[書籍紹介]キャッチコピー力の基本 後編

どうも、色々手を出しすぎて時間が足りなくなってきたnoteです。
とりあえずツイッター見るのをやめたいです。

さて、本日は水曜恒例書籍紹介の日です。
ボードゲームを世間に広めていくために書籍から学習したことをこちらでまとめ、自分なりに理解を深めていきたいと思います。

本日の書籍は先週に引き続き、「キャッチコピー力の基本」著・川上徹也 です。

前編の記事はこちらを参照ください。

語呂の良さを考える

言葉のリズムをよくすることで頭に入りやすいキャッチコピーを作ることができます。
また、複数の言葉尻を合わせて韻を踏むことで、フレーズにリズムが生まれ、受け手にとって心地よさが生まれます。

〜しか勝たんというフレーズが流行った際にボドゲ界隈で『カタンしか勝たん』とよく言われていましたが、この辺りの法則を踏襲したキャッチコピーと言えるでしょう。

比喩力を磨く

比喩には「直喩」と「暗喩」の2種類があります。

直喩は「〇〇のような」といったフレーズを用いることで比喩であることが分かりやすくなっています。
有名なキャッチフレーズとしては、モハメド・アリの『蝶のように舞い、蜂のように刺す』などがあり、独特のボクシングスタイルをわかりやすく説明しています。

一方暗喩は、比喩であることを示さないで用いる方法です。
例えば、グルメリポーターの彦摩呂さんが使う『海の宝石箱や〜』『具材の健康ランドや〜』というものが暗喩になっており、イメージが簡潔に伝わるような名キャッチフレーズとなっています。

ボードゲームに置き換えると、『ボードゲームは人生』という風にブログのタイトルとして比喩を使うことで興味を惹き、ボードゲームの奥深さについて伝えることができるかもしれません。

「造語力」を身につける

言葉を短縮することで別のニュアンスが生まれ、新たな言葉が生まれることがあります。
「アラサー」「婚活」などはすっかり定着した言葉ですが、全て元の言葉を短縮して生まれたものです。

また、形容詞に言葉を足して繋げることでニュアンスを感覚的に伝えることができます。
『うまい』の種類を表現する場合は『からうま』『バリうま』『ちょいうま』などとすることで、美味しさにバリエーションを持たせることができます。

感想

こちらはタイトルの通り、キャッチコピーを作る上でのテクニックを77個取り上げ、それぞれの解説や具体例を示していくような形です。

普段からよく見るようなものばかりですが、それだけ多くの企業が使っているテクニックとも言えるので、改めて解説を読むことはとても勉強になりました。

また、こちらは上記のテクニックを併記していくような形になっているので、どんどん読み進めていくというよりは、目次からコンセプトにあったテクニックを探す辞書的な役割を果たしてくれそうです。
辞書的な辞書的な使い方が想定され電子版より書籍版の購入をお勧めします。

全体を通してストーリーがあるわけではないので、正直これまでの書籍で一番読み進めるのがしんどかったです。
これを書いている今も実はまだ全部読めていませんが、とりあえず記事をまとめて続きは今日中に読むことにします。

来週の書籍は「確率思考の戦略論」著・森岡毅 です!
以前紹介した「USJを劇的に変えた、たった1つの考え方」の森岡氏が、市場分析について詳しく記された書籍です。

それでは、ここまで読んでいただきありがとうございました!


おわりに

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