何とかホテルにたどり着く。
ホテルカウンターに荷物を預け、ホテルロビーでスマホ充電&本日の予定確認をしながら一休み。

11:30 いざ観光へ出発!

12:00  修復中のノートルダム寺院を見てから、ノートルダム考古学クリプト(シテ島地下遺骨納骨堂)を見学。
ノートルダム考古学クリプトは、ノートルダム寺院前広場の一角の地下にある遺跡ミュージアムだ。
事前購入していたミュージアムパス(4日券 一人約14000円)で入場できる施設の一つ。
マニアックな小規模博物館なので空いていた。

修復中のノートルダム寺院
&ノートルダム考古学クリプトの入口(下)

13:00  チュイルリー公園内の聖火を見学。
園内見学チケットは早々完売の為、遠目で写真撮影。
毎夜、聖火とともに気球が浮かび上がっていたようだが、忙しくて夜の聖火は見られず。残念!

14:00  シャンゼリゼ通りのマクドナルドで昼食(17€)。
どこもかしこも飲食店は混んでいて、しかも暑い。
エアコンのあるマックは大人気。
マック店内のトイレも激混みだったので、近くのショッピングビル内のチップトイレを見つけて入った。
パリでは、トイレ探しも一苦労だ。

14:45  シャンゼリゼ通り沿いのパリ・サンジェルマン公式ショップ&パリオリンピック公式ショップでお土産購入。

15:30  凱旋門見学。
12年前、家族で凱旋門は上っているのだが、息子がすっかり忘れていたので再登頂することに。
母は若い頃にも複数回上っているので、今回の登頂は5回目。父は3回目、息子は2回目。
体力減退のプレシニアには、そろそろ階段が厳しくなってきた。加えて、とにかく暑い。当然、ここも NO クーラー!

凱旋門トップから眺める新凱旋門

17:30  卓球女子団体準決勝会場(パリ南アリーナ)近くの店で夕食(約80€)。
パリ南アリーナ最寄駅近辺の飲食店は、シャンゼリゼ通り同様、どこも激混み。
店を探している途中、卓球女子団体メンバーの張本選手を見かける。食事帰りのようだった。試合3時間前だったが、笑顔で緊張もなく余裕の様子だった(彼女は、団体戦の試合で、唯一ストレート負けだった)。
事前チェックしていた飲食店を訪ねるも、炎天下の外席しかない。
外で食べる気になれず、さらに遠くのイタリアンビストロへ飛び込んだ。
パスタ・ピザ・サラダ・ドリンクを注文。
空いているだけあって美味しくなかったが、疲れがピークの中、日陰の席に座って休めるだけありがたかった。

20:00  パリオリンピック 卓球女子団体準決勝を観戦。

卓球会場はエアコンが効いていて涼しく快適。
この国は、ほとんどの飲食店、地下鉄、電車etc、どこにもクーラーがない。
乾燥しているとはいえ、昼間は常時30度超えで、午後9時まで太陽が出ている。日陰にいても暑くて、体力消耗。
クーラーがあるだけで、どこでも天国に思える。

卓球女子団体準決勝は、ドイツに3対1で快勝。
母は疲れがたまって居眠り状態での観戦だったが、最後の選手インタビューを間近で見られて感激!

23:00  ホテル到着後、チェックイン。
自宅出発からの長い55時間だった。
グッタリ疲れ切っていた。
とにかく、シャワーを浴びて早く就寝しよう。

8月9日(12,500歩)

9:00  ホテル出発。
初日の朝食は、持参したおにぎり(非常食用)と野菜スープ。
部屋でゆっくり食べて、本日の計画を再確認。

10:00  アトリエ・デ・リュミエール(事前予約済み)へ。
2018年に開館した光と音楽の没入型デジタルアート美術館。
今回はゴッホ&日本アートを堪能。
午前中早めの時間帯だったので、混雑もなく2時間強、じっくり見ることができた。

アトリエ・デ・リュミエール

12:30  日本人シェフのレストラン「Eunice 」で昼食 (アトリエ・デ・リュミエールから徒歩1分)。
ラム肉のバーベキュー風エンドウ豆添え&ピーチムース&ドリンクを注文。
さすが日本人シェフ、味噌ベースのソースが美味、デザートの作りも繊細、アイスティーも緑茶ベースでさっぱり、価格(147ユーロ)に見合う内容だった。

