Appleのリンゴはなぜかじりかけなのか
第1章 「脳を知る」
21世紀にクローズアップされているのは
ユーザーの「こころ」
・マーケティングやブランディングにおける
機能的価値
情緒的価値
→モノを使っている時の楽しさ、喜び、満足
ニューロマーケティングの誕生
〈コーラのブランディング実験〉
ブランドが分からない→ペプシコーラを好む
ブランドを明らかにする→コカコーラを好む
ブランド力で好みが決まっている??
第2章「ニューロマーケティング」
・視線
×好きな方を見る
○見た方を好きになる
・まばたき
人間は興味のあるものを見ているときには
まばたきをしない
・姿勢、体の重心の偏り
好きなものを見るとなんとなくそちらに体が傾く
第3章「無意識」
見たという自覚のないものが感情に影響を与える。
→閣下感情プログラム
第4章「珍しさ」と「懐かしさ」
新しいものが好き→新奇性
と
慣れ親しんだものが好き→親近性
という相反した心理。
「親近性」を残し、その中で出来るだけ
「新奇性」を出す
例)キャラクターはそのままにバックグラウンドを毎回新しくする
「ノスタルジーマーケティング」
第5章** 「意外性」**
サプライズがモチベーションを高める。
思いがけないプレゼント が嬉しい
第6章 「自分は正しかった」
ストーリーマーケティング
自社製品に物語を与える
あるジャケットの丈が短かった。
「代わりの品を持ってきます」
と様々なジャケットを提示した店員は結局
何も売ることができなかった。
一方売るのに成功した店員は
「これは下に持ってくるものとのバランスの問題です」
「ロングスカートと合わせれば丈の短いジャケットも気になりません」
この一言でお客の認知行動は一変
ジャケットは見事に売れた
認知的不協和
お客にアンケートとして何か褒め言葉を書いてもらう。
褒め言葉を書かされたグループは再来店意欲が非常に高かった。
褒め言葉を書いた→この店は割と良い
第7章「不満」
欲しい気持ちを作るためのマーケティング
計画的陳腐化
1、物理的陳腐化
モノの劣化
2、機能的陳腐化
商品の機能的価値が下がる
3、心理的陳腐化
新しいもの、ニューモデル
◯消費行動のギャンブル化
ポイント制度
→いつ頃どれだけ貯まるか は分からない
モノを買う動機は高まる
第8章「露出」
単純接触効果
✔︎日本人が味噌汁を好むのはこの一例
好きになっているのではなく、繰り返して接することにより、脳が効率よく処理するようになる。
第9章「良い気分」
売り場の雰囲気→感覚的訴求
ラスベガスのカジノ
香りを入れない売上率** 16%up**
香りを入れる売上率** 45%up**
非日常的な体験を提供してくれる場
→劇場型空間
IKEA
「グルーエン・トランスファー」
顧客の方向感覚を撹乱
「これを買う」という明確な目的意識を失わせ
何を買うはずだったかをぼやかしてしまう。
◯良い気分になるとカネを使いたくなる
第10章 「他者の力」
クチコミの力。
中立性・専門性・類似性
インフルエンサーであり専門性の高い説明に自分と似た意見
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