【無料公開中】【#40台本】マメの可能性は無限大!大豆ミートから緑肥まで 〜農業とSDGs-2/3
ポッドキャスト番組「農と食のラボラジオ」【#40 マメの可能性は無限大!大豆ミートから緑肥まで 〜農業とSDGs-2/3】限定公開の台本です。
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「農学ガチ勢TTです」「農学ビギナーゆとです」この番組は、農と食を身近に、科学的に、哲学的に考える、農と食のラボラジオです
農とSDGs-2/3 仮題 マメの生存戦略がおもろい
今日はメタ視点?っぽく
前回、消化しきれなかったとのことなのでおさらい植物が吸収したCO2を土に返すのが大事肥料の製造もCO2が出るその観点で、緑肥に期待している
ーーーーーーここまでおさらいーーーーーー
緑肥とは
・別名カバークロップ
・食べないし売ることのできない農作物
・土を耕したり、雑草とか植物の病気の被害を減らしたりする効果
→間接的にはお金になる(農薬代、収量UP)
・土に帰すと空気中にいたCO2が、炭水化物や繊維になって土の中に固定
・あと、肥料になる
養分の自給自足はSDGs的にとても大事
→理由: 肥料は化学工場で作られる(CO2排出)
→コーンの肥料半減できる例もある
→農家収入、末端価格の1割に影響?
肥料は外国産なので輸送プロセスでもCO2でる
→緑肥はその場で養分が作られる
→地球温暖化の救世主になりうる
Q. 農作物の養分は緑肥から来る、では緑肥の養分はどこから来てるの?A. 空気(想定A、わからない)
・マメ科は空気中の窒素ガスを養分にできる
無肥料でも養分をゲットできる
・実はマメ自体にその力はなく魔法を使っている
Q. 魔法とは何か? A. 召喚魔法。ファイナルファンタジーみたい。
マメの召喚魔法
・マメはRhizobium leguminosarum(根粒菌)を召喚している
・根粒菌は空気中の窒素ガスを養分に変える(アンモニア、以降、硝酸化成菌により可溶化)
・「フラボノイド」と唱える。フラボノイドという物質を根から出して根粒菌を召喚する
・(Tips)大豆イソフラボンって聞いたことない?
女性に優しい成分で、FANCLからサプリメントが出てたりする
マメ社長の経営術
・マメ社長が根粒菌を人事採用している。
・根粒菌に養分を供給させる。労働の対価として、光合成で作った糖分や酸素を支払っている。
・根粒菌に24時間働かせるために、社宅を準備している。根粒というコブを根に作り根粒菌を住まわせている。
(Tips)Q. 根粒菌の社宅=根粒には、給料袋が用意されている。どんなものか?(ヒント:酸素用)
A. レグヘモグロビン。大豆ミートに肉らしさを与えるやつ。ビヨンドミートのコア技術。
・マメは肥料以外からも養分を得られる(すごい
・このおかげで痩せた土地でも耕作でき、ブラジルのマメ栽培は世界2位になった。
マメ科ホールディングスグループの採用活動
・マメ株式会社も人事採用は重要
=窒素固定能が強いのを雇いたい
・日本の土には優秀な根粒菌が少ない
=窒素固定能が低い(能力が低い)
=養分リッチだと共生しない(マメ側も消極的?)
・アメリカからヘッドハンティングした
=養分リッチでも共生できる
・しかし日本固有の根粒菌が共生してしまった
ところが、
・国内で優秀な根粒菌が東京都府中市で発見
=東京農工大学のキャンパス
=名前はNKS4(農工strainの略???)
・既存社員と違い、経営が順調でも怠けない
=土が豊かでも養分を生産する
・2019年に論文化された
・実は根粒菌は売ってるが既存のものでは不十分
・NKS4が大豆の安定生産のブレークスルーになると期待されている
ゆと感想、TT感想
まとめて終わり
ーーーーーここまてで1話ーーーーーー
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