Euniceでのランチ

14:30  シテ建築遺産博物館へ。
シャイヨー宮の中にある博物館。
地下鉄の最寄駅前はオリンピック会場の規制でごった返していた。
シャイヨー宮への入場も止められていたが、ミュージアムパスを見せたら通してもらえた。
外とは異なり、博物館の中は空いていて静か。
博物館の窓からは、オリンピックマークが装飾されたエッフェル塔を見ることができた。

シテ建築遺産博物館

18:00  男子サッカー決勝を観戦。
フランスvsスペインのヨーロッパ対決。
観客の99%はフランス人サポーター。自国開催の決勝進出で応援も最高潮。
強い・早い・上手いの三拍子揃っている両チーム。フランスには自国開催の勢いもあった。
しかし、シュートの正確性と戦略の徹底、とりわけ防御の巧さは、圧倒的にスペインが優勢。攻撃・シュート数ともフランスが優っていたが、シュート率はスペインが上だった。
延長戦までの激戦だったが、スペインが金メダルを獲得。
お手本のようなスペインサッカーに魅了される試合だった。

パリオリンピック 男子サッカー決勝

22:30  夕食
暑い中、エアコンのない飲食店で食べる気にもなれず、ホテルの最寄駅サン・ラザール駅構内のスーパーマーケット「monop‘」で夕食と飲み物を購入。
ホテルの部屋で食事をとる。

8月10日(21,100歩)

9:30  ホテル出発。
我が家のオリンピック観戦は前日で終了。
本日から3日間は、ゆっくりホテルのレストランで朝食をとることにした。

10:00  オルセー美術館へ。
母は2回目の訪問、父と息子は初訪問。
午前中からかなり混んでいる。
1時間程でさっと見学する予定が、結局2時間半じっくり鑑賞。
館内隅々まで歩き回った。

オルセー美術館

13:00  オランジュリー美術館(事前予約済み)へ。
オルセー美術館から徒歩10分弱で着くと思っていたら、オリンピック会場規制で大回りしなければならず、炎天下の中、30分近く歩くことに。
日本人が好きな美術館らしく、珍しく日本語マップが置いてあった。
こじんまりしているが、印象派以降の作品を主とした、洗練された美術館だった。

オランジュリー美術館

15:30  ピカソ美術館近くのイタリアンレストラン「FRATELLI」で遅めの昼食。
初日のイタリアンビストロの失敗が頭を過ぎり、恐る恐る入った店だったが、ピザもパスタも美味しく、店も綺麗、店員も機敏で、当たりだった(72€)

16:30  ピカソ美術館へ。
混んでいなかったので、閉館までの1時間半、ピカソを堪能。
オリンピック期間でも小規模美術館は空いていた。

19:00  「カルフール」で夕食購入。
本日も、サン・ラザール駅構内のスーパーマケットで夕食を購入。
前日とは異なる店「カルフール」で購入した。
サン・ラザール駅は、ショッピングモールが併設している超便利な駅。
ホテルの近くには、他にも飲食店や様々な店が沢山集まっている。
今回のような忙しい旅には、最適ロケーションの宿だった。

8月11日(16,400歩)

9:30  ホテル出発。

11:00  ベルサイユ宮殿(事前予約済み)へ。
母は3回目の訪問、父と息子は初訪問。
入場チケットは事前購入していたが、外で20分近く待たされた。
30年前は並ぶことなく入場できたが、今や人気観光地はどこも激混み。荷物検査だけでも時間がかかる。

ベルサイユ宮殿

14:30  「ケンタッキーフライドチキン」で昼食(23€)。
ベルサイユ宮殿のRER線最寄駅隣の「ケンタッキーフライドチキン」にはクーラーがある!
米国ファストフード店はエアコンが効いているから、どこも超人気。

ベルサイユ宮殿RER線最寄駅前

16:00  下水道博物館へ。
アロマ橋近くに入口があるマニアックな小さな博物館。
見学場所は地下にあるのでとても涼しい。見学者も少ない。
下水道の匂いはただよってくるが、時間とともに慣れてくる。
実際の下水道の一部も見学できる。
なかなか面白い博物館だ。

