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今こそ読みたい神マンガ「海皇紀」

修羅の門、修羅の刻で有名な川原正敏が描いた漫画。
オフラインで読者に会ったことが無い。

どういう漫画かと言えば、海洋冒険もの。
大型帆船の船長である主人公ファンが背中に日本刀を背負い、チャンバラと帆船アクションを駆使して世界を救う。

肝心なのは帆船アクション。
これまで大型帆船の海洋冒険といえばヨーロッパの専売特許だった。
ホーンブロワーやカリブの海賊など。

それを、実際に商船学校だかで帆船を学んだ作者が、大型帆船の構造や機能の解説をまじえて帆船アクションを描写する。
例えば、帆船は風下にしか走れないと思われているが、ある程度の角度は風上に向かって走れる。
これを切り上がると言う。

他には、上手回しと下手回しの違いなども説明されて駆使される。
クリストファーノーランの映画テネットで高速帆船に乗り、ヒロインに上手回しや下手回しを指示する場面があるが、海皇紀を読んでると、こう言った映画や現実のヨットレース(アメリカスカップ)など楽しめるようになる。

またゲーマーならば、アサシンクリード4をプレイしたならば海皇紀も楽しめると思う。
鷹を操り忍者アクションもあり、まんまアサクリ4だから。

#今こそ読みたい神マンガ

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