#うつ は心の骨折ってホント? #下書き
私の名前は心 理(ココロ コトワリ)。心診士(シンシンシ・自称)をやっている者です。心診士は読んで字のごとく心を診ることを生業とし、心の問題に対して数々の思考実験を繰り返して理解を深め、皆様と共に世間に広めることを目的に活動しています。
※タイトルに #下書き と書かれている記事は後日編集する予定です。読みにくかったり誤字がある場合がございます。
※心理カウンセリング(以下心理職と略)
心理職から見る世間様の誤解第一位は「うつは甘え」でしょう。
うつはこころの風邪とも言われてますが、風邪は万病の元なのであながち間違ってはいないのですが、風邪というワードがイメージとして軽さを感じさせているのが残念です。
で世間的にイメージしやすいのは何かなと考えていたのですが「心が折れる」という比喩もありますから「うつは心の骨折」というのがイメージとしてピッタリではないかと思います。さすがにいくら体育会系でも骨折は甘えみたく考えないでしょう。それでなくても心の芯の部分が折れてる状態がうつなのです。というわけでタイトルも筋肉痛から骨折?に変更しました。心折れるの出典はスポーツ選手から広まったみたいですね。
心折れるとは意欲が削がれるという意味で使われていますから、うつをイメージするのにぴったりですね。
もちろんうつにも骨折にも骨にひびが入る程度から複雑骨折までいろいろ段階はありますが、重症なのには変わりません。
また本当のうつかどうかの見極めとして理屈が合って凹むのは因果応報。こちらは甘えと誤解される心理状態ですね。以前ある力士が協会に叱られて凹んだことがニュースでありまして、精神科医がそれを急性うつと診断したらしいのですが、日本の精神科の未来の危機を感じましたよね。ニュースや新聞に載っていたのでこれが日本のレベルかと思われたくないですね。
心理職が扱うのは理屈に合わないで凹む不可思議な現象です。叱られて凹むのはむしろ正常な反応であって、叱られてもいないのに凹んでいるのが心理職が診断するに値する心理状態だからです。上記の骨折で例えるなら本人が何故か知らないうちに骨折しているような状態でしょうか。多分長年積み重なった疲労骨折だと思いますが。
ともかく筋の通っているものは言ってみれば心理職の出る幕ではないです。一般常識でアドバイスする程度で良いと思います。全く何もしてないのに涙が止まらないという状態になればうつの可能性が高いということです。その時こそ専門家に頼ってほしいところですね。
いかがだったでしょうか?誰が言い出したのかうつは甘えという誤解。甘え以前にうつを知らない素人の言葉が独り歩きしている感じですよね。言葉は常に変化していきますから甘えというのも変化させていかないといけませんね。
心理職にとってうつ及び異性心理の理解は基本スキルと言っても過言ではないと思っています。
さて次回のテーマですが「私が #ユング心理学 を推す理由」について考えてみようかと思います。ユング心理学はオカルトだと言われる中、私が惹かれた魅力について語っていけたらなと思います。
出来るだけ月曜日に更新したいと思っていますので、皆様よろしくお願いいたします。