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〜 STAY SIMPLE 〜「デスク」周りを聖域に

 本日も、メンタリストDaigoさんの本、「人生を操る片付けの心理法則」をレビューします!
 これまでに更新した5つの記事はこちらです↓

片づけの目的と基本3原則①「3択」の原則

片づけの基本3原則②「初速最大化」の原則  ③「ローコスト管理」の原則

片づけの5merits

モノが勝手に減っていく7つの質問

毎日の片づけ習慣7

 今回から5回は、エリア別の片付けの鉄則5つ。鉄則1は、仕事・勉強がはかどる「デスク」整理です。

1.とりあえずボックス

 ○○○もんのひみつ道具の名前みたいですが、まずは「とりあえずボックス」を作りましょう、とDaigoさんは提案します。

 デスクは「聖域」で、片づけるべきものが一切ない状態に保たれているのが理想。ただそうもいかないのが現状です。
 そんなとき、デスクの上を片付けてから仕事をしようと思わない。

取り掛かりが遅くなる→進捗が悪くなる→タスクが溜まる→どれから手をつけるか迷う→時間がない→片付けの余裕が…

 明らかに負のスパイラル。悪循環です。
 それを防ぐために、(取り掛かりが遅くなる、のスタートの段階で)デスク周りにあるありふれたモノを一時的に入れておく箱を作る。それが「とりあえずボックス」です。タスクに邪魔なものを、何も考えずにひとまずそこに入れてしまえば、すぐに仕事etc…に取り掛かることができます。
 大事なのは、ボックスに入れたら、そのモノのことを一旦すっかり忘れることです。

2.アフォーダンスでやることの明確化

 デスクでは仕事や読書。そこで映画を見るなんてしない。

 このように、その場所で何をするかを決め、それに無意識で取り掛かれるような状態を作る。このことを、アフォーダンスのデザインと以前の記事で紹介しました。
 例として挙げられているのが、付箋の活用です。
 デスクは何をする場所なのか。やっていいことを3つまで書いて、それをデスクの目に見えるところに貼っておきます。そのうちのどれか以外はしないと意識すると、やることに集中できる環境が整うのです。取り掛かりがスムーズになります。

 また、翌日の自分へつなげる、という考えで、もし次の日のタスクが決まっているなら、使うもの一式を出して机上に置いておく。さらに、タスクに少しだけ手をつけて途中の状態で置いておくというアイデアもあります。次の日の自分に、伝言を置いておくイメージですね。
 連続ドラマが“いいところ”で終わって、次への興味を引き付けるのと同じく、“ツァイガルニク効果”という心理効果が働き、翌日のとりかかりがスムーズになるのだそうです。

3.スマホは玄関に

 「デスク周りにモノがない環境が集中力を生み出す」、Daigoさんは言います。
 先ほど、1番で「とりあえずボックス」を紹介しましたが、集中を乱す1番の原因、それはやはり『ケータイ・スマホ』だそうです。その『ケータイ・スマホ』は、玄関に置く。それがDaigo流です。
 物事に取り組みたいなら、手に取れない&着信音が耳に入らない遠いエリアにスマホを置いておく。環境って大事ってことですね。

4.スポットライトを使って集中力をコントロール!

 仕事をするときは、部屋の照明を暗くし、デスクの手元だけをスポットライトで照らす。すると、光が当たっている狭い範囲だけに注意が向くので、集中力がアップするそうです。光の種類にもこだわるとよいとのことで、例えば、こんなことが紹介されています。

・蛍光灯のような青白い光は、集中力をさらに高め、分析思考を強くする
・黄色い光(白熱灯系)は、アイデアを生み出す(=集中力は下がるが、色々なところに意識がとび、考え方のバリエーションを生み出す)

 さらに、香りの効果についても。ミントの香りは認知能力を高めるそうです。
 アロマを焚くなどして自分の集中力をコントロールすることができます。

 4つのポイントに触れ、デスク周りをどうすれば仕事などのタスクが捗る環境にできるかを考えてきました。
 無駄を省いたシンプルな環境づくりが集中力を生む。それが今日のポイントになりそうですね。
 参考にできる部分を見つけて、皆さんも生活に取り入れてみて下さい。

 今日も読んでいただき、ありがとうございました😸

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