こんばんは。U-NEXTがまだトライアル期間継続中なので今日は午前中から映画LAPSEを見ていました
こちら一本の作品ではなく
3人の監督がそれぞれの作風で撮ったものが連なっているいわゆるオムニバス形式の映画です。世にも奇妙な物語を映画にしたというほうがイメージしやすいかもしれません。テーマはクローン人間、AI(人工知能)による医療サービス、VR(仮想現実)による擬似シュミレーターなどちょっととっつきにくいものが並んでいます。自分は3本目のSINの手塚とおるさん目当てで見たんですが少し感想を書きたいと思います
1本目…失敗人間ヒトシジュニア
全体的にコミカルさが漂うがどこか物悲しさがついてまわっている雰囲気。実はクローン人間だった主人公・ヒトシJr.の行き着く結末と「未来に抗え」という誰かの叫びがこの後の2本に響いていく演出が良い
2本目…リンデン・バウム・ダンス
まるでクリオネのようなフォルムの端末に搭載された人工知能Sati(サチ)が人類全体の医療を担っている未来社会。主人公の祖母が寝たきり…というか昏睡状態で主人公の夢の中でだけ少女の姿で現れるという設定が斬新。ラスト近くに草原に立ちつくす場面は映画リリィ・シュシュのすべての田園風景を連想させた
3本目…SIN
もし自分がそう遠くない未来、誰か親しい人を殺すと予言されたら…と背筋が寒くなった。教育機関エルサは実際にありそうだし、アマ少年が受けた擬似シュミレーターもリアリティがある。ちなみに個人的な感想だが、この作品だけ他2本と雰囲気が違って見えた。単品でいつか映画になったら見てみたい
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