下水道博物館
上の写真の茶色の建物内から入場。

17:00  セーヌ川クルーズ
下水道博物館からアロマ橋を渡った右側にセーヌ河クルーズ船「Bateaux Mouches」の乗り場がある。
30分毎に乗船できる。乗車時間は1時間強。
シテ島やエッフェル塔を船から見学するのも楽しい。

セーヌ河クルーズ船「Bateaux Mouches」
クルーズ船からの眺め
オリンピック開会式の席(下)

19:00  本日も夕食は「カルフール」で購入。
事前チェックしていたホテル近くのラーメン店で夕食をとる予定が、たどり着いたら日曜日で休み。
暑くて暑くて他の店を探す気力も失せ、またまた「カルフール」で購入。
パリオリンピック閉会式をテレビで見ながら、ホテルの部屋でくつろぐ。

8月12日(20,100歩)

9:30  ホテル出発。
昨日でオリンピックが終了。
地下鉄は劇的に空いていた。

10:30  ルーブル美術館(事前予約済み)へ。
母は4回目、父は2回目、息子は初めての訪問。
パリ一番の有名美術館は、オリンピックが終わっても人でいっぱいだ。
日本語オーディオガイドを借りて、各部屋の見所を逐一チェックしていたら、あっという間に4時間経過。以前見逃していた作品も沢山鑑賞できた。
当然ながら、レストランもカフェも大混雑。
父母は暑さと疲れで食欲がない。
息子のみ、バケットサンドを美術館内売店で購入。

ルーブル美術館
小さな絵画「モナリザ」に集まる群衆(右下)

16:00  エッフェル塔(事前予約済み)へ。
頂上展望台までのチケットは事前購入していたが、エレベーター乗車まで30分程外で待たされる。
とにかく暑い。ヘトヘトになってエレベーターに乗車。
第1エレベーターは地上120m地点まで。
そこから第2エレベーターで頂上展望台へ。
頂上展望台からの眺めは、地上120mとは全く異なる。
ちなみに、頂上展望台までの当日券は販売されていなかった(頂上まで行けるのは事前購入者のみ)。
12年前に訪問した際も、頂上展望台までの当日券は販売されていなかったので、頂上展望台に行きたい場合は、事前購入しておくことをお勧めする。

エッフェル塔内部
エッフェル塔からの眺め

19:00  ホテル近くのクレープ店で夕食(49€)。
若い女性たちが経営する可愛らしい店構えの小さなクレープ店。
事前チェックしていた飲食店の一つだったが、店内にエアコンがあるのは嬉しい驚きだった。
駅から徒歩圏だが、繁華街からは外れた場所にある。
静かな通りに面しているが、お客も多く、知る人ぞ知る人気店のようだ。
父母はガレット、息子はオムレツを注文。
パリオリンピック旅行最後の満足できる夕食となった。

8月13日

5:00  起床。

6:00  ホテルをチェックアウト。

7:30  RER線にて シャルル・ド・ゴール空港到着。
ビジネスラウンジで朝食。
朝早くからラウンジは満席だった。

10:20  エティハド航空にて、シェイクザイード空港経由で帰国の途へ。
定刻の離陸。
エティハド航空のパールラウンジも、シャルル・ド・ゴール空港同様、かなり混んでいた。

8月14日

13:00  成田空港到着。
遅れもなく、予定通りに帰国。

今回は、全日程ほぼ計画通りの充実した旅行となった。
父が、事前に緻密な予定を立ててくれたおかげで、大きな失敗も時間のロスも無し。
何事も事前準備は大切なり。

交通費・宿泊費・食費・観光チケット代・オリンピック観戦チケット代・海外旅行保険代の総額(概算)は、一人67万円程度に納まった。
オリンピック割高期間で、往復ビジネス利用、オリンピック観戦を含んだ旅行内容としては、結構安く済んだのではないだろうか。

往復長旅だったが、ビジネスクラスシートで横になれたので、心身の疲れも最小限だった。
今後の海外旅行は、たとえ回数減らしても、ビジネス利用で行きたいものだ。


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