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ゲームの中の子ども
子どもとゲームとの付き合い方を考える前に読むお話。
まえおき
ゲーム開発に長年関わってきた一人として、ディエムが以下のような方々に向けてオススメする考え方です。
・これから子育て頑張る方
・まさに子育て真っ最中
・一応子育て落ち着いたけど思春期中
・そろそろ子育て卒業組
ほぼ万人向けに簡単な切り口で書きます。
もし掘り下げて聞いてみたいことがあればコメント欄で教えてもらえれば、別途掘り下げた記事を書きます。簡単に気楽にいきましょう。
あ、ここでいうゲームとは業務用・家庭用のゲーム機・PCなどで遊ぶコンピューターゲームのことです。
ゲームって子どもに悪いこと?
子育て中の多くの親御さんが口を揃えてされているのが
質問: ゲームは子どもにとって悪いことか?
という心配です。
何度もこの質問を受けているので答える側としては辟易してるのですが、ひとりの親御さんの立場から考えると深刻な問題です。我が子の話ですから当然ですね。で、この質問の背景が100%これですので、私はいつも真摯に回答します。そしてそれは一択。
回答: 良いことでも悪いことでもない
えっ?と思いますか?。良い、または、悪いという傾向の回答だと思ったでしょうかね。
もし少しでもそう思ったのなら、親である自分の内面を少し解き放つ必要があります。
大丈夫、このまま読み進めてください。自然に解けるようになります。
ゲームの世界はリアル世界の縮図
ゲームが好きな方々はゲームの世界がどのようなものなのかを体感で知っています。そしてすべての方は必ず、リアル世界からゲーム世界へ入ります。
そしてゲーム世界のルールの下で遊ぶわけです。
ここでひとつ覚えておいてください。
ゲーム世界はよく「現実にない仮想世界」と言われますがこれは間違い。
ゲーム世界はリアル世界の縮図になっています。その理由は、ゲーム世界を作っている人間がリアル世界にいるからです。
リアル世界の人間が作ったゲーム世界。リアル世界では面白くないから、ちょこっとベース感やルールを変えるんです。
リアル世界にいて「毎日同じことの繰り返しでつまらないなぁ」となっているところに、少し違った雰囲気のゲーム世界への入り口があったなら、これは大人でも入ってみたいと思いませんか?。
子どもは素直ですからゲーム世界へすんなりと入っていきます。
「知らないものを見たい」は、人間が誰しもが持っている性質の一つです。
違う体験に足を掛けることが悪いわけがない
今日の話のゴールはここ。
ゲームで遊ぶことは「リアル世界とは少し違うゲーム世界に足を踏み入れること」です。
そして「違う体験に足を掛けることが悪いことのはずがない」んです。
ですが、何を体験するかはさまざまなので「良いことでもないんです」。
多くの親御さんが心配される「ゲームは子どもにとって悪いことか?」と考えてしまう心の裏側は、親御さん自身がどこかで「違う体験に興味を持つ子どもを否定している」ことになるんです。
体験から学べることはすべて肯定する
体験から学べることは、結果に関わらず、すべて肯定しましょう。
ゲーム世界に入れば、そこで数々の体験をすることになります。
体験から得られることは人それぞれ、子どもも大人も同じです。大人の考え方の都合で「大人はいいけど子供はダメ」という考え方はもはや、子育ての環境のベースとして古すぎます。
また、ゲーム世界での体験はリアル世界にあるものもあればないものもあります。
でも!
「リアル世界の縮図」がもたらしてくれる体験、これは貴重な体験になります。縮図とはいえゲーム世界ですから、リアルとは違うのでそこでの成功体験・失敗体験のいずれも貴重な経験になります。
そんな経験が得られる、リアルとは違ったゲーム世界への入り口。
そこに立ちはだかって子ども制するよりも、ぜひ我が子と手を取り合ってゲーム世界に入っていってほしいと思います。
そうすれば、ゲームで遊ぶことの善悪なんてどうでもいいことに気付きますので😊。
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