ぼっち在宅介護　テメェを信じて、静観するか？挑むのか？　by 父

※浮腫、滲出液の画像があります。
苦手な方、見たくない方はスルーしてください。

とうとうきてしまった…
なのかはわからないけれど。
浮腫のひどい左足フトモモから、滲出液がでてきてしまいました。
今は一ヶ所。怪我らしい怪我をした記憶も、させた記憶もない位置からです。

昨日の訪看の際、パジャマやパッチがやや黄茶色く幅15センチ長さ30センチくらいのシミになって濡れており、看護師さんが気づいてくれました。

最初は、漏れたかなぁ？とか話していたんですが、清拭の際に、プク〜っと水が湧いてくるのがわかり、『出てきた…』と言うのがわかりました。

滲出液です。
尿で出したいけど出せなくて、
傷や点滴の穴などから出てくるとのこと。
にゃー！

浮腫がひどくなってきますと…
写真のように、パンと皮膚が張って、毛穴が開くような感じになります。

父は、
フトモモから浮腫がはじまり、鼠蹊部が圧迫されてしまい、淫部が浮腫、尿が出にくい状態からの…体全体あちこち浮腫む感じになっていきました。

今回、滲出液が出たところは、着替えの際に傷になったところですが、他の傷の方が大きく、毛穴？くらいのところからだけ出ています。

だんだん浮腫が酷くなってくると…
「滲出液が出てきますよ」とは言われていました。

「どんな感じですか？」
とたずねると、
「皮下組織に水が見える感じかなぁ…」
と看護師さんに聞いていました。
「Aさんは、皮膚がきれいで厚い感じがするので…まだちょっと違うような…」
という感じでいましたが、
意外にも早くその時が来ました。

左フトモモの膝上？
突然です。

ただ、他の部分からは出ていなくて…
ジャバジャバという感じでもなく…
点滴よりやや遅いかな…くらいです。

ただ、一晩で、パジャマとパッチの片足フトモモ部分が湿るくらいは出ますので、今は、パットを当てて対処しています。

利尿剤を増やしたからかなぁ…
ジャッジのタイミング、ミスったかなぁとか…
いろいろ思いますが…

父は父で、しんどそうなりに、ご飯も口にするし、ゼリードリンクも飲みますし、吸引もうけますので…

これまでと変わりなく過ごしてみようと考えています。

おとといの夜、左足の服が濡れてしまい、オムツから漏らしてしまったかも…😱
と不安な夜を過ごしたのか、昨日の日中はよく眠っていました。

夜になると、目がギラギラ…
眠るとこのまま目覚めないのでは？と不安になるんでしょうか。なんとも言えない顔で、頭をかいていたので…

「昼間めっちゃ寝たから、眠れるとしてもだいぶ遅いよ。頭でも拭いてみる？」
と聞いたら、
「うん」と返事をしました！めずらし！

枕にビニールを敷いて、
ホットタオルでゴシゴシ
ドライシャンプーでゴシゴシ

もう一度、ホットタオルで拭きあげて
乾いたタオルでゴシゴシ

ふわふわフッサフッサになりました！

またボリボリかかれると困るので
ヘパリンの泡状のものを顔から頭に
塗り伸ばしました。
オールバック👍

頭がスッキリすると気分がちがうようで、
「爪を切ってみようか？」
と聞いたらば、
「うん」と返ってきました。

わかりにくいけど意外と伸びてる爪。
左手

親指。きれいそうに見えますが…

皮膚と爪が癒着しはじめていて
結構、切りづらい。
高齢者の爪切りは短いうちにこまめにしないと
「痛い！」と怒られる

こっちは、やや拘縮のはじまっている右手

こっちは老人らしい
あまりきれいじゃなくなった爪
今回は切りどころなく断念…

こうやって見ていると…
それほど爪の色も悪くなくて…

今朝のヘルパーさんも
「Aさんは、頭もはっきりしてるし、爪もきれいな色でチアノーゼが出てるとも言えないのに…」
と、滲出液が出たことを驚かれていました。

きっと、いろんな方がいろんな条件で、浮腫が出てしまい、滲出液が出るんだろうと思います。心不全、腎不全のターミナルな方には多いようです。

父も、ターミナルでアラートが鳴りはじめているんだろうとは思いますが、粘りに粘っているこの状況、父の体が挑んでいるように見えます。

（決して、積極的治療なんかはしてなくて、家庭内生活のQOLを上げるためだけのクエチアピンと酸素と吸引➕利尿剤です。看護師さんも主治医の先生も、読みと必ず違った状況にしてくるので、予測が立たず、全て成り行きです。）

『テメェを信じて、静観するか？挑むのか？』

そんなことを日毎、自分に問いながら、呼吸してるように思います。

口がうまく話せれば

『こんなもん（寿命）は、誰にもわからねぇよ、成り行きなんだよっ！』

なんて言いそうな父ですが、、、

こっそり己と戦う系の人です。

人のことを静観することはできても、自分は自分とこっそり戦っていたいようなところがある人なんで。

結局、挑むんでしょうなぁ。
というか、挑んでしまっている、挑まずにはいられない！そんな感じですね。

医療を受けたいわけではなく。
今持ち合わせている身体や体力をめいいっぱい使い切りたい！そういう挑みです。

で、私としては、
これは、、、延命治療ではないと思っていて。
入院、手術をするわけでナシ、手持ちの身体で頑張るってんだから、「やれるだけやりな！」って感じですかね。

滲出液も出てきてしまい…
昨日は、心配にはなってたんですけど…

1日経つと…
出ちゃったもんは仕方ないし。。。
淫部の尿の出が悪くなって、そこが不全になったらば…
そりゃ、尿毒症にならないようにするためには、どっかから出すしかないわけで、どっか切って出したりできないのかなぁなんて思ってたくらいなんで…
この際、左の浮腫がひどい分だけは、足からだしとくか？ってなったんだろう…
新しい蛇口がついて良かった！くらいでいてみようと思っています。

さてはて、どうなることやらです。

実験したこととか書きたいのに、次々といろいろ展開があって、noteが追いついておりません。
が、書けるだけ書いていくつもりです。