入院基本料とホテル宿泊料金
さて、とある病院関連の集まりに参加し、講演を聴講する中で、ホテルの宿泊料金が上がっている、という話題がありました。ここ数年、今年だけでも、皆様も感じるように、ホテル宿泊料金が全体的に上がっていると思います。人件費、設備費、様々な対応として、宿泊料金が上がるのは、仕方なし。
一方で、入院すると、ベッドがあり、宿泊することになるのですが、この入院基本料というのは、12年くらい?でしょうか、変わってないそうです。これだけ、物価が上がってきても、変わってない。人件費の手当分は、上がるように診療点数が組まれましたが、多くの病院が赤字となって、最近では、秋田の病院で、県と公的病院の赤字幅が凄いので、合併等、話し合いがなされている、と、ニュースがありました。
病院が、赤字。
2025年から、人口減少、生産年齢人口が減り、高齢者が増えるけれども、2040年以降には、高齢者も減っていき、病院の存続を考えなくてはならない状況。そこから、実は、2024年から、入院患者が全国的に減っている状況が既に起こっているそうです。
安心、安全な環境で、人は成長していけると思います。安全でなく、不安の状態では、間違った判断をしてしまう可能性もあります。
働く環境として、職員も患者様も安全で安心な環境のために、診療点数等、配慮できる、最終的には、経済状況が回復することが!