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文章の匂ひ
文章が好きな人には膝を打てるだろうお話。
脳科学者 中野信子氏がとても興味深いことを言われてたのでご紹介。合わせて私も同意見なので少しだけ付記します。
体裁が整っている、データが纏まっている、読みやすいなど。
いい文章である条件はいくつもあります。それらがまとめて文章に存在すれば良しとされますが、それらが含まれていてもAIが作成した文章にはどこか違和感を感じますよね。
これなんでかなぁとずっと考えてるんですが、どうやら文章の匂ひがその答えのひとつなんではないかなと思います。
文章に匂ひっておかしくね?ですが😅、まぁそれは普通にみなさまが感じているところで間違いない。
ただ、美味しそうな料理の写真を目にしたとき、あたかも目の前にそれがあり、今にも香ってくるような感覚。これが文章にも当てはまるのではないかということ。
文章は読み進めないといけないので理解の仕方は写真とは異なりますが、匂ひを表現として含むことができるの同じです。
人間が書いた文章には匂ひがある。中野信子氏が言うこのことはその通りだと思います。でも少し引いた目線で考えると、匂ひがある文章を感じれるのって読む側が人間だからじゃないでしょうか。
おそらく、AIは文章に匂ひは感じられないでしょう。匂ひが感じられる人間は、文章の中に匂ひを感じられる点を無意識に見つけ出し、文章のその先に匂ひが感じられる人間がいることを願って文章を読む。
これじゃないですかね😊?
どんなにAIが発達しても、どんな読み手が文章のその先にいるかを想像するなんて難しいと思うし、不完全でいい加減極まりない人間が文章に感じる匂ひは、どこまでいっても人間にしかわからないんだろうなぁと思えてしまいます。
AIが進歩していくのは楽しみです。しかしそれと同時に人間は、文章に匂ひを込めれることを忘れてはならないと強く思います。
いいにおいー😋とか、くっせぇー🤮とか直接言葉にするんじゃないですよ😅。人間が書く文章全体に人間味が出るということが、文章に匂ひをつけているということです。
もう少し深掘りしたら出てくるのかな。今回はその提起として残しておきます。
あなたの文章、気になるあの人の文章はどんな匂ひがしますかね?😊