物書く時間
のたりのたりのなまけもの 2021.9.11
只今朝八時
私は家の外に座っている
何故か?
坊にいちゃもんをつけられたからだ
パンが食べたいと言うのでパンを焼いた
すると焦げ目が薄かったそうで
やいてない!と怒られてもう一度焼くと
まだやいてない!!!!と泣く坊
「えー!おかあさん焼いたよー!焦げ目つとるよー!茶色いよー!」
「ちがう!!やいてない!!」
ぎゃあああああああおおおおおおおおん!!!!
否定されたのが嫌だったのか
いや、もはや理由などないのだ
この段階の泣きには
じゃぁもういーやー(無の状態)と
卵とハム(これも坊のご要望)を焼いていたら
さらに上の段階へ
起きてきた夫に
「おがーざんがっゔえっパンっ!たべれんっ!ぼえっ!」
と告げ口
なーんでなーーーん
「おかあさんわるくないもーん」
で、遂に坊の逆鱗に触れる
「もうっ!!!おがーじゃんぞどにでどっで!!」
、、、、、、、。
日本だろうがコスタリカだろうが
変わらない坊のいちゃもんタイム
でもいつもとちょっと違うとこもあるのだ
口当たりのさっぱりとしたコスタリカの珈琲と
鳥たちが唄う朝の歌
久方ぶりの
神聖な
朝の物書く時間
おや
家の中から聞こえてくる
「おかーさんは?なにしよるん?」
「そとにおるよ。呼びに言ってきんさい」
そろそろこの朝の時間もおしまいかな
ちょっと特別な
私の物書く時間
「おかーさんはいっていいよー!」
朝の太陽のようなニコニコ顔で
坊が呼びにくる
「はーい!今行くよ」
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