Aqua / 坂本龍一
一番最初に奏でられる4つの音から構成される和音。
この和音から始まるすべての曲は何らかの暗示がなされます。
その和音にこの曲のすべてが詰まっているとも言えます。
ピアノにおいて、寂寥(せきりょう:寂しいこと)感と哀愁(あいしゅう:もの悲しさ)感が両立してしまった、坂本龍一氏による名曲。
暗い音楽だけが悲しいのじゃないよ、明るくても悲しいものだってあるんだよ。
人間と一緒ですね。悲しくても明るく振舞える人間のように、明るくとも悲しさを伝えきれる音楽もあるということ。
音楽的にいろいろ説明もできますが、それはいらないね。聴くあるのみ。
もしなぜそう感じるのか知りたい人がおられたらコメントください。