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成長に必要な甘えという要素

体得していた感覚が言語化された表現に出会った話。


どこかの誰かがネットでに流していた
目に留まったメッセージに
明橋大二(精神科医)氏の言葉を見つけました。

子育て世代には耳が痛い話かもしれませんが、
大切なことなので残しておきます。

常に体感・実感して思っていたことですが
こうやって言語化したものを目にすると
そうだそうだ!と相槌を打ちたくなる。
と同時に、関係するすべての人に
知ってもらいたくなる。経験者として。

子供についての話になっていますが
これはすべての人に当てはまります。
大人だって、子供を通ってきてはじめて
大人になったんじゃん。
だったら子供も大人も、みんな子供でいい。

親があるうちはまだまだ子供。
親がなくなってもやっぱり子供。
子供から遠ざかってしまったとしても
いざ心が動けば子供。

身体は異なれど、心にはみんな子供がいる。
そしていつでも子供にかえれる。

だからみんな、知っておきましょう。

子供である大人も
親になろうとしている大人も
親真っ最中の大人も
親を卒業した大人も
そして、大人になれていない大人も。

みんな、知っておきましょう。

甘えさせないことが自立させる事ではなく
甘えで子は自立する。

「甘えさせる」は良い甘えで
「甘やかす」は良くない甘え。

「甘えさせる」は大いにしていいし
甘えさせた方がいい。

子供の心は、
依存と自立を行ったり来たりして成長する。
赤ちゃんは完全に親に依存し
十分甘えることで安心感を得る。

しかし依存中は安心だが
子は段々、不自由を感じ
自分で自由にやりたいと言い出す。
これが「意欲」。

自由にさせてあげると子は喜び満喫するが、
そのうちに孤独感や不安を感じ
親に依存したくなり戻ってくる。

その時に十分甘えさせると
安心感を得てまた不自由を感じ
意欲が出て「自分でやる」と言い自立へ向かう。
この繰り返しで成長できる。

自立につまずく子供は
幼く甘えて良い時期に
親に十分、甘えさせて貰えてない場合が多い。

親の役割は、子の依存と自立を手伝うこと。

子が不安を感じ戻ってきたら
「よしよし」と甘えさせて
「自分でやる」と言ったら
「よしやれ!」と任せること。

だから子育ては
ほったらかしとかまいすぎにさえ気を付ければ
大抵大丈夫です。

明橋大二
著書 子育てハッピーアドバイスより(一部区切りのみ修正)

子育てっていろいろなケースがあるから
一概には言えないけれど
成長の本質はこれしかないと思います。

スパイラル(螺旋らせん)な形で上昇を続けるように
一見同じところをぐるぐる回っているけれど
実は上昇しているみたいな。

そんな成長している子供を親は
上からではなく横からみるべきですね。

上からじゃ同じところをぐるぐる回ってるから
成長していることが見えない。

でも横からなら成長していることが目に見えて
わかる。これは非常に大切なことで忘れがちなこと。

そして大人の成長も同じですね。
そしてこれもまた、間違いではないはずです。

あ、大人の場合は油断したら
螺旋らせん階段を踏み外して落っこちるので
気を付けましょう(笑)。


あ~今思った!!!

寿命が尽きて死ぬってなったとき
昇りつめた箇所から下に落ちていくことが
死なんじゃないかな。

落ちていくときに今までの経験が
フラッシュバックするなんてよく言うけれど
落ちていくと考えたらそれもまた自然だ。

まぁこればっかりはそのときにならんと
わからないけど(笑)。

成長ってなんだろうね😊
人間っておもしろいね。


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#子育て #成長 #心理学 #明橋大二

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