見出し画像

【日記】イカれ女になってしまった日_240919

はじめに

とんでもねえ失敗をしました。
そこからなんとかリカバリできたから良かったものの本当に一日中気が気ではなくひどい有様でした。

非常に長い話になりますが、バカ女のとんでもねえ一日をどうか笑ってやってください。

ーーー

出社

ウォッシャ液の使い時がわからない。
走行中なのか、信号待ちの時なのか、周りの車がいてもいいのか。
信号待ちで噴射したら斜め後ろのバスのフロントガラスの角に掛かってて気まずかった。

10分早く出たら道が空いてて落ち着いて運転できて良かった。


不動産屋の策略

朝一番に不動産屋へ入居希望のLINEを送った。

その物件は、午後から別の客の内覧予定があるので、それを止めたければ午前中に審査申し込みをするよう告げられた。

びっくりである。

審査申し込みすれば別の人への内覧を止められるが、午前中に間に合わず、午後に内覧した人が契約したらおしまいだ。

つまり、体よく脅された形だ。

よくある話だとは思うし本当に午後の内覧予約があるのかも真偽は定かではないが、私はかなり焦った。

めちゃくちゃな話だ。今から考えれば。

ーーー

責められてむかついた

まず、彼にその旨をLINEしたら、不動産屋が休みの火水のうちに入居希望を出しておかなかったことを責められた。

定休日に連絡したところで別の人の内覧を止めることはできないと思うんだけど、反論しなかった。

めちゃくちゃむかついたけど我慢した。

ここで相手の上げ足とっても何にもならないし、こちらも少し悪かった点はあるから。

入居希望が決まった火曜日の段階ですぐにボールを投げなかった(LINEしておかなかった)ことの責任を、そのあとにも再度念押しされたことには頭に血が上りかけた。

いつか私のむかつきに気づいてくれればそれでいいし、気づかなくても自分が忘れちゃえばそれでいい。
とぐっとこらえる。

ーーー

不動産屋の手口だとは思うが、内覧の時は丁寧で優しかったのに電話口では非常に雑な印象である。
くそ。
足元見やがって。

とはいえ脅されている側の身なので、12:00までに家賃交渉と入居審査のウェブ入力をしなければならなかった。(と、その時はそう思い込んでいた。)

今思えば、脅しに屈さず、
「それで物件を取られたら別の物件を探しなおせばいいや。」
と思えば済むだけの話だったのに、完全に冷静さを欠いていた。

不動産屋の策略にまんまとハマったわけだ。

ーーー

イカレ女ムーブの始まり

9:45
不動産屋から、別の内覧者の存在により12:00までにウェブ申請しろと脅される。
彼に、「ボール」を投げておかなかったことをなじられる。

10:00
まずは家賃交渉するので月1,000下げか10月フリーレントか選べと言われる。

彼とLINE揉めながらも、第一希望フリーレント、無理なら月1,000下げと伝える。

(こうやって送っていい?とお伺い立てた文章にケチをつけられ、「じゃあ〔彼〕が考えてください。意に沿えないから。」と文句を言った。)

11:00
不動産屋ー大家 家賃交渉

11:25
結局フリーレントは却下され月1,000下げのみ。
(多分初めからそれ込みで見積もり切ってるんじゃないかな。)
(希望もたせんな。)

35分以内(12:00まで)にウェブ申請入力をしなければ午後の内覧を決行すると言われ、
仕事中にも関わらず必死に入力した。
(というかここまでも仕事中だけどずっと彼とのLINEと不動産屋との電話しまくってた。)

ーーー

分岐点

申請フォーマットに入力している間、一瞬、名義人が私でいいのか迷った。

しかし

いかんせん入力項目が果てしなく多く、彼は仕事中ですぐにLINEが返ってこないだろう。

もう時間がないので、どっちでも大丈夫だろうと勝手に判断して、自分を名義人として入力。

同居人の情報も彼のことは知っていたので入力した。
(とにかく物件を取られたくない一心でこれが大きな過ちだと気付かなかった。)
(我ながら大人の行動とは思えず本当に申し訳ない。)

なんとか正午までに間に合った。

ーーー

この苦労を、、、ちょっと彼に知って欲しいけど
「そもそも〔ろこ〕が月曜日に連絡しておいてくれればこうならなかった。」
と言われてしまえは、それまでなので
ぐっと堪えようと思っていた。

(ことの重大さに気づきもせず。)

ーーー

彼激怒

ほっとして審査申込完了の旨を伝えたら、彼から怒りのLINEが。

許可してない、勝手に名前を使うな

と一行。彼は普段こんな言葉使う人ではない。


【今回の私の問題行動】
・ まだ相談していなかったのに勝手に自分を名義人として申し込んだこと。
・ 許可なく彼の情報を入力したこと。

本当に彼の言うとおりである。頭イカレ女ムーブをまたやってしまった。
ということにやっと気づいた。

そう、私は本当に頭が悪いんです。

ーーー

足元が崩れていくような、取り返しのつかないことをしてしまった感覚になり、血の気が引いた。

その行為自体の問題もあるが、

そういう考えなしの行動をしてしまうバカ女として愛想をつかされ、婚約破棄されること

が、何よりも怖かった。
これが、結婚前同棲のこわいところだ。
私は彼に試されていると感じることがこの先何度もあるだろう。

私にとってはデメリット(捨てられる危険)だが、彼にとっては自分の人生を守るための大事な期間なのだ。

結婚前の同棲という英断を押し切った彼は実に賢い。

ーーー

どうしてこうなった

名義人が未定だった原因も、私にある。

私の勤務先では住宅手当があるから私が名義人にしよう。

という話だったが、
週明けになって総務課に確認したら、その手当は二年前に廃止された。と告げられた。

古い賃金規定を見ていたのでそれに気づいていなかったのだ。(新しいのを配らないうちの会社もおかしいけど。)

