梁川 欠

私には脳梁が生まれつきありません。脳梁欠損症です。脳梁は、左脳と右脳の間にあり、左右の脳の情報交換をしています。これは、脳梁欠損症と向き合った私自身の記録です。脳梁欠損症とはいったい何なのか?

梁川 欠

私には脳梁が生まれつきありません。脳梁欠損症です。脳梁は、左脳と右脳の間にあり、左右の脳の情報交換をしています。これは、脳梁欠損症と向き合った私自身の記録です。脳梁欠損症とはいったい何なのか?

最近の記事

1-3 診断後の生活〜芸術鑑賞

 私は、学生時代から美術や音楽の成績は良いほうでしたので、美術鑑賞や音楽鑑賞は一番手軽に始められることでした。脳梁欠損症の診断後、脳を刺激する手段として美術鑑賞を生活に取り入れるようになりました。 3.美術鑑賞  『脳は「ものの見方」で進化する』(ボー・ロット著)では、美術を通じて私たちの知覚や「ものの見方」がどのように影響を受け、変化するかを探究しています。芸術作品を鑑賞する際、私たちはその形、色、構図、そしてそれに関連する過去の経験や知識から影響を受けます。美術は私た

    • 1-2 診断後の生活〜運動

      2. 運動有酸素運動 『運動脳(アンデシュ・ハンセン著)』を読み、ウォーキングやジョギングが脳に良いことを知り、朝の通勤時に30分ほど歩くことにしました。もともと歩くのは好きだったので、抵抗なく始めることができました。息がはずむほどの適度なペースで歩くと、頭がスッキリし、仕事中もイライラすることが減ったように感じます。ウォーキングは脳に多くの良い効果をもたらします。以下が主なものです。 ⑴ 認知機能の改善   定期的なウォーキングは、記憶力や注意力  の向上に寄与します。運

      • 第1章1-1 診断後の生活〜食事

         脳梁欠損症は難病に指定されているにもかかわらず、無症状である場合、医者が積極的な対応をしないこともあります。保険適用の範囲でできる検査はすべて終わり、他に提案される検査もない。そんな中で、私は自分でできることを模索することにしました。  まずは生活習慣を見直し、脳に良いとされる食品を調べたり、脳科学や心理学、精神療法、ビジネス書などの本を参考にして考え方を改めたり、ジョギングやウォーキング、美術鑑賞や音楽鑑賞など、脳を刺激する活動を積極的に取り入れるようにしました。習い事

        • 序章〜脳梁欠損症との出会い

           私は43歳のとき、初めて受けた人間ドックで脳梁欠損症と診断されました。  人間ドックの目的は、主に胃のピロリ菌を調べることでしたが、普段から「自分はもしかしたら適応障害や発達障害かもしれない」と感じることがあったので、ついでに脳ドックも受けてみることにしました。何か分かればいいな、という軽い気持ちでした。  結果として、人間ドックの総合評価は「D(要精密検査)」でした。これまでの会社の健康診断ではいつも問題なかったので、この結果には驚きました。どこが悪いのか詳しく見ると

          自己紹介

          はじめまして。 梁川 欠(ハリカワ カケル)と申します。 性別: 男 身長/体重: 182/73 住まい:川崎市宮前区 仕事:接客業(ベビー用品)    →製造業(食品添加物) 趣味:美術鑑賞、ウォーキング、ブルワリー巡    り 特技:チャイルドシート取り付け、ベビーベッ    ド組み立て 資格:英検2級、剣道初段、普通自動車免許、    賃貸不動産経営管理士、宅建、賃貸住宅    メンテナンス主任者、空き家コンサルタ    ント 好きなもの:焼肉、ステーキ、クラフトビー