菅野よう子「オーケストラの戦闘曲は報われない」
昔、西尾維新の小説「化物語」シリーズの中で、大人と子供の違いを——アニメのナウシカを見てるのが子供。漫画のナウシカを読んでるのが大人——というネタがあったが、それで思いついたのが——戦闘曲を聞いてるのは子供。フィールド曲(日常曲)を聞いてるのが大人——というネタ。
さて、そんな話題に事欠かない戦闘曲だが、昔、菅野よう子はこんな事を書いていた。
これ半分は正解で半分は違うだろう。バラードが長期的に人気なのは確かだ。戦闘曲に比べると受け入れられる性別と世代が広い。基本的に戦闘曲とは男の世界だし、客層も若めだ。
しかし、不人気かと言えばそんな事は決してない。
そもそも、菅野よう子の人気曲や代表作は、戦闘曲的なテーマ曲ではないか。
でも確かに、オーケストラの戦闘曲(劇中曲)が主題歌に並ぶほど人気かと言われると苦しい。
こんなに頑張って目まぐるしく展開を構成して色々と詰め込んでいるのに。
でも、ちゃんと数字を出してる曲もある。
アニメではないが、ゲーム音楽では人気曲はたいがい戦闘曲だ。
映画音楽だと、戦闘にも流れるダークナイトのテーマ曲なんぞ再生数は3000万もいっている。
確かに女性的感覚からすると戦闘曲って何だよ、と思うのかもしれないが、男側からすると、名曲=戦闘曲という図式ができている。
日本だとガンダムUCの戦闘曲がテーマ曲も兼ねて有名。
テーマ曲には劣るが、菅野よう子が言うように複数のモチーフで力作のMobile Armorも人気。
でも確かに編成も少なく展開を2番,大サビと流用する主題歌に比べてオーケストラ戦闘曲は労力に対して報われないのは、やってる側からすると、そうなのかも知れない。特に主題歌があるアニメ。映画もテーマ曲が有名になる。
しかし、ゲームだと戦闘曲は1番人気になるの何故なんだろうか?
テーマ曲より聴く頻度が高いからか?
本筋とは関係ないが、全角スペースで段落1字下げで書いてみた。
このスタイルで書いてみようかしら。
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