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読書レポート「子育てと介護のダブルケア」

久しぶりに本のアウトプットをします。本のインプットはしてノートにまとめてはいましたが、レポートは久しぶりです。

このダブルケアという概念は最近出てきたものです。昔から子育てと介護の両立はあったとは思います。

ただ、これまで妻がこれらを家の中で担ってきました。しかし、男女ともに共働きを求められる中で仕事・子育て・介護のトリプルワークが重なると大変だという事例がたくさんありました。

そして、このダブルケアに対応する制度がまだまだ脆弱です。単一分野だけの制度は介護保険や子育て制度があります。

しかし、両分野にまたがる制度はないため、ダブルケア自体を相談する窓口がありません。

では、ダブルケアについて相談援助を出来る人材はいないのか。


それこそが、社会福祉士の領域だとこの本を読んで感じました。対象家庭の複合的な課題に対して相談に乗り、関係機関と連携・調整する窓口がまさに社会福祉士です。

私は今地域包括支援センターにいます。包括の社会福祉士として、ダブルケア・ヤングケアラーのケースを発見したら対応していきたいと思います。

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