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本質を隠して本質の話をする

会話の中でうまく本質の話をする必要性のお話。


会話はコミュニケーションのひとつです。

でもそれはおそらく
人と人とが敵を作らず円滑に仲良くすることに
時代がフォーカスを当てている現代において
言えること。

生きていくのが精一杯な時代だったら
会話は必要最低限になっていたかと思います。

生き続けるためだけに必要な会話。
どんなものだと思います?

会話が生きるために行われるものだとするなら
まどろっこしい表現ではなく
どストレートに伝えるべきことを言うはず。

「あの獲物をとれ!」
「追え!」
「逃げるな!」
「戦え!」

これはたぶん
生きるために奮闘する男たちの会話。

「食べなさい」
「休みなさい」
「死んだらだめ」
「生きなさい」

これはたぶん
生きるために生命を守る女たちの会話。

どちらもストレートな表現しかなかった。
たしかにそうだったはず。

そのうちに生命の安定を得るようになって
考える力を生きること自体に費やす必要が
なくなったときにはじめて
相手とのコミュニケーションが生まれた。

そんな感じゃないかな。

ときは飛んで現代
人と会話するときはコツがあるようです。

会話がうまくできる人は他の人から好かれ
そうでない人は人の輪に入れない。

悔しいですがそういう現実は今でもある。
そして会話をうまくできるようになりたいと
思う人はたくさんいる。

そういう人はたいてい
会話の中で一つのミスをやらかしているかも。

それは真向から会話の本質に向き合うこと

相手がいる会話の中で終着点がある場合
いきなり終着点の話をしてしまったら
そこで会話は終わってしまいます。

終着点と書いたけど、その正体は本質ね。

会話のその先には必ずといっていいほど
言いたいことが存在していて
それを本質だとした場合に、
本質の話にいきなり踏み込めば
一瞬でその会話は終わる。

特に女性との会話はこれはタブーです。

頭の回転が速い人は会話を先読みできるので
すぐにわかったことを口にしてしまいがち。
でもそれでは会話はうまく運べない。

本質の話をしようとしてることを隠して
本質に切り込んだ話をする必要があります。


やり方は難しくないですよ。
自分が切り込みたい本質を言うのを我慢して
ある程度の会話を重ねる。

そしておもむろに

「あなたは○○のことを言いたいのかな?」

とやさしく聞いてあげる。

相手は、自分の話を聞いてくれた上で
自分言わんとしていることを確認されたら
やっぱりうれしい。

聞いてくれた上で、が大切。
いきなり本質に切り込んだらだめですよ(笑)。
やっちまいがちですが😅

こういう「会話の本質」が存在するから
聞き上手は大切だ、などという
コミュニケーションのコツが巷にあふれる
ことになってるんだと思います。


巷に流れるコツなんかある意味
たんなる方法に過ぎないので
それが生まれた背景と
それをすることで得られるものが
本当はなんなのか。

ここに着目しておかないと
コミュニケーションなどでも
うまくやっていくことは難しいです。

会話の本質の一つは

お互いが安全な状態での相手との意思疎通

です。

巷のコツは「意思疎通」ばかりに着目されて
テクニックとして脚色されて
そんなコツが出回っていますが
お互いが安全な状態(身体的・心理的)でない限り
会話でのコミュニケーションは成り立ちにくい

ですから、
 ・会話の本質は相手に隠して
 ・会話の本質を聞きたい気持ちも隠して
 ・相手と十分な会話を交わしたあとに
  その会話の本質について確認してあげる

こうやって会話をうまく成り立たせて
少しでも楽しく円滑に
生きていけるようにやってみましょう。

他のやり方もあるかもね~。
もしいい方法見つけたらコメント欄ででも
教えてもらえるとうれしいです。


さぁ12月も後半。
もう2024年度は終わり。
コミュニケーションロスほど悲しいものもないので
声をかけあっていきましょう。

もったいないもんね☺
言った言わないの話でトラブルなんて。

一日一日の残した芽を摘んでいきましょう。


#会話の本質 #コミュニケーション #生活 #心理学 #生きる

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