代理店あるある 翻訳字幕

日本で制作したCMや映像を字幕だけ翻訳することってありますよね。
そこでよく起こるのが”字幕”問題です。
何も考えずにただ訳して文字はめるだけだと、納品してから事故ったことに気づくことになるので要注意です。

一番頻度が多いのは英語の翻訳。英語の翻訳をするときに、いくつか自分が過去につまづいたポイントを記載したいと思います。

①イギリス英語とアメリカ英語

基本的に翻訳されている方は、どちらかの英語を扱う方なので、問題ないかと思いますが、良く知られている単語以外にも潜んでいるので注意が必要です。
「color」と「colour」は有名ですが、それ以外にも「toward」と「towards」など、日本人があまり知らない書き換えも色々あるので要注意です!

②ピリオド問題

日本の字幕では「。」を付けないことが多いですが、英語字幕をつけるときは、ちゃんと関係者間でどうするか話し合って、合意をとっておいたほうがいいかな~と思います。
基本的につけるのが普通かと思いますが、ちゃんと伝わってなくて、編集のときに「.」がないものが納品されたりすると、またやり直さないといけないので。。。過去にこれで、やり直しで徹夜することになりました笑

③言い回しの配慮

ダイバーシティを考慮して、中立的な表現にしようという対応です。
例えば「Ladies and gentleman」じゃなくて「All passengers」にするとか。こういう昨今主流になってきた言い回しがあると思いますが、グローバル素材を制作する際には、外せないポイントかな~って思います。


ほかにも、日本語の音と対応する英語訳がちゃんと合うように表示されるようにするとか、英語だと長くなってしまうので、さをなんとかはまるように調整するとかありますが、トラップでいうと上の①~③を気を付ければいいかなと経験側的に思います。
という、過去の経験からの備忘録的noteでした!

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