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自由と個人主義は人類にはまだ早い?----アイン・ランド「水源」について のメモ1

まず最初に、
1、
藤森かよこ氏講演3のDVDのメモです。だれかに読んでもらおうと書いたものではありません。悪しからず。
2、
藤森さんの考え方や文章が好きなのだが、以下の文章がいかにも藤森さんらしいと思い出す→DVDを再び見てみようと思うきっかけなのであります。

アイン・ランドには関係ない藤森かよこのBlog  
2019年3月5日 
[358] 近代疲れ?ゲルマン民族大移動ならぬイスラム大移動について より転載 
「私は、ニーチェ愛読者なんで、「平等、人権、博愛、多文化主義」なんて、結局は奴隷道徳になってしまうと思ってる。
この世界は、生きたいと激しく希求して戦うことから逃げない者たちの闘争の場であって、自分の国から逃げて他国の生活保護に依存するような人間を許したら終わりだと思ってる。「私は弱者だから救済して〜」なんて言う奴は生きなくていいと思ってる。弱者救済なんてない。ユートピアもない。」

転載終わり

※誤解があるといけないので、こちらも藤森さんのブログから転載。
「あっ!でもセーフティネットはちゃんと残してね💓」
「ただし当人の責めに帰さない生まれながらの社会的弱者のみならず、努力を怠った結果としての貧困者に対しても一律に富が再分配されるようなアホなシステムはもういやよw」



それと私のお気に入りで藤森さんがよく用いる言葉がこちら

「地獄への道は善意で敷き詰められている」

以上。ではここからがDVDのメモ書きです。



(1)「水源」出版までのアイン・ランドの軌跡

ジューイッシュ=ユダヤ系 2つある ヨーロッパのジューイッシュは日本人には理解不能な恐怖がある ユダヤ人の中の差別の分断性

アシュケナージ→イスラエル12古士族 スファルディ→マラーノ=スペインの豚(スペインで主に王朝の税務系の仕事につく)がオランダに入ったこと

ヒラリークリントンはスペインからオランダに入った貴族系 ヒラリー・ローダム・クリントン=ロダム=オランダ系ジューイッシュ ご主人がアーカンソー出身なのでアーカンソーではなはくNYから出馬したのは、NYはオランダ系ジューイッシュのメッカだから。NYは昔はニューアムステルダムと呼ばれ、オランダ人が最初に入った。(私の見解:ローダム=ロッテルダム出身かな、知らんけど)
王国(ここではオランダ)でるのは主にアウトカースト=さまよれるオランダ人(ユダヤ系)

アシュケナージはマラーノ(ユダヤの豚)とは別の場所へ移った→オスマントルコ・ㇵザール帝国・ロシア・オランダ・ウクライナ・ポーランドへ
そんなバックボーンの中ランドはサンプトペテルブルグで生まれ育つ。つまりアシュケナージ系ユダヤは豚の豚の豚でありパッチもん。

おじいちゃんは軍に洋服を降ろす仕事、おばあちゃんはワルシャワの大学を苦労して通った。なぜならユダヤ人が大学に入学できるのは2~3%しかない可能性=日本人にはわからないものすごいユダヤ人差別があったから。

ランドが生まれ育ったサンプトペテルブルグにもポグロムが存在 ポグロム=ユダヤ人への集団的迫害行為(殺戮・略奪・破壊・差別)

よくランドは個人主義と言われるが血縁共同体で生き延びた。アメリカで生き延びたのも共同体から金借りて生き延びる→ロシアの本家からも金借りた。

ロシア人は変な人。女帝エカテリーナ二世はロシア人じゃないのに皇帝になっちゃった。

ヨーロッパのインテリ家庭は家庭教師つけてフランス語を習わせた。ランドの母は多言語できた。フランスの本をサンプトペテルブルグまで取り寄せランドに与え読み聞かせていた。

DVD 10:34



(2)~(5)「水源」出版までのアイン・ランドの軌跡

1914 Stoiunin に入学 Stoiuninは貴族は入れない、貴族は修道院系:ギリシャ系正教会の学校へ  Stoiuninはその後ロシア革命のパージで粛清対象で無くなる

夏の休暇中に勃発した第一次世界大戦の為、急いでサンプトペテルブルグへ戻ったランドはロシアは田舎だ、と思った。(私の記憶:NYから見た東京は地方都市の田舎なんだな)戻ったらランドのとおちゃんの薬局と所有するビルもBolshevikに国有化→とおちゃんやる気無くす→一家は貧乏生活へ(ランドのとおちゃんも頭良く大学卒業して苦労して薬局が成功しビルも所有)

Stoiuninで初めてできた友達がなんとロリータ著者のウラディミール・ナボコフの娘さん Olga Nabokv 。ロリータは退廃の極みだがアメリカでは strange bedfellow としてランドと並ぶ存在

ロシア革命はランドにとってトラウマに

1917 2月革命 
3月 ニコラス2世退位 共和制へ  労働者武装
4月 レーニンがベルンから帰国 スターリンもシベリアから戻る  
9月 Bolshevik 選挙勝利 共和国はわずか8か月でしゅーりょー 

※ポイントは3/1の労働者武装 日々の生活に忙しい労働者がなぜ武装した?庶民が1億人集まったって革命なんかできっこない→裏で焚き付けた奴がいた・武装させるプロがいた(私の解釈:歴史が動く時や世界的な事件の裏には必ずこういう人間や集団がいると言いたいんだなぁ:明石元二郎を思い出しますね~)

ドクトル・ジコバ 映画:我ら生きるもの → ロシアもアイン・ランドのサイトが多い

以前に藤森さんがロシアに行ったときの話:ロシア人曰く:そろそろユダヤ人(豚の豚の豚)また虐めなくっちゃな(笑)

イスラエルに大使館の多い理由:イスラエルには二重国籍者が多い→豚の豚の豚をイスラエルに閉じ込めたぞ~→ユダヤ人はイスラエルがどうなるかわからないと思っている→だから二重国籍(特にヨーロッパとの)→何かあったらもう一方の国籍の国に戻ってきちゃうじゃないか!!→それをチェックするためにイスラエルに大使館が沢山あるぞい!

アメリカの大学で安全保障を学んだ知人の逸話:イスラエルにいったらモサドがついてきたは!(笑)  アメリカ人も本当はユダヤ人うざいんだ!と思っている←絶対言わないけどな!→ユダヤ人いなかったらヨーロッパはもっと平和だったのに

1917~1918 こんな激動のなかでもランドはフランスVictor Hugo のフランス革命に興味津々少女爆進中♪なのである

1918 中産階級・ユダヤ人の資産収奪始まる→ランドのかあちゃん「こんな生活はだめだ!逃げましょう!」 とおちゃん「いや、こんな変な生活が続くはずない!※結局70年続きましがね(笑)」 かあちゃん「ベルリンに親戚がいるからベルリンへ行きましょう!」→結局ウクライナ→クリミアに行くことで落ち着く※ベルリン言ってたら全員死んでましたね、たぶん →ランド、クリミアに移住→ランドはそこの私立女子学校でアメリカ合衆国について学ぶ→アメリカ独立宣言→ランド:なにこれ?!へぇー!→アメリカの独立宣言=ヨーロッパの近代思想のサンプル(私の解釈:おお!ランドはフランス革命とアメリカ独立宣言でつながったなぁ)

DVD 23:30 

本日はここまで。

ここまでお読みいただきありがとうございました。なお私の情報処理能力が非常に低いので更新速度は遅いです(笑)

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