妻が週3で飲み行くからアダルトチルドレンを自覚した話
どうも、星野源の新アルバム発売&ツアー開催が発表されて上機嫌のノセさんです。
オードリーANN東京ドームでアリーナを引き当てた我のチケ運よ!来年も頼むぞ!!
前回の初めての記事を読んでくださった方、ありがとうございました!
僕という人間やどんなnoteにしていきたいか書いてみたので、未読の方はもしよければ覗いてみてください。
さて今回は僕がアダルトチルドレンを自覚したきっかけをつらつらと書いていこうと思います。
わりと恥ずかしいのですが、言葉にして自分でも整理しておきたいので頑張ります。
妻とのTHE・すれ違い生活
今年で結婚生活も4年目。
そろそろ「落ち着いた夫婦の余裕」を手に入れている頃だと思っていたのに、現実はまるで違いました。
落ち着くどころかちょっとしたカオス。
きっかけは、引越しに伴い私と妻がほぼ同時期に転職したことでした。
転職そのものは良かったのですが、それによってお互いの生活リズムがずれ始めたのです。
妻は夜、友達と過ごす時間が増え、私は仕事で夜遅くに帰宅する毎日。
これまでは仕事終わりに家に帰ればご飯を作りながら待っていてくれたり、外で待ち合わせて飲みに行ったりしていたのに。
妻が多い時は週3で飲みに行っちゃうし、その日に限って僕は仕事早く終わったりして、もうタイミングが合わないのなんのって。
もう寂しいのなんのって。寂しいもんだから帰ってきた妻に冷たくしちゃったりして、それで雰囲気悪くなってまた妻は逃げるように飲みに行く。
THE・すれ違いですね。
二人の時間が減る中で、僕の中で不安、寂しさ、満たされない思いがどんどん積もっていきました。
でも、それを上手く言葉にできないまま、ただ「妻が変わってしまった」「もっと自分に向き合ってほしい」と一方的に感じる日々が続いていたのです。
結婚の理想と現実を知る
これではいかんと、妻が寝た後で深夜に一人、A4用紙に今の自分の想いや考えをひたすらに書きなぐりました。
そして浮き彫りになったのは、僕が結婚に抱いていた理想でした。
それはとてもシンプルで甘い考えで、
「結婚相手はいつも自分の希望する形で自分を愛してくれる人であるべきだ」
というものでした。
どんなときでも肯定してくれて、ありのままの自分を受け入れ、承認欲求を満たしてくれる。
傷ついたときには癒してくれ、孤独なときにはそばに寄り添ってくれる――そんな「無条件の愛」を、僕は結婚生活に求めていたのです。
そして僕は結婚生活において、妻に「孤独感を消してほしい」「愛されている実感を与えてほしい」と無意識に求めていたわけです。
言葉を変えれば依存したかったのだと思います。
でも現実は違います。
妻も一人の人間で、自分の仕事、時間の使い方、考えがある。
僕の「もっと自分を見てほしい」という願望が、彼女にとってプレッシャーになっていることにも薄々気づいていました。
でもそのギャップに対して、僕はどうにも折り合いがつけられない…
メンタルダムの決壊
頭では、「誰かに依存しても幸せにはなれない」とわかってる。
でも、心がその現実についていかない。
気がつくと「もっと愛してよ!」「もっと認めてよ!」という小さな叫びを抱えながら、怒りと悲しみで自分がコントロールできなくなってしまう。
「なんでこんなに面倒くさい人間なんだろう?」と自己嫌悪したり、「いやいや、これくらい愛されてもいいでしょ!」と開き直ったり。
最終的には、妻との関係に苛立ちを感じつつも、自分に対しても呆れと諦めが混じり合う、謎の心境に。
乱高下する感情に振り回されて精神的に疲弊していました。
こうしてぐるぐる悩んでいるうちに心に限界が来てしまいました。
ある夜、家で妻と久々に食事をしている最中、涙が溢れてきてしまいました。
それからはもう、泣きながら思いの丈をぶつけました。
「自分は他人に依存しないと生きられないどうしようもない人間かもしれない。わかってるのに心がついてこない。」
妻は最初はびっくりしていましたが、最後まで話を聞いてくれました。
そして、話してくれてありがとう、と言ってくれました。
正直、この辛い思いを打ち明けて「じゃあ別れよっか」と言われたらどうしようという不安もあったので、妻からのその言葉に安堵してさらに号泣。
大人になって初めてあんなに泣いたかもしれない。
「アダルトチルドレン」との出会い
泣き止んで冷静になったらなんだか「なんで自分がこんなにしんどい思いをしなきゃならんのだ!」と謎に腹が立ってきて、その原因をネットでひたすら検索。
そこで出会ったのが「アダルトチルドレン」という言葉でした。
「もしかして、これってアダルトチルドレンなのではないか」と思ったとき、過去の自分の行動や感情がいくつも思い当たりました。
両親の関係があまり良好ではなかったこと、家庭で安心感を得られなかった記憶。
そして、それを埋めるために恋人や妻に過剰に愛情を求めていたこと。
すべてがつながった瞬間。
僕は若い頃から結婚願望が強かったのですが、単に「誰かと幸せになりたい」という気持ち以上に「愛されることで自分の存在価値を確かめたい」という思いが背景にあったのかと納得しました。
妻に求めていた「無条件の愛」も、本来は幼少期に親から与えられるべきなのにそれを受け取れずにここまで来てしまったのだとわかりました。
考えてみると「無条件の愛」なんて、親以外からはもらえないんですよね。きっとそれで人間って「生きてていいんだ」って無条件の自信がつくんだ思います。
なのにそれが欠けているもんだから、ずっと自身が無くて、ずっと心が渇いている。
穴の開いたバケツみたいに、いくら愛を注いでも零れ落ちて行ってしまうんですよ。
これからの話
この気づきによって、道が開けた感覚がありました。
子どもの頃からなんとなく抱えていた人間関係のしんどさみたいなものに名前が付いたことで、少し心が楽になったんですよね。
そして「自分で自分を認める」スタートラインに立てたと思っています。
妻ともその後、さらに話し合いました。もう話しまくりました。
妻との4時間以上に及ぶミーティングの末に辿り着いた画期的な夫婦関係改善メソッドも今度noteに書きたいと思います。マジですごいです。
もしここまで読んでくださった方がいたら、本当に本当にありがとうございます。書いてよかった!
もしよければ次回も読んでいただけたら嬉しいです!
それでは!
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