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40代独身男のマッチングアプリ体験記 まとめ

マッチングアプリの話としては今回で最後にしようと思う。(たぶん)
ここまでマッチングアプリを使ってみて思ったことや、実際会った相手のことを書いてきたが、最終回としてその中から得た使い方のコツみたいなところをまとめておきたい。

マッチングアプリの選び方

選び方というほどたいそうな内容ではないが、今回使用した中ではwithが一番良かった。(withだけ名前を出しておく)
年齢層が若いイメージがあったが、40代の自分とマッチするような30代や40代のユーザーもたくさんいる。
実際使ってみるとシステムも安定しており使い勝手も良かった。

また、詐欺アカウントへの対応も他社は通報ベースだったが、withはおそらくシステムである程度スコアを付けて判定し運営側が見つけたら即削除みたいな運用をされていると思う。
とても安心感が高いサービスだと思った。

ただ、付き合うというゴールに向かってこうすべき!みたいな感じで、メール頻度や長さなどのアドバイスなどちょっとおせっかいではある。

プロフィール設定のポイント

まず1枚目の写真は他人に撮ってもらった顔のアップをお勧めする。
顔のアップが重要なのは、検索画面にアイコンとして並んだ際に目に留まる可能性が高くなるからだ。

なんだかんだきれいごとを言っても第1印象は顔である。
顔立ちそのものの良さというより表情も含めた人柄の良さみたいなものが第1印象になると思う。
なので他人に撮ってもらった自然な表情の写真をチョイスしたいところだ。
プロフィールページに来てもらうためのフックと考えると、多少の加工は許されると思う。(人によって感覚が違うかも)
体型がわかるような引きの写真だったり、笑顔の写真も設定しておくと良いだろう。

ただ、個人的にやられた!と思ったケースがあり、1枚目の写真が動物で一言欄に「○○(動物の名前)ではありません」と書かれた人はついプロフィールを見に行ってしまった。
ご本人の顔がわかる写真は1枚もなかった。

自己紹介文はネガティブな表現を避けた方が良い。
嫌ですとかNGですみたいなのが並んでいると見る気を失う。
どうしても嫌なこともあると思うが書き方を変えるだけで印象がだいぶ変わるので、できるだけポジティブ寄りの書き方をした方が良い。
個人的には、NG項目に当てはまっていなかったとしても良かったとはならずスルーしてしまう傾向にある。

あとは個人的にこうだと助かるという内容ではあるが、自己紹介に聞きたい内容を全部詰め込まれると会話の糸口をつかみにくかったりする。
そもそも人に興味が無い自分が悪いのだが、何かしらの突っ込みどころみたいなのを残しておいていただけると助かる。

プロフィール項目については、できれば全部埋めておいた方が良いと言われている。
言われているというのは、自分は特にそこまで気にしていない。
「年収とか気にしてません」みたいな人でも書いてあれば目に入るわけで、どこかで意識してしまうきっかけにはなる。

マッチングについて

モテ期が来た!とばかりにどんどんいいねを承認すると大変なことになる。
これぐらいわかりそうなものだが、いいねをいただくのは嬉しいのでどんどん承認してしまう。
ちゃんと話をしたいと思う人を選んでマッチングしないと、どんどん届くメッセージに対してまともな会話ができなくなるだろう。
たぶん、以前書いた一問一答さんはこういうところから生まれるのだと思う。
ダメなら次という思考にもなりやすいので、こじらせ系のかたは特に注意していただきたいところだ。

メッセージ交換

個人的にはこの人とこの先生きていく上でパートナーとして生活を共にしたいと思ったときの選択肢のひとつが結婚であるのだが、中には結婚「が」したいタイプの人もいる。
それはそれで考え方の違いなので全く否定するつもりはないが、アプリの使用目的が個人個人で異なるためとにかく結婚することが目的という人は早いタイミングで目的のすり合わせをしておいた方が良いだろう。

気持ちが温まるまでの時間は男女差があると言われており、一般的には女性の方が慎重。
アプリ出なくても同じだが、お付き合いするまでのスピード感(という表現があっているか微妙だが)が互いに合っていないと不幸な結果に終わるだろう。

メッセージ頻度は本当に相手によるので注意したいところ。
文章量やメッセージの分け方、絵文字の使い方も相手に合わせるようにするのが無難だと思う。

実際に会ったら

メッセージとも共通するが、すぐに付き合おうなんて言わないこと。
また下心全開で行かないこと。(お互いそれ目的なら良いが)
気持ち悪い人に出会ったことがあってね!みたいな話は結構聞いた。

あとはアプリに限ったことではないが、少しずつ相手をその気にさせるというか気にしてもらえるように振舞っていくということは重要だと思う。
駆け引きというのは個人的には好きではないが、それっぽい雰囲気をにおわせて相手が気になるように振舞うことでだんだん距離が近づくものだ。
告白→振られる→終了ではなく、気持ち悪くない程度ににおわせ→状況確認→告白という感じ。
よっぽどお互いが一目ぼれみたいな奇跡が起きない限り、何もないところに告白してうまく行くはずがないと思う。

本題からそれるが、実際に会っている時に絶妙に仕事ができる飲食店に遭遇した。
会話を邪魔しないようなタイミングで料理が出てくるし、帰り際に相手の女性がトイレに立ったと同時に何も言わないのに伝票が運ばれてきた。
すごい空気の読み方だ。
次にその周辺で同じようなシチュエーションがあれば絶対また使いたい。

最後に

マッチングアプリはとてもよくできた仕組みだと思う。
合理的であるが故に自分には合わない部分が多分にあったが、使い方次第では普段どおりの生活では知り合わないような素晴らしい相手と知り合うことができる。

ひとつだけ言うならば、「実は出戻りなんです!」という人は想像通り多く、ずるずる次から次へと続けてしまわないように注意が必要だ。

今回出会えた全てのみなさま、貴重な経験をさせていただきありがとうございました。
そして、マッチングアプリを使って活動されている全てのかたに良い出会いがありますように。

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