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読書 「マーケターのように生きろ: 「あなたが必要だ」と言われ続ける人の思考と行動」

2024/11/15 表題修正、本文に一文追加

 「マーケターのように生きろ: 「あなたが必要だ」と言われ続ける人の思考と行動」をカバー変更後の現物で入手しました。

 マーケターと言うと営業職を思い浮かべる人もいるかと思いますが、本書では明確に異なる点を述べています。

「マーケターのように生きる」とは
「人の期待に応えることを追求する」生き方のこと。

マーケターのように生きろ: 「あなたが必要だ」と言われ続ける人の思考と行動  井上 大輔 (著)
出版社 ‏ : ‎ 東洋経済新報社

 本書は「他者から自身を観た際にどのように見えるか」を主眼とした考え方に基づいていると私は感じました。
 マーケティングとは日本語では該当する概念がない言葉です。例えばトヨタの「カイゼン」はそのまま海外の工場等で通用するのと同じです。

 自分自身をどのように定義するかで、必要とされる職場/市場が変わります。
 一昔前の日本では考えられないことでしたが(定年退職まで1社で勤めあげる。年功序列など)、現在では転職市場も活況でまさに「今現在の考え方に、必要な考え方である」と私は感じます。

 アメリカ等の新製品の発表会も一種のエンターテインメントと化していますが、本書の考え方も同一であると思います
 逆にひっそりと新製品を発表することもあります。例えば最近のAppleが該当し、とても戦略的に、新製品の発表時期を伺っているように私からは見えます。アメリカ大統領選挙にニュースで持って行かれないように、あえてタイミングを大統領選挙前に立て続けに発表しています。

 なおこの本は転職したいが、「自分の取柄が見つからない」、「得意なことが分からない」と言う方にもお勧めできるかと思います。転職本も数多ありますが、考え方の一助になるかと思います。

 以前から欲しかった本ですが、カバーが変更後の方が好みでしたので、なかなか入手できなかったのですが、やっと現物入手できました。
 私の本棚の永久保存する本のうちの1冊になります。

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【「何者でもない自分」が最強の武器になる生き方】
「やりたいこと」なんてなくていい。
「相手がしてほしいこと」をしよう。ただし、とことん、徹底的に――。
マーケティングの英知が生んだ【4ステップ】で
「仕事」「キャリア」「副業」「プライベート」…すべてで「求められる人」になれ!

目次
はじめに
マーケターのように生きれば「やりたいこと」なんてなくても輝ける
人生を180度変えた「マーケティング」の考え方

PART1 人の役に立ち、自らの価値を高める「マーケターのように生きる」という思想
CHAPTER1 マーケティングとは「思想」である
マーケティングとは「価値の交換」をデザインすること
マーケティングはあらゆる人の役に立つ「思想」である

CHAPTER2 マーケティングとは「人類の英知の結晶」である
「相手を理解し、その期待に応える」ために行われた壮大な実証実験
マーケティングに関する3つの誤解
もっとも重要な3つの「実践の知識」

PART2 仕事もキャリアも人生も好転する「マーケターのような生き方」4ステップ
STEP1 市場を定義する:「自分がもっとも輝く場所」が見つかる
なぜ「市場を定義する」のか?
「市場を定義する」マーケターの思考と技術
「市場を定義する」を仕事、キャリア、人生に生かす

STEP2 価値を定義する:「相手が本当に欲するもの」がわかる
なぜ「価値を定義する」のか?
「価値を定義する」マーケターの思考と技術
「価値を定義する」を仕事、キャリア、人生に生かす

STEP3 価値をつくりだす:「自分がやるべきこと」がわかる
なぜ「価値をつくりだす」のか?
「価値をつくりだす」マーケターの思考と技術
「価値をつくりだす」を仕事、キャリア、人生に生かす

STEP4 価値を伝える:「自分を必要とする相手」に見つけてもらう
なぜ「価値を伝える」のか?
「価値を伝える」マーケターの思考と技術
「価値を伝える」を仕事、キャリア、人生に生かす

おわりに あらためて「マーケターのような生き方」のすすめ

東洋経済 公式ホームページより抜粋

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