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「やった人にしか伝わらない」を使おう

前に👇の記事を書きました。

そしてこの記事について
ひとつ書きそびれていたことに気づきました。

それは

・この表現の言い換えは存在しないのか?
・存在するならばなぜ存在できるのか?

書きそびれていたこと

これが書けていなかった。
すみません、完成度が低うございました m(_ _)m。

「~しない方がいい」と書くときは
代替手段を同時に書くようにしていますが、
加えてなぜそうなのか?があれば
読んだ人は理解が深まります

👆の記事にそれを含めれていなかった。

かなり考えて書いたんですけどね😅
漏れていたことにお風呂の中で気づいて
これはダメだ!と急いでこれを書いています。

あ、このあとの文章をわかりやすくするため
「やった人にしかわからない」主表現とします。

さて、では一つ目。

■主表現の言い換えは存在するか?

これは存在します。その表現は

やった人にしか伝わらない

言い換えの表現=代替表現

です。これを代替表現としましょうか。

ん?なんかおかしくないですか、この代替表現。

みなさんがこの代替表現を言われたら
逆に聞きたくなるはずです。

 「何が伝わらないの?」

と。

そうなんです。
この代替表現の理解には暗黙の了解として
「主語」が求められます。
伝わるのは「何か」という主語が。

代替表現は日本語として構成が不十分ですが
その不十分さが主表現の言葉の強さを柔らかくし
主表現の代替表現となることができています。

では、二つ目。

■なぜ代替表現は存在できるのか?

主表現はそれだけで成り立ち
聞く人にマウントをとるような
強い圧迫意志が含まれています。

一方で、代替表現はそれだけでは成り立たず
主語を与えられてはじめて理解できる
聞く人が聞こうとしないと理解しにくい
柔らかい表現になっています。

代替表現が存在できる理由は

それを理解するために主語を求めるから

です。

代替表現のこの性質を利用したら
主表現の代わりに使うことができるよ
ということです。

(@v@ ? ? ? ? ?

主表現だの代替表現だの
#なんのはなしですか に近くなってきました(笑)。

この辺りで置き換えを戻してまとめます^^

「やった人にしかわからない」という表現は
この表現だけで強く存在し
これを言われた人は静かな圧迫感を感じます。

その代替表現として使えるのは
やった人にしか伝わらない」です。
この表現は聞く人に理解することを求め
何が伝わらないのか?を知ることではじめて
その文意が伝わります。

表現としては後者の方がやわらかく
いろいろな状況で使うことができます。

「やった人にしか伝わらない」使う方がよい理由

例えばスキューバダイビングの経験者が
未経験者と会話する場面で
ダイビングの感動について話をするとき

やった人にしかわからない

と言われると聞いた人は
「やってねーからわからんわ!」となりますが

やった人にしか伝わらない

と言われると
「たしかにそうだな。やってみたいな」と
次の思考へすっと進むことができるんですね。

で、どうしてこうなるのか。

やった人にしかわからない」は、感動は
ダイビングをやった人にしかわからない、となり
主語は「ダイビングをやった人
つまりこの表現を使った人が主役

でも「やった人にしか伝わらない」は、感動は
ダイビングをやった人にしか伝わらないとなり
主語は「ダイビングの感動
つまりこの表現の主語の中に人はいない

相手に投げかける言葉の中の主語に
自分が含まれていれば
聞く相手はマウントを取られた気分になる。

でも主語の中に人が含まれなければ
聞く相手はマウントを取られたとは感じない。

だから聞く相手にマウントを取ったような感を
与える表現をやわらかくしたいときは
使いたい表現の主語を「人」から「モノ」へ
変えてあげると、やわらかい表現になる。

「やった人にしか伝わらない」を使った例

こういう秘密があるみたいです。

面白いね~日本語って。

日本語って些細な表現が違うだけで
受け取る人の印象がこうも異なっていく。

これは、言葉が鋭利なナイフだと言われるのが
よくわかる気がします😅

使う側(話す側)はやっぱり、一段階置いてから
話し出す方がよさそうです。

#言葉 #モノの考え方 #コミュニケーション #生活 #仕事のコツ #66日ライラン


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