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以前読んだ本の感想「感動を与えて逝った12人の物語」

「死ぬときに後悔-」に共感を覚え、続きを読むように、この本を手にとりました。
 紹介されているエピソードには、いろいろな人生があり、一言でくくれるものでは、ありません。仕事に打ち込んでいた人、常に笑顔を絶やさなかった人、娘と別れて生活していた人、一生独身だった女性...
 ただ、共通していると思うことは、「死」という、どうしてもあらがえないものを目の前にしたときの、嘘いつわりのない真剣さでした。
 また、どの方々も、自らの体調がおもわしくないなか、看護師や医者に感謝の言葉をかけている。自分さえよければいいというような考えは、続かないのでしょう。
 事実に基づいて書かれていると思うので、安直な感想を書くのもはばかられます。
 たぶん、そう遠くない(あっという間?)におとづれる「そのとき」の前に、自分なりに精進していきたいと思います。
 
<著者>大津 秀一 氏
<出版社>到知出版社

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