学問 学び方の極意とは?
小林秀雄さんが、本居宣長さんを引用しながら、学び方の方法論はどうあるべきか?を話されていました。そして、最終的には、つとめて、怠らず、日々継続して学び続けることである、と、されています。常識の範囲であると。特別なやり方、効率的なやり方があるんじゃない。すぐにそれを求めたがる風潮はあるかもしれないが、至って単純なことを出来るかどうか。早くわかりたいという、昨日の言葉も、病気だ、と、されていました。私も相当、そちらに浸っているなぁと、感じる次第です。荻生徂徠の本を久しぶりに引っ張りだして、読み始めるも、全く訳分からず。ついつい、解説本に逃げたくなりますが、簡単に分かったものは、所詮、その程度なのだと、苦労することでわかる、というものが、また違った知恵をさづけてくれるのだ、という事の意味を実感するには、まだ時間が必要です。