男はいつだって甘えたい生き物。
沢山の男性と接していると
必ずある共通項があることに気づく。
それは
兎にも角にも男性は
“甘えたい生き物”
ということだ。
私の旦那は
私の彼氏は
全然甘えない!!!
そんなタイプじゃない!!!
そう物申したい女性陣も多いかもしれないが
はっきり言って
それは貴方から母性が出てないからだ。
付き合った途端
パートナーを尻に敷いていないか?
ルールでガチガチに縛っていないか?
子供やペットにかまけて蔑ろにしてないか?
少し考えてみてほしい。
さて、ここで私の実体験から。
20代と30代
かなりの差をつけて30代の今の方が断然モテている。
特にも歳下の男性からが圧倒的だ。
いや単なる自慢ではなくデータとして明確に違う。
それはなぜか?
そう、
“男性は甘えたい生き物”であるからだ。
実際に会って話してみても
LINEなどのやり取りをしていても
彼らから
とにかく“甘えたい”が漏れ出ている。
単刀直入に
“Leonさんに甘えていいですか?”
と言ってくる子もいるし
〇〇したい!〇〇して欲しい!!
と、まるで子供の様にお強請りをしてくる子もいる。
また言葉だけには留まらず
会った時や別れ際に
まるでママと離れるのを惜しむかの如く
駄々を捏ねながら抱きついてくる子も居た。
私が年上であるという点が
彼らの甘えたがりを助長してるとは言え
出会った時に見せていた男性らしさは
まるで影を潜めてしまう。
はっきりいって“少年”だ。
本来男性は社会生活を送る上で
競争心を持ちプライドを掲げ
とにもかくにも気を張っていることが多い。
それは昔からの男性の本能として
弱肉強食の中で生き抜いていかなければいかない
言い換えれば
“仕事で結果を出さなくては稼げない”
という刷り込まれた性質がある。
能力を持った多くのライバルや敵がいる中で
強く生き抜いて行かなければいけないのだから
それはそれは
日々精神が張り詰めている事も納得である。
そんな性質を持った男性たちが唯一息抜きができる瞬間を考えると
自ずとして答えが出てくるだろう。
それが私たち女性に見せる「甘え」なのだ。
張り詰めた空気や環境から離れ
敵のいない空間で無防備にできることが
何よりの息抜きであり英気を養う
“オアシス”
なのだ。
恐らくこれまで何回も恋愛コラムやブログ等でも
この【オアシス】というワードは登場してきただろう。
なのにも関わらず多くの女性たちは(私も含め)
この楽園になれない。
それは上記のような男性の性質を正確に理解できていないのと
頭では分かっていても
やはり自分の寂しさを女性側が優先させてしまうからだ。
そんな時は母親を想像してみよう。
母親になるのではなく、母親という「存在」を思い浮かべてみてほしい。
小さい男の子にとって母親とは
いつも自分を肯定してくれて褒めてくれて
そして適度に放置して見守ってくれる存在である。
大人になってもこれは変わらない。
反抗期(多忙)の男の子にはガミガミ言うより
心を鬼にして放置するのが一番である。
そして戻ってきた暁には思い切り褒め甘えさせてあげる。
男性はそれが何より心地よく感じるのだ。
私はこのロジックを兎に角実践している。
少しでも男性からの「甘えたい」が見えたら
それにできる限り寄り添い応えるように心がけている。
そして会った時には受け身になり話を聞いたり
時にはアドバイスを求められたらそれに対しての答えだけ述べる。
あとは”オアシス”を徹底し甘えさせる。
ちなみに甘えさせるのは「よしよし」と頭を撫でることではない。
あくまでも肯定し余計なことは言わず
自分が許容できる範囲で相手のしたいこと話したいことに
笑顔で付き合うこと
これが大切である。
そして最後に
もう一つ大事なことを伝え忘れていた。
甘えてくる男性のその普段とのギャップが
何よりも私自身が好きだと言うことだ。
Leon