ぼっち在宅介護 介護じゃない山の畑の話
父がよく眠っていたので、少し離れた山の中の畑の様子を見にいってきました。
ミツバチきてないかなぁ…と。
山の際は少しだけ気温が低くく、まだ雑草や花もまだちらほら、素人しかけの養蜂箱に反応はなく…残念です。
山の畑は、我々夫婦素人には、ただただバカ広くて(大農家さんなら猫びたい)周りは耕作放棄してるし、イノシシに襲われてばかりだし、管理してもしてもいい事がまだ起こってない畑です。
で、頑張って、荒れた畑を片付けて、イトコにきれいに耕運機をかけてもらい、我々で整地をしたところ…
雨の間にちょっと種を蒔いたりしてみたり…
したんだけれど…
来てる…
イノシシ、足跡あるじゃん…
ガックシです。
だいぶ襲撃が減ったなぁと思っていましたが、また来ました…まだ今日は様子見でしたけど…
うううう
時間ない中、必死でやっとるのに…
彼らは一晩で、耕運してしまう。
悪気がないのはわかっているけれど…
大面積の畝をぐちゃぐちゃにされるのは勘弁してほしい…ミミズは掘っていいけど、畝はのこせよ!
とりあえず、彼らが嫌がるハーブを植える予定にはしているんだけど…
間に合うのかどうか…
どうぞ、他の耕作放棄地に行って耕してあげてください。
このままでは、主人の士気が下がると思い、父に相談してみました。
「ちょっとお金がかかるけど、何もうわってないけど、電気柵をつけよう!誰がどのように使っていくにしても、これからは電気柵をしないと管理しきれないよ。Tさん(イトコ)に相談してもいい?」
こう言うお金のかかる話や、家族のややこしい話、家や土地について等、難しい話はわかっているのかどうか不安はあるけれど、いつもちゃんとわかってる体で、話をするようにしています。
「難しい話してもいい?」と口火を切ると、目つきが変わり、きゅっと緊張して話を聞いてくれます。
家族の中でいろいろゴタゴタがあり、父が家族を信用しきれなくなった事で、体調が悪化し、せん妄に突入していったためです。
父の指名で私がケアに来てはみたものの、なかなかごんぶとな信頼関係作れてるようには見えませんでした。
と言うか、「この状況、信頼しきれないよなー」と私が思っていましたから。
とにかく、信頼してもらうことが、体調の維持とせん妄と認知症の悪化にブレーキをかけられる唯一のことではないかなーと思って。
どんな難しいこともややこしいことも、わかりそうな言葉を選んで、判断を仰ぐようにしていました。
ま、その習慣が今でもあって、何でも父に相談をします。
はぁ…一体いくらかかるのかしら…
父には、
「お金は、オヤジが長生きしてくれれば、なんとかなるから」と言ってあります。
細々と年金の余りを貯めています。貯まらない月、マイナスの月もありますけどね。
ま、彼の畑なんだから、彼が頑張らん事にはねー。
ま、ちょっとショックな1日でした。