古里の なまり懐かし 白黒の
海の向こうは
今日も くもりぬ
⭕
彼は 、 遠く「唐」の国から 強く請われ渡来した 使者である。
かの地では 『期待のホープ』と いつも 呼ばれたものだ。
しかし、 今は
公園近くで 少し 起きて、 また 眠りに就く一日 。
ふつうの だらしのない サラリーマンのような 日常が
いつまでも 変わらず 繰り返されている。
いわゆる 「 恵まれ過ぎた生活 」 なのだ。
しかし、、
彼には 深 い 願 い が あ る 。
_ Native Language で _ しゃべり 合 い た い 。
渡り飛ぶ 虹色の 鳥たちの群れ
いざないの 声を 止めず
招く 手を 留めない
渡り鳥の 歌う
西の国の わらべ唄を
いつも 聞いていたい
唄いたい
みんなと
__停車場の 、
近 く の 檻 の 動 物 園 の 、
旅の「 不運 」は 壮絶なりし 。
その さびしさは 、春 の 午 後 に
深く 、 深 く
深 ま り
白 く
◎
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