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脳の電気的な活動と私という意識
さて、耳から聞こえるもの、目の前に見える景色。全てが、複雑で、自然で、様々なものが私たちの外界にあるように思います。
でも、これは、そのものを見ている、と言うよりは、そのものの刺激が、体の感覚受容器に反応し、それが脳に行って、脳神経が反応することで、どうしてか、それをあたかもそこにあるように感じ取れる。
意識には、身体性もあるとは思いますが、脳の活動によって、そこにある、と感じられる。
私の頭の中の思考も、この文章を書こうとしている頭の中の話し声、思考も、電気信号であり、あたかも私の思考であるようなこの語り声も、私ではなく、電気信号であるため、ややこしんですけど、私であるようで、私自身では無い。耳から聞こえる音も、音そのものではなく、電気信号。音そのものを聞いている訳では無い。
何言ってるか分からなくなってきてますが、この頭の中で流れる自分の思考も、自分と思っているけれども、自分ではなく、電気信号を私の声だと思っている。
言いたいことは何かと言うと、今、私の中で出てくるいつもの私のような思考をした声は、私ではなく、私のように思えてたけど、1つの電気信号であって、私では無い。私の声のように聞こえるけど、それは、外の音が外の音として聞こえるように、実際は、脳の電気信号をそれと信じているだけ、かもしれません。
私は、本当の私は、どこに?
では!