だから、火曜日に、「じゃあどちらでもいいね~。」というところで話が止まっていた。

にもかかわらず、
頭の悪い私が不動産屋との窓口をやっていた。

彼と不動産屋の伝言ゲームを私の脳を介して行っていたので、彼は私にイライラが募るし、不動産屋は私を追い詰めてくる。

内覧終わった時点で窓口を彼に変更しておけばよかった。

それさえも、住宅手当があると思い込んでた私が原因。

ま、私が悪いんだけど、死ぬようなことではないから大丈夫。審査が通ることを祈る。

と思っていた。実はそんなのんきな状況ではなかった。

ーーー

どうしよう

怒りのLINE後、彼は電話に出てくれない。

心が折れそうだ。

頭を殴られたような衝撃があり、落ち込んだ末に昼食をスキップした。
空腹があっても食欲はない。

今後の展開への恐怖によるものか空腹によるものかは分からないが、頭が全く働かないのに不安でいっぱだった。

ーーー

悪手

ドミノ倒しのように、自分の悪手が次の悪手を引き起こしており、もう修復できないかもしれない。
どうしてこうなったんだろう。

苦しい。

不動産屋との窓口になるにあたり、
「同じ営業としてやられたくないことをしないでね。」と彼にくぎを刺されていた。

その理論にのっとり、
休業日に連絡せず
やられたいことをするために
不動産屋の言うとおりにしたのに
そうしろと言ったのは彼なのに
どうしてこうなるのか。

(執筆時9月20日には、この思考が単なる責任逃れだったとわかります。)

相談することとしないことの線引きがわかっていなかった。

ーーー

とにかく止めなければ

やばいと分かった時点で12:30に不動産屋へ電話→不通
折り返しが来たのは13:30だった。

「名義人の認識で食い違いがあったので変更は可能か」
と聞いたら、

一度申請をキャンセルし、再度正しい名義人へ申請用URLをメールするので氏名と電話番号を教えてほしいと言われた。

ここから不動産屋の態度が軟化した。
私たちが絶対にこの物件に食らいついてくるという確証が得られたからだろう。
踊らされた。本当に悔しい。

再申請するまで物件を押さえてくれるとのことだった。

彼からは、
「仕事のあと、一度真剣に話し合おう。」とだけ、LINEが来た。

こわい。

ーーー

話し合い

不動産屋からは「14:00にはURLを送れるので名義人の電話番号を。」と催促があったが、なんとか伸ばしに伸ばし、

名義人の決定(物件押さえ)の期限を明日の9:00までにしてもらった。


彼の仕事が終わった19:00過ぎから、電話で話し合った。

契約が絡むことなので相談してほしかった。
勝手に名前を入力しないでほしかった。

ごもっともです。

ということだった。

もっともだ。
もっともだが、その時の私は自分のミスでとにかく物件を逃すことだけは避けたいと思い、勝手に行動した。

【自分のミス】
・ 9月16日に彼が物件への意思を固めたときに自分の気持ちを決めずグズグズした。(不動産屋へ入居意思を伝えそびれた原因)
・ 賃金改定で住宅手当がなくなったことに気づいていなかった。(「婚前同棲」ということへの社内の目線が怖くてぎりぎりまで総務課に聞けなかった。)
・ 住宅手当が無い事がわかった時点で名義人を決めなかった。(なんとなく怖くて先延ばしにした。)
・ (火)(水)に不動産屋へボール(LINE)を投げなかった。

↓グズグズした日のこと


すべて自分のせいで遅延が生じていると思い、

自分でなんとかしなくては。
ここで物件を逃し自分のせいになって一生負い目に思うのは嫌だ。

という保身しか頭になかった。

それがまずかったことを真剣に謝った。

そして、彼からは

相談してほしかった。ただそれだけ。

それができなかった理由は……。

と言われ、そうできなかった理由を伝えた。
(そこは理解を得られず平行線になったので保留に。)
(再発リスクは残ったので今後の課題に。)

ーーー

終結へ

そして、名義人は彼にすることを決め、
明日以降の交渉は彼に直接不動産屋とやり取りしてもらうことにした。

段取りに関しては少々もめたが、騒動の直後なので仕方がないことだ。

なんとか仲直りすることが出来た。

初めから、
火曜日の時点で名義人を決めて
交渉を彼にバトンタッチしておけば
こうはならなかった。

まさか別の内覧者をダシに脅されるとは思いもしなかったので呑気に構えており、
今日の今日で焦ってしまった。

ーーー

余談

電話を切った後、
私「向き合って話してくれてありがとう。」
彼「こちらこそ話を聞いてくれてありがと。」
とのやり取りののち、

彼「さっきは言い過ぎてごめん。」
と送られてきて、彼から電話をかけてきてくれた。

電話越しの彼の声はもう、いつもの優しい彼に戻っていた。
二人で日常的な会話をして、ムカついたことはすぐに伝えられたし、穏やかな空気になって良かった。

▲▽▲▽▲▽

反省。

そも。ウェブ申請とかLINEとか無い時代ならこんなことでトラブルにならなかったのに。
便利すぎるのは選択肢が増えて疲れます。

なんとかなりますように。
明日はいい日になりますように。

▲▽▲▽▲▽

🪸おしまい🪸

いいなと思ったら応援しよう!

この記事が参加している募集