モノカキングダムの審査手順・評価軸
モノカキングダム2024で使った審査手順・評価軸を共有します。
いや~終わっちゃいましたね^^、#モノカキングダム2024。
クリスマスの夕方発表でしたからもう3日ほど経ちましたか。
128 名のつわものがそろって「ええ記事(最強のnote)」を目指してバチバチに戦うという、noteの世界のキングダム。
ことばと広告さん主催のこのイベントでしたが、私も参加させていただきました。楽しかったですね~^^。
王者はマイトン氏。仲良くさせてもらっている一人なのでこれまた自分のように嬉しかったです。
でもこのタイトル、反則ですよね~(笑)。つかみサイコーじゃん!w
彼の文章って振れ幅が大きいのはだいたいの皆様には周知の事実なのですが、実は着眼点の鋭さもコントロールできているんですね。例えていえばカメラのピントフォーカスを自在にコントロールできるイメージ。着眼点が鋭すぎても窮屈ですし、ぼやけすぎるとなにいってるかわからない(このあたりはなんのはなしですかの領域かもw)。
着眼点へのフォーカスの仕方をコントロールすることができているからこそ、彼が書く文章は魅力的なものになっているのだと思います。
おっと、書き出したら止まりそうにないので話を戻そう。
文章でこんなバトルに参加するなんて初めてなのでドキドキでしたが、面白いなととても興味をひかれたのは、書いた人が審査もするということ、それもみんな同じ条件で。
審査といえば、僭越ながら自分の人生経験上いろいろやってきてますので今回もそれを応用してみたのですが、いかんせん分野が文章。なかなか思慮深く悩んでしまいました(笑)。
ことばと広告さんはモノカキングダムの評価の点について
とおっしゃってました。いいですよ~これ、シンプルで😊サイコーです。
誰にでもわっかりやすい「ええ記事」に投票する、ということ。
でも裏を返せば審査をする段階で、ええ記事ってなんやねん?という点に必ずぶち当たります。そこで審査をする人は「自分が思うええ記事」について少しでも考えを巡らせる必要があるわけです。
さぁ今回の128人のみなさまは、どんな評価軸を決めて判断されたでしょうか。
ここでは、ええ記事かどうかの今後の判断材料に少しでもなればと、私が使った審査の手順と評価軸を残しておきます。
審査手順
1)審査評価軸を決める
何も考えずにえいやって読んで行って審査できるほど、今回のモノカキングダムの参加者は少なくありませんでした。この方法で審査できるのはせいぜい5本程度でしょう。今回は128記事ありますから普通に考えたら無理です。
みなさま一生懸命書かれています。また斜め読みしだだけでも審査に困るほどエエ記事が何作品も出ていたので、客観的に失礼のないように評価をするためには評価軸を決める必要があり、それを👇に定めました。
評価軸は5つ、各評価軸に含まれる判別子は3つ。
客観的軸に選択を絞っているので汎用性は高いはずです。
・タイトルインパク度
すごい・ふつう・響かない
・タイトル活性度
活きている・活かしきれていない・死んでいる
・可読性
読みやすい・ふつう・読みにくい
・感動性
グッと来た・変わらない・萎えた
・エエ記事か
胸張って推薦・普通に推薦・推薦しない
2)タイトル、評価列を作成
決めた評価軸をもとに、タイトルと評価列を作成します。
3)タイトルよりタイトルインパクト度を評価
タイトルだけを見て、タイトル自体のインパクト度を評価します。
4)タイトルインパクト度を隠蔽
タイトルインパクト度を隠蔽し、各記事評価では見えないようにします。これはタイトルのイメージが後続の評価に影響を与えないようにするため。
5)各記事を読み、各項目を評価
タイトル活性度、可読性、感動性を各記事ごとに評価する。
エエ記事の評価は後でいいが、すぐにでもしておきたい作品などがあればここでエエ記事項目も評価する。
6)各記事の評価をもとにエエ記事を評価
各記事でつけた評価をもとにエエ記事かどうかを評価する。ここでだいたい推薦作品の候補が決まっていきます。
7)タイトルインパクト度を再表示
ここで今までつけた評価と、タイトルの第一印象のインパク度を同じ目線でみれるように再表示します。
8)審査ポイントを決める
ここまでで評価軸での評価は終わったので、審査ポイントを決めます。
今回は👇のように決めました。ここはイベントごとに変わるはず。
・タイトルインパクト度とタイトル活性度の関係が高いか
・可読性、感動性、エエ記事かが高いか
・最終的には、エエ記事として判断できるかどうか
9)投票作品を最終決定する
あとは評価表とにらめっこしながら、心の赴きを加味して最終決定。
評価を終えて
文章分野の評価なんて専門分野は違いますが、評価という点では同じエリアなのでこんな感じでさせていただきました。
とはいえ、どれも甲乙つけがたいのも確かで困りました(笑)。それくらいみなさまの熱量が感じられたモノカキングダム2024でした😊
参加できてよかった。良い経験をさせていただきました。
そしてことばと広告さんには本イベントの主催に感謝いたします。