はじめての未覚に幸せに翻弄された(番外編)

年甲斐もなく飲食店で○○〇〇してしまったお話(笑)
この記事は「はじめての未覚に幸せに翻弄された」の番外編です。

66日ライティングマラソン。44日目。

66日ライラン工程表はこちら

昨日、ミスタードーナッツでとてもすばらしい昼ご飯をいただくことができました。
今回はその少し前のことを書いてみます。

太陽が頭の上にくるまでにはすでに気温は35度を超えていた。

「仕事に急がないと・・・」

早足で通り過ぎる道中にあるドーナツ屋。
いつもなら香ばしい油の香りを我慢しながら通り過ぎるけど、なぜかこの日は足が止まった。

豚肉と根菜の甘辛涼風麺。

店前の看板に大きく載せられた冷たい麺の絵が、汗をかいて塩分を欲しがった身体にぴったりだった。

「いらっしゃいませー!」

店に入っていきなりこの挨拶を被せられると、その声質によっては不思議な気分になる。
大きすぎたり、元気がなかったり。
でもまれに引き寄せられるような声で歓迎されるととても気分がいい。

今日のいらっしゃいませは珍しく、とても優しくて人懐っこい声で迎えてくれた店員さんだ。

あまり込んでいなかったので、ハニーディップをトレイに取ってレジへ。

「これとアイスコーヒー、豚肉の涼風麺をお願いします」
「こちらでお召し上がりですか?」

「はい」
「しばらくお待ちください」

やっぱり声がステキな店員さん。そして彼女はマスクをつけている。

ささっとレジの手元で手続きしたあと、後ろの大きな冷蔵庫を確認している。

「あの~…せっかくご注文のところ申し訳ないのですが・・・」
「はい、あ、もしかしてもうない?」

「…すみません。ただいま切らしていて…」
「あ、じゃ他の麺ならありますか?」

「え~と…あちょっと待ってくださいね!」

彼女はそう言って厨房の中まで駆け込んでいった。

とてもフレンドリーな接客に『こんな店員さんいるんだ~』と感心していると、ささっと戻ってきて開口一番、

「ありました、ご用意できます! ただ…」と神妙な面持ちでの上目遣い。。。
おいおい、どこでそんな表情を覚えた?(笑)
そして、ただ‥‥なんだ?そんなに申し訳なさを出すほどの何かがあるのか?

「お時間が10分くらいかかりまして…」
「あぁ!、そういうことならいいですよ。お願いしてもいいですか?」

「はい!ではすぐご用意しますね!」

飲食店で食事の提供に時間がかかることにここまで申し訳なさを出す接客も珍しい。
でもそれがなぜか心地よく、気分よく待たせてもらうことにした。

「ではハニーディップと、豚肉と根菜の甘辛涼風麺とアイスコーヒー、お待たせしました。料理はお席までお持ちします!」

会計を済ませて席に着き、料理を待つことにした。
テーブルの上にはハニーディップとアイスコーヒー。食後にデザートにするつもりだったら、もう待てない(笑)。

『デザートから先でもいいか、試してみよう』

ハニーディップはこの店のドーナツでは自分の好みの上位だ。シンプルにドーナツにはちみつをしみこませたものだけに、前菜として食べるにはちょうどよかった。

「お待たせしました。こちらが涼風麺です! ごゆっくりお過ごしください」

彼女が最後に言ってくれた言葉「ごゆっくりお過ごしください」の声のトーンと、最初の「いらっしゃいませ」のトーンがほとんど同じで、接客の最初と最後がこうも気持ちよく過ごせたのは、彼女の接客がうまかったからなのか、彼女だからなのか。

そんなしょうもないことを考えながら、マスク外してみてくれ~(笑)って思いながら、では麺をいただこうか。

昨日の昼ご飯の前の話

☝️ここから、👇の記事に繋がるんですねぇ。

いやーほんとに昨日の昼はいい体験でした。


でももしかしてこれ、キュン死というやつですか😅

言葉だけは聞いていましたが、年甲斐もなく体験してしまうとは(笑)

たまには、あまり行かない店にいってみるのもいいものですね。

(マスク外したら絶対カワイイ人だったはずだ。。。)
(まだ言ってる(笑)←ギャラリーの声)

さぁ、あしたは何を試そうか。

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