立身者の物語

今日はいいお天気でした。
これから秋らしい陽気になってくれるといいですね。

ちょっと前の話ですが、馴染みの珈琲店でモーニングをいただきながら、
日経新聞を読んでいました。

一面の右端に、小さな囲みの広告が出ていました。
創業者の方の立身伝を漫画にした、とのことで、漫画が読めるQRコードが載っていました。

マンガは大好物です♪
掲載されていたイラストも読みたくなるような、面白そうな感じだったので、さっそくQRコードを読み込みました。

(漫画のプロデュースは「トキワ荘プロジェクト」で漫画制作を推進するNPO法人LEGIKA社だそうです)

ところが、QRは読み込んだものの、漫画は読まずにそのままになっていました。

それがこちら↓

稲畑産業さまの創業者の物語です
https://www.inabata.co.jp/ik/manga/

この勝太郎少年が、またまた、いい子なんですよね!
家庭が困窮していても、環境を恨むこともなく、友人を妬むこともない。
当たり前に感謝して、淡々とできることをやっていく。
人を妬む、という発想もないんです。
その様子に、なんて精神性が高いんだ!と思わず涙ぐんでしまいました。

それに比べて、若い頃の私は、親のせいだ、環境のせいだ、と他人のせいにして、文句を言ったり、恨んだり、羨んだり・・・
私って性根が腐ってる、と、心底思ってしまいました。
涙をちょちょぎらせながら、本当にそう思っちゃったのです。

何気に読んだ創業者の立身伝で、そんな思いに至るなんて!
なんだか、びっくりです。

勝太郎さんはきっと素晴らしく志の高い方だったのでしょう。

“成功する人は精神性が高い。自分のことを優先するのではなく、
社会や、他の人のことに思いを馳せ、全体の利益になることを考える。
精神性が高くないと、成功者にはなれない。”

「思考のテクノロジー」のファウンダーから教わった話です。
その言葉を思い出しました。

勝太郎少年のあり方に感動をしたわけですが
感動する、ということは、自分の中にそれがないと、感動が起きないのです。
だから、感動した要素、この場合は精神性の高さや、人としてのあり方、ですが、それは確実に私にもある、ということです。

完全に「性根の腐ったの」を体験してきた私でしたが。。。

自分には全くない、と思っていたものが、実は、あるのです。
感動するというのは、自分の中のDNAに描かれたストーリーと出会い、
それと一致した時に感動が起きるのです。

だから、その感動の源泉を理解して、それが自分に描かれたストーリーなんだよ、と理解した時に、今度は、そのストーリーを自分が体験できる仕組みになっています。

感動が何を意味しているのか、理解してしまったら、どんどん感動を体験したくなりますよね♪

今日は、思いもかけないところで、感動を体験したお話でした。
稲畑産業さま、ありがとうございました。

明日は早朝から、神戸に行ってきます。


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