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ぼっち在宅介護 父の人体の面白さ!利尿剤からのその後

はい、いく日ぶりでしょうか?
まだまだ、父、低空飛行なりに頑張っております。ハイ😅

バタバタしていました。まだしてますが。
父の体調の心配もあったりしながら、父の薬をもらいに病院へ行ったり、父の買い出しに出たり、父のほうじ茶ゼリーを作ったり、父の…
(もうええわ🫱)

でもって、個人的なお調べ事で役所に行って、あちこち回ったり🌀回らされたり🌀待たされたり🚏

その間も普通に、訪看さんもヘルパーさんもリハビリの先生方もいらっしゃるので、出掛けても「あと◯分で帰んなきゃ」とバッタバッタ日々を過ごしていました。


父、先日、利尿剤を入れていただきました。

私、勝手なイメージで、その日にバシャ〜っとたくさん出てくれるもんと思っていました。が、そんなに一気に出なくてですね。36時間?位をかけて、5回か6回、たくさんのパットを交換する感じとなりました。

これまでだと、24時間にいっぱいのパットを2個変えていましたが、4個変えた計算になるので、通常の倍の量を排出してくれた感じになります。

体調がすぐれない中、肺が片肺呼吸の中、92歳のジーさんの腎臓は末期の不全ながらもヨッコイショヨッコイショと動いてくれて、なんとなーく浮腫が縮小、身体が萎んだようです。(とは言え、全ての浮腫が取れるわけではないので、しんどいのはしんどいようですけれど。)

陰部の浮腫はとれまして、ほっと一安心です。
身体全体も一回りスッキリした感じかなぁくらいです。

が、左半身を右半身より低くくしたがるため、重力に逆らえず、左の血流の悪いところに、ダダダダーっと水分がうごいてきまして。
腕だとこんな感じになっています。

右腕はすっかり浮腫が取れてガリんちょ。
でも意外とパワーまだあります。
スッキリです。
問題の左側。関節付近に浮腫の塊が。
モッコリしています。
こんな感じで、血流が悪いエリアに
スライムみたいにボニョンといます。


この浮腫、結構汗だくになりながら、マッサージとかするんですけども、本当に重力のままに低い位置にたくさんたまります。

腕なんかですと、軽く曲げてお腹の上に手を乗せてたりすると…
曲げたあたりの血流が悪くなり、手をお腹に置いているので肘が体の側面に垂れてて、で、左に少し傾いて寝てるので、左肘の辺りボニョン、左足太ももボニョン、左鼠蹊部周りボニョンとなってまってます。


どんなにマッサージやリハビリをしても、最後は本人の寝姿勢と重力によってボニョります。
あまり同じ姿勢で寝続けないように体位変換をすると良いのですが。

不調の左肺の動きが悪いので、父が呼吸が楽な姿勢を求めがちになります。
あと、あまりあちこち向く余裕がないらしく、体位変換やシーツ交換などは控えています。
すると…やっぱり動かないので…浮腫がはじまります。


で、人体の不思議的、今回のなんとなーくの仮説なんですけれども。

父は、たくさん経口補水液ゼリーやほうじ茶ゼリーが飲める人です。
主治医の先生に大量に痰を吸引していただいたわけですが、飲んだ分が唾液になり、痰になり、寝たきりなんで重力で気管に入り溜まってしまってました。

気管に痰が詰まって、「痰に溺れていた」と先生は表現されていました。
痰に溺れながらも、血中酸素は99%あったわけですが、具合が悪くなるにつれ、右半身を上にしたがっていました。



先生は、「なぜ、こんな状態で血中酸素が99%出せるんや」と驚いていました。

どうも、気管に痰が満タンになりかけても、チューブに残る隙間で呼吸を続けていたのではないかと思うのです。

ファンタジー物の映画かなんかで、地下水路を主人公がわーッと流れていく時、水面より上で呼吸する的なイメージでしょうか…

ということは…
右肺は、水位的に水に浸からずに済むけれど、左肺は湿度100%に近い状況で、浮腫みに水圧もかけられて、肺活が停止ギリギリにならざるを得ない状況だったのかなぁと思うわけです。
だから、体調が悪くなると左肺が動きが悪くなる。

父は、時々すごい感度で、難局を凌いでたりするのですが…

今回は…もともと元気のない左肺を犠牲(になる体位)にして、元気な右肺を上に上げ、ダメージを減らし、右肺のみベストなコンディションで血中酸素を維持し続けていたのではないかなーと思ったりしています。



あと、痰の吸引について

正直、気管に溜まっているかどうかなんて、見えないから、看護師さんも私もわかりません。本人も先生もわかりません。

でも、苦しさとか生きたい気持ちが、本人に体内機能をトリアージさせる。
すると、バイタル全体が安定にされたりします。体力温存です。暖気運転です。超燃費いい状態で、回復をまったり、主治医の先生方の気づきを待ちます。

すると、ギリギリ生命維持されます。
これは、、、一見わからんですよ🙂

これは、ほんまにわからん。病院でも施設でも。

で、人体の底力が果てて、急変。
絶対ある!
あるはずだわーと思いました。

そう、彼らは最後のギリギリにおいて、ものすごく見えないところで頑張っているんです。
で、それは、一か八かをかけて、体のパーツが戦っているということで、いつ命が尽きるかなどはわからんし、もう背と腹なところにいるに違いありません。

尊いわ…人体…

数日して、父の場合は目安がわかって来ました。私の勝手な合図にとっています😛

痰が奥深く溜まってくると、父は額が謎に生暖かくなります😅なぜか、熱くなってきます。
(毎日、ちょこちょこ額の温度を手で当たります。)

コレ、謎なんですが、生命維持装置が働いて、脳が指示してるみたいです。前頭葉部?
(そんな気がするだけですけど😛)

で、昨日、そんな感じがしたので、訪看さんにしっかり目の吸引をお願いをしました。
ちょうど上手な方だったので…

いました。。。

ズゴゴゴズゴゴゴズゴゴゴゴゴゴゴゴゴー〜〜ッって、粘いのが抜けました。

看護師さんによっては気付かず終わることあると思います。深いとこにいたので。


いや、こんなすぐたまるんかよ…😭
とは思いつつも、アテが当たってホッとしたり。


とは言え、これは悪いことなのか? 

痰がたくさん溜まる
→唾液がたくさん出る
→たくさん水分がとれている
→水分代謝が促されやすく浮腫にくい(みたい)
→唾液がたくさんあるから口内が潤いウイルスに強い

いいこともいっぱいあります。


高齢者医療や看護というのは…
あっちがいいとこっちが悪くなるし、
こっちが良くなるとそっちはイマイチに…
と、両輪が同じコンディションではいられないし、原因探しはイタチごっこな感じです。

だんだん、レトロな機械のパーツがどんどん傷んで代わりが見つからない感じ。

だけど、その中でも、なんとか生き抜く術を全身が見つけ出して生きのびたりしていて。
身体って不思議だなー!ってつくづく思う週でした。人体って面白い!

皆さんの周りの高齢者の方々も、もしかしたら、生命維持装置のセンサーが最善を尽くして今を生きられているかもしれません。

是非是非、見えない部分は見えないですが、頑張る力に耳や目を澄ませてみてください。
ちょっとだけ、介護疲れが癒やされたりするかもしれません。
「頑張っとるなー!なら、応援だけでもしてやるか!😂」みたいな気分になれるかも。


高齢者の人体、面白いですー📣

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