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一瞬で魅せられた紹介トーク

ただのトークに心がとんでもなく動かされたお話。

noteを書くようになってから

 ・楽しい文章ってなんだろう
 ・読んでる人が楽しくなる文章ってなんだろう
 ・楽しく読めるってなんだろう

これらを日常でよく考えるようになりました。

それまで文章と言えば、堅苦しい解説マニュアルや
論文、技術的ノウハウ記事、たまに小説の書評。
こんなものを読むことが多かった。

文章で何かを伝えることも面白いですが
その文章を読んで人に伝えることもまた興味深い。
もっといえば、文章を読むことで人をその世界に
惹きこむことなんかもっと面白そう。

Tiktokを眺めていたときに「まる太さん」という
「映画紹介」の人を見かけました。

たまたま彼の流れてきた動画のひとつに
映画「市子」の紹介動画があったんですが
彼のこの解説の朗読のトーンと声の質
これがまたとんでもなく胸に刺さったんです。

見た紹介動画は、市子のネタバレまでの1分弱。

ネタバレの先も見たかったけどその前に
この映画だけは先に見てから、この紹介動画の
続きを見たい、そう強く思いました。

めずらしいです。

自分が紹介動画の続きを見たいがために
紹介された映画を見るなんて。
普通は逆ですよね
紹介動画を見てから映画を見る。

でも彼の紹介動画のトークは
聞く人を自然と紹介内容の映画に惹き込む。
それも1分とかからずに。

その日は速攻で仕事を終わらせて noteも書いて
彼の解説していた「市子」をPrimeVideoで
見ました。

夜遅かったにもかかわらず
居酒屋で🍺片手に市子を2回見ました。
(4時間かいw)

そしてやっと

見たかった彼の紹介動画のネタバレ以降の
トークを見れた。

・・・涙でました。

映画市子も涙でまくりで鼻もじゅじゅるでしたが
それ以上に彼のトークとその内容でまた
さっき見終わった市子の映画の世界が
ふわっと脳裏に鮮明に浮かんできて
描かれているであろういろんな心情がどんどん
自分の中に入ってきてしばらく動けませんでした。

言葉で説明することも冷静な分析を重ねてみれば
声の質、音量、抑揚、発音、スピード、緩急などで
説明がつきます。

しかし伝わるという点だけで言えば
どんなに外的な要因をきれいに纏めても
伝わるとは限らない。

そこには「誰がしゃべっているか?」が
あるんじゃないか?という
私がnoteを書くにあたって探している
「言葉とそれを言う人の分離」とは逆の世界が
そこにはあるんじゃないかという
なんのために自分はnoteを書いているんだろう
ということを考えさせてくれました。

その点はまたどこかで書いていくとして
彼の映画紹介は本当に映画を
見てみたく」させてくれます。

それも単に面白おかしくではなくて
映画内容の描写が言葉の表現としてとても適切で
聞いているだけで頭の中に予告編が流れ出てくる
そんな感じがします。

彼にはこれから頑張っていってもらいたいと
思いながらも、この持った才能をまた別のどこかで
使ってもらったらいいんとちゃうかな~と
思いました。

ぜひ、彼の「映画市子の紹介」
見てみてください。

PriveVideo見れる人はネタバレ前に止めて
できたら市子を一度見た後でまた
その続きをご覧ください。

マジで考えさせられ、泣けてしまいます。

@maruta_eiga

ようやく手に入れた幸せ。 その宝物が、壊れゆく瞬間。 #市子 #映画 #映画紹介 #杉咲花 #若葉竜也

♬ マイ・オウン・ライフ - 岩代太郎

#映画紹介 #まる太 #トーク #心理学 #伝わるということ


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