はるあき

主にひとりごとです。 気分のおもむくままに、書き散らしてみます。

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最近の記事

ねむれない けど ねむりたくない……?

ねむれない けど ねむりたい ねむりたい けど ねむりたくない まったくわたしは あまのじゃくだ こんな つかれたあたまさえ 好きだったりする もう もはや かわりものだ でも もう それでもいいの いざとなったら たぶん なんとかなるんだよ きっとね きっと

    • あたたかい風がたまる天井のほど近くにて

      この部屋は 暖房がきかない 天井が高いからか 熱気みたいなものが ぜんぶ上へ上へと いってしまう テレビをみてても そばをすすってても ただ ただ 寒いばかりだ そんな冬が そんな冬のあしおとが もうすぐそこまできている きっとことしも おんなじだろう だからこそ だれかをあたためたくなるのに ぎゅっと抱きしめて あたためたくなるのに ぼくのからだのあたたかさなんて たかがしれている けれど けれども それを だれかと わけあいたくなる ああ まことにセンチ

      • じゃあ、誰がやってくれるっていうのさ。

        あまりにもたたかいすぎた ひとりでたたかいすぎた 案の定きずついた くたびれた 外へ出られなくなった そして休まなくちゃならなくなった 結局、ね…… きっとこういわれるだろうな 病院のあのひとに話したら 「たたかっちゃダメです スルーしないと」 そりゃ 言いたいことは わかる ものすごく、ね。 でも、スルーすることで、わたしの気持ちはどうなんのさ? スルーして、わたしの気持ちは救われるわけ……? ガリガリと肉と骨を削り取られながら、それでもなんとか、相手に自分

        • どこか

          駐車場からながめる花火は 今日もきれいだった。 この街はこの時期になると、毎日、花火の打ち上げがある。 まあ、この街というよりかは、とある区切られたスペースのために打ち上げられていて、僕らは、そのおこぼれにあずかっているようなものなのだけれど。 少し、お酒によわされて、まどろみながらふっとながめるのが、いちばんすきだ。あるいは、何もかもがいやになって、さみしくてさみしくてしかたがないときに、思わず見上げた空の先にある、あと少しで消え入りそうな花びら、あるいは、火花の一片

          東京の空をみあげて

          きっとあなたは ここにはいない ここにはいないけど それでも 空にあなたをおもう あの雲の向こうの そのまた向こう 遠く遠く離れた場所だ あなたがいるのは けれども 同じ空を 同じ空気を お互いに感じている それだけは かわらないこと ただ それだけは

          東京の空をみあげて

          雨はやむ

          雨はやむ きっとやむ いつかやむ そのうちやむ それはわかっているのに なぜか わからない なぜだろう なぜだろう なぜだろう……

          ためいきをつくと……

          ため息をつくと、幸せが逃げるよ。 どこかでだれかが、そう言った。 けれども、ほんとうにそうだろうか。 少なくとも、僕はちがう。 ため息は、単なるガス抜きだ。言ってしまえば。 そして、あたらしく、しあわせを受け入れるための、そして、また、しあわせを育てるための、準備だ。 からだのあちらこちらへ、そして、こころのあちらこちらへ、あたらしい空気をおくりこむ。 そうして、そうして…… それから、それから…… だって、しあわせは長く続かないんだもの。 どこかで、なに

          ためいきをつくと……

          つらいきもち

          ことばを口にする。 つらい、つらいと言えば、本当につらくなるような気がする。 だから、ほんとうは言わないほうが、いいのかもしれない。 それに、ほんとうなら、たのしいことを、ことばにしたい。 だけれども、 つらい、つらいと、言わずにいられない。 たのしいことを、ことばにするなんて、そもそもむりだ。 だから、 つらい、つらいと、口に出さずには、いられないのだ。

          つらいきもち

          チョコレート味のシュークリーム

          ラーメンとギョウザをあれだけ食べたのに、まだどこか口ざみしい僕は、帰り道のスーパーでお菓子を衝動買いする。 そういえば、「買い物は、お腹がいっぱいの時に!」というようなことをきいたおぼえがある。たしか節約術だったような……? でも、根っからの大食いな上に、常によくわからないさみしさまで抱えている、こんな自分には、そんなアドバイスなど効くはずもない。 そういえば久しぶりに来るな、ここ。そんなことを思いながら、さんざん店内を歩き回ったあげく、手にしたのはシュークリーム。ほん

          チョコレート味のシュークリーム

          春だったの

          春だったから あなたに会いに来たの 春だったから コップに花をいけてみたの 特に深い意味はなくてね ただ 春だったから それだけなの ごめんね。

          春だったの

          あかり

          窓から漏れるあかりが なぜか今日は 胸にささって いたい どこからきて どこへいくのかもわからない そんなさみしさのせいだろうか すっかり暗くなってしまった じぶんのまわりをみて ああ また いたずらに時間をすごしてしまった そう おもうのだ

          雲が動いた

          雲が動いた さっきは あんなに まるで大ざっぱなうろこのように 広がっていたのに 帰ってきたら どこへ消えたのか だだっぴろい 大きな広場が 空に ああ こんな空を ずっとみているのも よいな そうおもった ああ こんな空を ずっとみていられたら よいのに 何があっても 時間はうごいてる 雲もうごいてる 気持ちもうごいてる そのほか みんな みーんな うごいてる わたしが 買い物へ出ている たった一時間ちょっとの あいだに

          雲が動いた